パンデミックで行動範囲が本当に限られている私の生活です。
自宅の周りの花木を見て歩くのが他のしみなこの頃です。
花盛り時期はだいぶ過ぎたものの、まだまだ花が散りきるまでの間がある新緑まじりの花の写真を撮って歩きました。
歩道沿いに種類の違う樹木がどこまで歩いても途切れることなく続く景観に恵まれた住宅街に住んでいることがこんなに幸運だとは今まであまり考えたことがなかったのです。
遠出が禁止になるまでは。
1930年代に宅地造成開発が始まったバス通りに出れば樹齢90年以上の貫禄ある、やはり種類の違う樹木の並木が続きます。
(今回写したのは、バス通りに出るまでのうちから歩いて3分以内の本当の近所の、あまり見栄えのしないハンパにモダンな住宅が並ぶ1970年代の造成地の写真です)
そうそう、パンデミック下の外出と言えば...
自家用車で週に一度行くスーパーマーケットと頻繁に行く近所のコンビニエンスストア、たまに散歩がてら15分歩いていく住宅街の中の商店街ぐらいです。
去年の夏は渓谷の遊歩道まで足を運んだこともありました。
やっとストックポートのタウンセンターの店が開き、スーパーマーケットの駐車場に車をとめてちょこちょこのぞいてみるのが楽しくなりました。
コロナウィルスに感染すれば重症化しやすい危険カテゴリーに属する夫がとりあえず最初のワクチンを接種して以来、街に出るのがあまり怖くなくなりました。
油断禁物!
夫の感染が懸念されたここ数日、気のゆるみを反省することしきりです。
とりあえず、検査の結果は陰性。
私たち全員が家にこもって10日間自主隔離する必要がないとわかり、一安心です。
コービッド19(コロナウィルスによる感染症)ではない、とわかったら却って心配なのが夫の足首の腫れです。
歩行も困難になってきていました。
昨日8時に、私たち一家が登録している近所の診療所に電話をして、12時以降 夫のスマートフォンにその日の担当医師が電話してビデオ診察をしてもらう予約を取り付けました。
私がスーパーマーケットで買い物をしている間に医師のビデオ診察をうけ、総合病院の救急医療科(A&E)に行くように指示されたそうです。
前日の夜、足首の色がピンク、赤、赤紫と牡丹の花のような華やかな色合いになったのを見て私がA&Eに行くように懇願したにもかかわらず絶対にイヤだと激しく拒絶した夫ですが、医師の指示には従うしかありません。
A&Eはいつ行っても(そうそう行く用事はありませんが)気の滅入るところです。
夫が行きたがらないのもうなずけます。
搬送された時点で死にそうな人から優先的に治療が受けられるのはもちろんですが最終的に専門医に診てもらえるまで、「予診」というのか、看護師やら、見習い医師やらの診たてで、それほど重篤でない人たちの症状の緊急度を判定してもらうのに時間がかかります。
緊急度が高いと判定すれば待ち時間を短縮してもらえるのですが、そうでなければ痛み止めだけもらって長いことほっておかれるのが常なのです。
夫は待合室にかかっているポップミュージック(ラジオ放送)の好みが合わないと細かいことまでケチをつけます。
今は人のいっぱいいる場所はできれば避けたいですし、コービッドにかかっているのを知らずに骨折など別の理由で来院した人から感染したなんて話も去年はありました。
(コービッドにかかって治療が必要な人がA&Eなど、病院にやってくることはふつうありません。コービッド患者は全く別の隔離病棟に搬送されるため他の患者との接触はないことになっています)
スーパーマーケット、セインズベリーから帰ってすぐ、買い物を台所に運び込むのは息子に任せてまたセインズベリーの向かいの大総合病院、ステッピングヒル・ホスピタルまで夫を送って行きました。
ビデオ診察をした医師はよっぽど怖い病気の可能性も考えたのでしょう。
病院との連携もバッチリで比較的すぐに専門医に診てもらえたそうです。
それでも4時間も滞在して、血液検査やX検査をしてもらい、「どうやら」細菌による感染らしいことが分り大量の抗生物質を渡されて、帰宅を許されました。
(私が車で迎えに行きました)
抗生物質を3日服用して改善しなければもう一度来院するように言われたそうです。
実は私もグーグル検索などして、もっと怖い病気を想像していたので、一安心です。
ご心配をおかけしました。
(細菌感染は充分怖いのですが!)
待合室にいた人は少なく、「予診」制度は改善されたらしく待ち時間は安全で以前より快適だったそうです。
パンデミック前の通常のA&Eは(特に金曜と土曜日の)深夜になると酔っぱらってケンカをしたり転んだりしてケガをした人たちであふれかえるそれはそれは物騒なところなのです。
イギリスの酔っ払いの医療スタッフへの暴言、暴力は「国家の恥辱」レベルで社会問題になっています。
アルコールがらみでA&Eに治療を受けに行く人には全員見せしめのために一律60ポンドを徴収しようではないかという案が国会で討議されたことがあります。
イギリスの医療行為はすべて無料です。
ずいぶん前の記事ですが☟、イギリスの医療制度とステッピングヒル・ホスピタルについて詳しく書いた記事のリンクです。
イギリスの医療制度...日本と違い選択肢がほぼ皆無、すべての人が恩恵にあずかれる世界に誇る無料医療制度
自宅の周りの花木を見て歩くのが他のしみなこの頃です。
花盛り時期はだいぶ過ぎたものの、まだまだ花が散りきるまでの間がある新緑まじりの花の写真を撮って歩きました。
歩道沿いに種類の違う樹木がどこまで歩いても途切れることなく続く景観に恵まれた住宅街に住んでいることがこんなに幸運だとは今まであまり考えたことがなかったのです。
遠出が禁止になるまでは。
1930年代に宅地造成開発が始まったバス通りに出れば樹齢90年以上の貫禄ある、やはり種類の違う樹木の並木が続きます。
(今回写したのは、バス通りに出るまでのうちから歩いて3分以内の本当の近所の、あまり見栄えのしないハンパにモダンな住宅が並ぶ1970年代の造成地の写真です)
そうそう、パンデミック下の外出と言えば...
自家用車で週に一度行くスーパーマーケットと頻繁に行く近所のコンビニエンスストア、たまに散歩がてら15分歩いていく住宅街の中の商店街ぐらいです。
去年の夏は渓谷の遊歩道まで足を運んだこともありました。
やっとストックポートのタウンセンターの店が開き、スーパーマーケットの駐車場に車をとめてちょこちょこのぞいてみるのが楽しくなりました。
コロナウィルスに感染すれば重症化しやすい危険カテゴリーに属する夫がとりあえず最初のワクチンを接種して以来、街に出るのがあまり怖くなくなりました。
油断禁物!
夫の感染が懸念されたここ数日、気のゆるみを反省することしきりです。
とりあえず、検査の結果は陰性。
私たち全員が家にこもって10日間自主隔離する必要がないとわかり、一安心です。
コービッド19(コロナウィルスによる感染症)ではない、とわかったら却って心配なのが夫の足首の腫れです。
歩行も困難になってきていました。
昨日8時に、私たち一家が登録している近所の診療所に電話をして、12時以降 夫のスマートフォンにその日の担当医師が電話してビデオ診察をしてもらう予約を取り付けました。
私がスーパーマーケットで買い物をしている間に医師のビデオ診察をうけ、総合病院の救急医療科(A&E)に行くように指示されたそうです。
前日の夜、足首の色がピンク、赤、赤紫と牡丹の花のような華やかな色合いになったのを見て私がA&Eに行くように懇願したにもかかわらず絶対にイヤだと激しく拒絶した夫ですが、医師の指示には従うしかありません。
A&Eはいつ行っても(そうそう行く用事はありませんが)気の滅入るところです。
夫が行きたがらないのもうなずけます。
搬送された時点で死にそうな人から優先的に治療が受けられるのはもちろんですが最終的に専門医に診てもらえるまで、「予診」というのか、看護師やら、見習い医師やらの診たてで、それほど重篤でない人たちの症状の緊急度を判定してもらうのに時間がかかります。
緊急度が高いと判定すれば待ち時間を短縮してもらえるのですが、そうでなければ痛み止めだけもらって長いことほっておかれるのが常なのです。
夫は待合室にかかっているポップミュージック(ラジオ放送)の好みが合わないと細かいことまでケチをつけます。
今は人のいっぱいいる場所はできれば避けたいですし、コービッドにかかっているのを知らずに骨折など別の理由で来院した人から感染したなんて話も去年はありました。
(コービッドにかかって治療が必要な人がA&Eなど、病院にやってくることはふつうありません。コービッド患者は全く別の隔離病棟に搬送されるため他の患者との接触はないことになっています)
スーパーマーケット、セインズベリーから帰ってすぐ、買い物を台所に運び込むのは息子に任せてまたセインズベリーの向かいの大総合病院、ステッピングヒル・ホスピタルまで夫を送って行きました。
ビデオ診察をした医師はよっぽど怖い病気の可能性も考えたのでしょう。
病院との連携もバッチリで比較的すぐに専門医に診てもらえたそうです。
それでも4時間も滞在して、血液検査やX検査をしてもらい、「どうやら」細菌による感染らしいことが分り大量の抗生物質を渡されて、帰宅を許されました。
(私が車で迎えに行きました)
抗生物質を3日服用して改善しなければもう一度来院するように言われたそうです。
実は私もグーグル検索などして、もっと怖い病気を想像していたので、一安心です。
ご心配をおかけしました。
(細菌感染は充分怖いのですが!)
待合室にいた人は少なく、「予診」制度は改善されたらしく待ち時間は安全で以前より快適だったそうです。
パンデミック前の通常のA&Eは(特に金曜と土曜日の)深夜になると酔っぱらってケンカをしたり転んだりしてケガをした人たちであふれかえるそれはそれは物騒なところなのです。
イギリスの酔っ払いの医療スタッフへの暴言、暴力は「国家の恥辱」レベルで社会問題になっています。
アルコールがらみでA&Eに治療を受けに行く人には全員見せしめのために一律60ポンドを徴収しようではないかという案が国会で討議されたことがあります。
イギリスの医療行為はすべて無料です。
ずいぶん前の記事ですが☟、イギリスの医療制度とステッピングヒル・ホスピタルについて詳しく書いた記事のリンクです。
イギリスの医療制度...日本と違い選択肢がほぼ皆無、すべての人が恩恵にあずかれる世界に誇る無料医療制度
まずは出された薬を飲んで、ゆっくり休んでください。
実は、うちの母も、足に細菌が入ったとかで、紫色に腫れて、なかなかよくならず、歩くのもキツかった時がありました。体力が落ちている時は、いろいろありますね。
お大事にされてください。
旦那様 の お身体 お大事に