調子にのって、またイギリスのビスケットの話題です。
ブルボン・ビスケット。bourbon biscuit、ブルボン・クリーム bourbon cream ともよばれています。
ダークチョコレート風味のサクサクしたビスケットに、チョコレート風味のバターミルクがはさんである、チョコチョコしたビスケット。
昔から知りたかった、名前の由来、これを機に調べてみました。
どこを見ても、「フランスの王朝の名前から」と書いてあります。
そんなことは想像がつく。
なぜブルボン?!どこにも書かれていません。
「ルイ14世のお気に入りのお菓子から着想を得た」とか説得力のある説明が欲しいです。
元祖ガリバルディーの会社が1910年に製造を開始した、純粋なイギリス産のビスケット。
ガリバルディーについて書いた6月28日の記事も読んでくださいね。リンクを下に貼りました。↓
またまたハエのお菓子、今度はビスケット2016年6月28日ブログ
1930年代に「クレオラ Creola 」から、現行のブルボンに改名。理由は不明。
今では、いくつもの製菓会社が同じ製法の、まったく同じデザインのブルボンを製造しています。
必ず10個ある表面の穴は、ビスケットを均一な厚さに膨らませるのに必要な空気抜き穴だそうです。
でも、なぜ10個?
イギリス人は、ビスケットを紅茶に浸して食べるので有名です。
アメリカで揶揄のねたになっているそうです。
最初に目の前で見た時はショックでした。
うちの夫はやりませんが、学生時代、休憩時間にいっしょにお茶を飲んだ友達も、家をシェアしていた人達もほぼ全員、やってました。
大航海時代(ナポレオン戦争時代という説も)に船に積み込んだ、日持ちのする乾パンが固くて噛めなかったので、ビールにふやかしてたべたのが起源と、多くの人が信じているようですが、説得力がありません。
噛めないほど硬いビスケットなんて今、ありません!
このブルボンは、イギリス人が選んだ、紅茶に浸して食べるとおいしいビスケット第5位だそうです。
写真に撮るために(何年ぶりかで)わざわざやって、食べてみました。
ずるずるして、やっぱりまずい。
イギリス人は風味が増すとか言っていますが、単なる慣習でしょう。
*********************************************************************
昨日は、第一次世界大戦の、ソムの戦い The Battle of Somme 開戦100周年でした。
イギリス各地と、戦地フランスで追悼式や厳粛な記念イベントがありました。
マンチェスター大聖堂で執り行われた主要な式典をテレビで見ました。
知らなかった!
ソムで開戦直後に戦死した兵士の大半は、グレーター・マンチェスター他、北部の10代の若者だったそうです!
農村や、労働者階級の、海外に行くチャンスなどない100年前の冒険好きな若者が「君が行くなら僕も行く」ノリで次々と志願しました。
地域のサッカーチーム、教会の青年メンバーなど、全員が戦地に行って誰一人帰らない、という悲劇がそこら中であったそうです。
女王陛下の誕生日、サッカーのヨーロッパ選手権、いまいましい国民投票の離脱派勝利・・・と、出番がやたらに多かったこの頃、もう見飽きた!愛国心を掻き立てる、ユニオン・ジャック、追悼式典には欠かせない小道具でした。
軍隊の出てくる式典をテレビで見るのが大好きな私。
右翼ではありません。
ただのミーハーです。
兵士が戦地から家族に宛てた手紙が次々と読み上げられた時には思わず涙しました。
彼らはユニオンジャックの旗の下、別に行かなくてもいい(徴兵されたわけではない)戦地に愛国心を煽られて志願して、戦死したんです。
いたましいことです。
ユニオンジャックで覆ったパブ。営業中。
イギリスがアイスランドに情けない負け方をした前日に撮りました。
サッカーの応援か、EU離脱派支援か?
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
ブルボン・ビスケット。bourbon biscuit、ブルボン・クリーム bourbon cream ともよばれています。
ダークチョコレート風味のサクサクしたビスケットに、チョコレート風味のバターミルクがはさんである、チョコチョコしたビスケット。
昔から知りたかった、名前の由来、これを機に調べてみました。
どこを見ても、「フランスの王朝の名前から」と書いてあります。
そんなことは想像がつく。
なぜブルボン?!どこにも書かれていません。
「ルイ14世のお気に入りのお菓子から着想を得た」とか説得力のある説明が欲しいです。
元祖ガリバルディーの会社が1910年に製造を開始した、純粋なイギリス産のビスケット。
ガリバルディーについて書いた6月28日の記事も読んでくださいね。リンクを下に貼りました。↓
またまたハエのお菓子、今度はビスケット2016年6月28日ブログ
1930年代に「クレオラ Creola 」から、現行のブルボンに改名。理由は不明。
今では、いくつもの製菓会社が同じ製法の、まったく同じデザインのブルボンを製造しています。
必ず10個ある表面の穴は、ビスケットを均一な厚さに膨らませるのに必要な空気抜き穴だそうです。
でも、なぜ10個?
イギリス人は、ビスケットを紅茶に浸して食べるので有名です。
アメリカで揶揄のねたになっているそうです。
最初に目の前で見た時はショックでした。
うちの夫はやりませんが、学生時代、休憩時間にいっしょにお茶を飲んだ友達も、家をシェアしていた人達もほぼ全員、やってました。
大航海時代(ナポレオン戦争時代という説も)に船に積み込んだ、日持ちのする乾パンが固くて噛めなかったので、ビールにふやかしてたべたのが起源と、多くの人が信じているようですが、説得力がありません。
噛めないほど硬いビスケットなんて今、ありません!
このブルボンは、イギリス人が選んだ、紅茶に浸して食べるとおいしいビスケット第5位だそうです。
写真に撮るために(何年ぶりかで)わざわざやって、食べてみました。
ずるずるして、やっぱりまずい。
イギリス人は風味が増すとか言っていますが、単なる慣習でしょう。
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昨日は、第一次世界大戦の、ソムの戦い The Battle of Somme 開戦100周年でした。
イギリス各地と、戦地フランスで追悼式や厳粛な記念イベントがありました。
マンチェスター大聖堂で執り行われた主要な式典をテレビで見ました。
知らなかった!
ソムで開戦直後に戦死した兵士の大半は、グレーター・マンチェスター他、北部の10代の若者だったそうです!
農村や、労働者階級の、海外に行くチャンスなどない100年前の冒険好きな若者が「君が行くなら僕も行く」ノリで次々と志願しました。
地域のサッカーチーム、教会の青年メンバーなど、全員が戦地に行って誰一人帰らない、という悲劇がそこら中であったそうです。
女王陛下の誕生日、サッカーのヨーロッパ選手権、いまいましい国民投票の離脱派勝利・・・と、出番がやたらに多かったこの頃、もう見飽きた!愛国心を掻き立てる、ユニオン・ジャック、追悼式典には欠かせない小道具でした。
軍隊の出てくる式典をテレビで見るのが大好きな私。
右翼ではありません。
ただのミーハーです。
兵士が戦地から家族に宛てた手紙が次々と読み上げられた時には思わず涙しました。
彼らはユニオンジャックの旗の下、別に行かなくてもいい(徴兵されたわけではない)戦地に愛国心を煽られて志願して、戦死したんです。
いたましいことです。
ユニオンジャックで覆ったパブ。営業中。
イギリスがアイスランドに情けない負け方をした前日に撮りました。
サッカーの応援か、EU離脱派支援か?
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
昔、歯の悪くなったお年寄りがおせんべいをお茶に浸してふやかして食べた、という話を思い出しました。
それと似てる?
ところで、江里さん。
日本にその名も『ブルボン』といお菓子メーカーがあるのを覚えていますか?
安い洋菓子を袋詰めで売っている。
確か、新潟とかのお菓子やさんだった気が・・・。なぜ?ブルボン???
と、思ったものですが、今でも定着してよく売ってますよ。
歯の悪いお年寄りに限らずおせんべをお茶に浸すのは日本でもやってるじゃないですか。
ブルボン製菓は、大企業です。独自の製品を出しているしテレビの番組の主要スポンサーもやってたはずです。
新潟出身の知り合いのお父さんが、役員だったのです。
グーグルして商品情報を見てみました。
今売ってるお菓子もほとんどフランスっぽいしゃれた名前がついてます。ウィッキピーディアを見てみたら名前の由来は不明とのこと。
私見ですが・・・戦前に洋菓子、といえばやっぱり憧れのおフランス!!で権威付け、だったんじゃないでしょうか。
イギリスでも同じかも。
根拠ないのか・・・。ブルボン製菓・・・。
ところで、千葉には、なぜか昔から『オランダ屋』という名前のお菓子屋がありますが、和菓子も売っています。