100kmやフルの大会では、いつも関門通過予定タイムを設定して走る。
今回のゴール予定スケジュールは、時刻:17時33分→所要時間:12時間33分
としている。
少し戻るが、第1関門(No9エイド)上戸沢:36.9kmを予定:9時1分出発のところ
9時18分に出発となってしてしまった。17分遅れ。
ゴール予定の17時33分+17分=17時50分・・・・ではないか。
あせり・・・・・。
楽しみにしていた「なめこ味噌汁」の味なんか、わからないほどあせった。
どうやって、この遅れを挽回するか。
ここから、約3.5km先のSL560m(上戸沢との比高差200m)の
大覚野峠をどうやって、「攻略」するか。平均勾配6%の登り。
十和田湖一周、子ノ口から御鼻部山11km、比高差700m、平均勾配6.4%
幡平一周、松尾から頂上22km、比高差、1250m、平均勾配5.7%
で鍛えてきたので自信はある。
だが、上戸沢での休憩を予定の6分を4分30秒に削らざるをえなかった。
もう2分休んで、脚の屈伸をしたかった。
この「つけ」がやってきた。
歩かず走りつづけていたら、大繋沢峠の1km手前で、脚が「ひくひく」
痙攣の前兆だ。やむなく100mほど、速歩に切り替えた。
峠から、第2関門まではきつい下りがさらに8kmもある。
途中陸上競技出身の高橋氏(48)に追いついた。腹痛に苦しんでいる。
次の関門で、「湯」を飲むことを薦める。苦しそう。50kmで預けてある、自分の荷物にある「正露丸」を早く飲みたい・・・・、という。がんばれ。
幸い膝は痛くないので、下りは思い切って飛ばした。
第2関門に、10時52分着。遅れは9分32秒に挽回。
やった・・・・。これで、予定通り6分休める。だが消耗しきってしまった。
写真:50kmの第1関門。
ボランティア・サポーターのえっちゃんに1年ぶりに会えた。
彼女は、全日本SKI連盟の東北ブロック技術員だ。SKI指導員を指導する、スーパーSKI母さんだ。
当管理者もSKIの技術指導をしてもらっている。
今回は息子さんは来なかったという。残念。
写真:55km、笑内(おかしない)エイド。この女性ランナーに励まされた。
練習会ならここでリタイアーしたと思うほど消耗している。
写真:61km阿仁トンネル出口エイド。おにぎり1個を噛むと、吐きそうなので、水で流し込んだ。
脚の痙攣兆候は治まったが、相変わらず、消耗が激しい。
シートに座るときの脚の痛いこと。いててて・・・・・。
立つときは、手を突いて、よっこらしょだ。