
昨日はとてもいい天気でした。
写真は出がけに目にした春らしい花の数々です。
まずはイースターの頃の花、ラッパスイセンが花盛りのおなじみ木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地から...

コートを着ないで、近所の商店街に買い物にでかけたら.....
やれやれ、イギリス人の多くはさっそく半袖のティーシャツ、ショーツ(半ズボン!)、サンダルなどの季節を超越した思い切った軽装で出歩いています。
心地よい暖かさ、さわやかな涼しさが楽しめる3月の終わりらしい天候でした。(暑がりの私でもさすがに半そではちょっと...)

イギリス人はとにかく日光に照らされる皮膚の面積をがむしゃらに拡張したいのです。
前庭で日光浴していたお向かいの奥さんはビキニ・トップにショーツ姿でした。
それなのに、真冬のようなナイロンのキルティングコートを着ていた人もけっこういたのがイギリスの奇妙なところです。


昨日3月29日から、4段階にわたるロックダウン解除 Lockdown Lifting の第一段階が始まりました。
6人まで、あるいは人数の制限がなく2世帯までの人たちが屋外で会ってもいいことになりました。
.....とはいっても、学校が再開してから毎日、公園で放課後子供たちをいっしょに遊ばせる10人前後のお父さんお母さんたちの集まりを公園で見かけますが....

泊りがけの遠出をしないかぎりは外出もok。
....はっきり言って、もうみんなかなり出歩いているようです。
仕事や学校の送り迎えはもちろんのこと、あいている店もあるのですからのぞいたり公園や風光明媚な遊歩道などに足をのばしてみたり....

テニスやゴルフなどの屋外スポーツ、サッカーやラグビーなどの団体競技もしていいことになりました。
サッカーやラグビーがダメそうなのは納得できますが、昨日までテニスやゴルフをしてはいけなかったというのが意外です。
ちょっと離れた公園で、若者たちがワイワイ集まってバスケットボールの、デフェンスの練習をしているのを冬中よく見かけましたが、目くじら立てて糾弾する人もいませんでした。

結婚式の披露宴をしてもよいことになりました。6人まで招待できます。

理/美容院、ジム、生活必需品を売る店以外の店や飲食店(外の席のみ)の営業は4月12日以降まで待たなくてはなりません。
と言っても、オンラインで注文支払いを済ませて客が買ったものをとりに行くクリックor コレクトという方式の営業をずっとしている店はたくさんありますし、食べ物や衛生用品もおいているので営業を続けられるよろず屋形態の店がどこも繁盛しています。
飲食店の多くはテイカウェイ(持ち帰り)営業でずっと店を開けています。
そんなわけで、「やった~、ロックダウンがあけたぞ~!」という感慨と開放感はみじんもありません。
日曜日がパーム・サンデー Palm Sunday(キリストがエルサレムに入場したのを記念する日)でした。
そして今週末のイースター・サンデー Easter Sunday までホーリー・ウィーク Holly Week なのですが、教会に行くキリスト教の信者以外の人たちにとっては本当にどうでもよい暦です。
