ストックポートのタウンセンターに半年前に完成した、レジャーセンター、レッドロック Redrock。
この奇抜な建築デザインが、9月5日に権威ある建築週刊雑誌、Building Design による栄えある建築デザイン大賞、カーバンクル杯 Building Design's Carbuncle Cup (BDCC) 2018を受賞しました!
2018年連合王国で最も見苦しい建築デザイン大賞を勝ち取ったのです!!
イングランド北西部でも、イングランド全域でもなく、「イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4国からなる連合王国で最も見苦しい建築物」です。
実は、車がビュンビュン通るこの通りに出て建物のこっち側をじっくり見る機会はほとんどありません。
こっち側はもうタウンセンターの外なのです。
高速道路をまたぐ歩道橋に上がって全容を写真に撮ってみようとしたのですが、何しろ大きくて。
レッドロックは店舗、レストラン、カフェ、バー、10スクリーン上映の映画館、スポーツジムと高層駐車場のある総合レジャーセンターです。
ストックポート住民の評判はびっくりするほど良いのです。
レッドロックの名前の由来は、高速道路を挟んですぐ向かいの「赤い崖」だと私は勝手に思っているのですが、どうでしょうか。
おなじみの、ストックポート名物、ストックポート・ヴァィアダクト(鉄道橋)が見えています。
上を通る電車からも強烈な色彩の威圧的なビルはよく見えます。
高速道路をまたぐ歩道橋を渡り切った、赤い崖の上の住宅街側から見たレッドロックです。
セント・メアリーズ教会の古い時計塔の見えるストックポートの古い町並みにそぐわない派手な色彩…が問題なんですよね。
カーバンクル杯受賞の理由はタウンセンターの外がわ、環状道路と高速道路と線路から見える、こちら側の表面処理だといわれています。
商店が並ぶタウンセンター側から見ると地上階は全面ガラス壁の よくある、都市の典型的な商業ビルですよね。
上階のメタリックな青、白 グレーのチェッカー模様も全面でなければそれほど気になりません。
(一階手前のレストランスペースはまだテナント募集中です。)
無機質で簡素ですっきりとしたデザインで、美しくもおもしろくもなく、またそれほど見苦しいとも思えないのですが。
たしかに反対側の高速道路側からだと 毒々しい真っ赤なロゴと立体駐車場壁に張り付いた赤いウロコがイヤでも目に入ります。
閉店する店が相次いであまりぱっとしない、(それでも1930年代の街並みが見事に残る)ネイルサロンとキャッシュジェネレーターとチャリティーショップがやたらに多い通りから見たところです。
ずっと前からこの場所に立っている安売り店「パウンド・ワールド」の側面壁をレッドロックとおそろいの派手なチェッカー模様に表面加工してしまう強気な都市計画…!
(パウンドワールドは数週間前に投げ売り閉店セールをして閉店しました)
木曜日の夜、マンチェスターで働く息子と落ち合って、初めてレッドロックの映画館ライト・シネマで映画を見ました。
平日料金が9ポンド45ペンス(1、335円)私の行く他のどの映画館より高いです!
レッドロックの開館に先立って閉館された旧レジャーセンターの映画館では6ポンドちょっとでした。
全席リクライニング式、ゆったり座れて、専用の木の小さいテーブルがひじ掛けの先についています。
夜の映画館ロビーです。
廊下のスペースも落ち着いていて好感が持てます。
タウンセンター側から見たレッドロック、「連合王国で一番見苦しい建築物」の栄冠に本当にあたいするのか疑問です。
カーバンクル杯の carbuncle というのは、悪質なおできのことです。(ひどーい)
ロンドンの国立絵画館 London National Gallery の新館を見た現代建築が大っ嫌いなチャールズ皇太子が「おでき(カーバンクル)みたい」と感想を述べたことから、この名が冠されました。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
この奇抜な建築デザインが、9月5日に権威ある建築週刊雑誌、Building Design による栄えある建築デザイン大賞、カーバンクル杯 Building Design's Carbuncle Cup (BDCC) 2018を受賞しました!
2018年連合王国で最も見苦しい建築デザイン大賞を勝ち取ったのです!!
イングランド北西部でも、イングランド全域でもなく、「イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4国からなる連合王国で最も見苦しい建築物」です。
実は、車がビュンビュン通るこの通りに出て建物のこっち側をじっくり見る機会はほとんどありません。
こっち側はもうタウンセンターの外なのです。
高速道路をまたぐ歩道橋に上がって全容を写真に撮ってみようとしたのですが、何しろ大きくて。
レッドロックは店舗、レストラン、カフェ、バー、10スクリーン上映の映画館、スポーツジムと高層駐車場のある総合レジャーセンターです。
ストックポート住民の評判はびっくりするほど良いのです。
レッドロックの名前の由来は、高速道路を挟んですぐ向かいの「赤い崖」だと私は勝手に思っているのですが、どうでしょうか。
おなじみの、ストックポート名物、ストックポート・ヴァィアダクト(鉄道橋)が見えています。
上を通る電車からも強烈な色彩の威圧的なビルはよく見えます。
高速道路をまたぐ歩道橋を渡り切った、赤い崖の上の住宅街側から見たレッドロックです。
セント・メアリーズ教会の古い時計塔の見えるストックポートの古い町並みにそぐわない派手な色彩…が問題なんですよね。
カーバンクル杯受賞の理由はタウンセンターの外がわ、環状道路と高速道路と線路から見える、こちら側の表面処理だといわれています。
商店が並ぶタウンセンター側から見ると地上階は全面ガラス壁の よくある、都市の典型的な商業ビルですよね。
上階のメタリックな青、白 グレーのチェッカー模様も全面でなければそれほど気になりません。
(一階手前のレストランスペースはまだテナント募集中です。)
無機質で簡素ですっきりとしたデザインで、美しくもおもしろくもなく、またそれほど見苦しいとも思えないのですが。
たしかに反対側の高速道路側からだと 毒々しい真っ赤なロゴと立体駐車場壁に張り付いた赤いウロコがイヤでも目に入ります。
閉店する店が相次いであまりぱっとしない、(それでも1930年代の街並みが見事に残る)ネイルサロンとキャッシュジェネレーターとチャリティーショップがやたらに多い通りから見たところです。
ずっと前からこの場所に立っている安売り店「パウンド・ワールド」の側面壁をレッドロックとおそろいの派手なチェッカー模様に表面加工してしまう強気な都市計画…!
(パウンドワールドは数週間前に投げ売り閉店セールをして閉店しました)
木曜日の夜、マンチェスターで働く息子と落ち合って、初めてレッドロックの映画館ライト・シネマで映画を見ました。
平日料金が9ポンド45ペンス(1、335円)私の行く他のどの映画館より高いです!
レッドロックの開館に先立って閉館された旧レジャーセンターの映画館では6ポンドちょっとでした。
全席リクライニング式、ゆったり座れて、専用の木の小さいテーブルがひじ掛けの先についています。
夜の映画館ロビーです。
廊下のスペースも落ち着いていて好感が持てます。
タウンセンター側から見たレッドロック、「連合王国で一番見苦しい建築物」の栄冠に本当にあたいするのか疑問です。
カーバンクル杯の carbuncle というのは、悪質なおできのことです。(ひどーい)
ロンドンの国立絵画館 London National Gallery の新館を見た現代建築が大っ嫌いなチャールズ皇太子が「おでき(カーバンクル)みたい」と感想を述べたことから、この名が冠されました。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
チャールズ皇太子は新しい建物が嫌いなことも、江里さんのブログで知りました。
映画館の中はネオンですね♥
みーんなこんなふうな建築にあふれていますよ…。
カーバンクルっておできなの?
気が付かなかったけど、こんなカーバンクルクラスの建物があるんですか、日本に?
いえ、入り口のある町側から見たらそれほど奇抜ではないんです。
建築のプロ(建築雑誌の読者と編集スタッフ、都市計画デザイナー等)が選んだ今年の一番だそうですが実際来てみて選んではいないと思います。写真や設計図見ただけじゃないのかなぁ。プロのkakowakaさんはどう思われますか。
チャールズ皇太子はよく知らないくせに余計なお世話な発言が多い。黙ってろ。
で、最終選考では、実際に見にくるのでは?
どこの郊外にもあると言うのは言い過ぎかもしれないです。でも似たようなのはありそうです。
たいてい、大きい看板が付いてるような感じで。
走る車から目に付きやすい外観で、広い空間を取れるような鉄骨造のように思います。
周りを写さず、看板も見えなければ、どこの国かわからないかも。
チャールズさんは結構志向がはっきりしていて、自分の考えをよく言ってますね。
良し悪しは別にして、当たり障りのない話しかできない日本の皇族より、だいぶ自由なんでしょうね。
構造とか建築法とかいっそのこと間取りなんかも本当にどうでもよさそうな気がします。見た目が問題。
町の周りの環状道路とモーターウェイから通りがかりに見ただけでストックポートを訪れたことのない人が票を入れたような気がする。
ストックポートに住む人以外の通りがかりのドライバーの目につくようにハデハデにしたのが裏目についた。車で通りがかりの人が「お、映画でもみていくかな」なんてストックポートに寄ったりするわけないのにね。
ストックポートの人たちは怒ってます!
そういえば、日本の皇太子殿下が注目の新築の建物にズケズケと失礼な批判を口にするなんて考えられません。英国の王室はそういう点では開かれているといっていいかもしれません。