イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ワクチン接種の副作用からほぼ回復、イースターまで2週間、コンビニエンスストアの直立ウサギのちょっと怖い笑顔

2021年03月17日 09時00分00秒 | 気になる出来事、社会情勢
アストラゼネカワクチンの副作用....

写真はちょっと歩いた場所の商店街にあるコンビニエンスストアのイースター・ディスプレイです。


熱は月曜日にはすっかり下がりましたが、今度は腕が重くなったのです。
接種の際、利き腕はどちらか聞かれ右と言ったので左上腕に注射されました。
そう言えば、腕が硬くなることもあるともいわれていましたっけ....

昨日の夜にはほぼ回復しました。

このコンビニエンスストアの独自のセンスの季節感と手作り感満載の飾りつけに注目し始めたのはごく最近です。
イースター、クリスマス、ヴァレンタインズ・デイ、そして母の日 Mothering Sunday(3月14日)。


(母の日プロモーション用の春色風船のクラスター飾りは1週間前に撮りました)

店のスタッフが工夫を凝らして独自に飾り付けているらしいところに好感が持てます。

母の日用に売られていたのはカードぐらいですが。


女の子と男の子のシルエットが相手に向かってとばすハートの形のシャボン玉が形作る虹....はヴァレンタインズ・デイプロモーション用の飾りつけです。

このスティッカーはこの店独自の手作り飾りではなくフランチャイズ・チェーンの親会社から指示された飾りつけかもしれません。

「虹」はパンデミック以来イギリスではすっかり定着した連帯、希望、(特に医療従事者への)感謝を表すビジュアルなシンボルです。
このままパンデミックが終わるまで残しておくつもりかもしれません。

入り口の右側です。


入り口の左側の、上着を着て直立した笑うウサギの素朴な表現....


ちょっと怖い。
ガラスに絵を描いた店のスタッフのオリジナルではなく.....



ピーターラビットのつもりらしいですね。
イースターと言えば、イースター・ラビット。

イースターの花である黄色いラッパ水仙がトレードマークのチャリティ団体、マリィ・キュリー Marie Curie を支援するためのキャンペーンをこの店で独自に展開しています。
20ペンスで賞品の「イースター・ムービー・ハンパー」が当たるくじを売っています。

たくさんの種類のイースター・エッグ(チョコレート)、ホットチョコレート、ホットクロス・バン hot cross buns(イースタ―の頃に食べる十字の刻まれた丸い甘いパン)の甘ったるしい詰め合わせに映画「ピーター・ラビット」のDVDがハンパーのなかみらしいです。

ハンパー( hamper カゴ)ではなく黄色いリボンがかかったセロファン袋のようですが。

くじの売り上げはすべて末期がんの患者の自宅でのケアをサポートするチャリティ団体、マリー・キュリーに寄付されるそうです。

Stockport Togeher という別のチャリティの支援もしているようです。


恵まれない子供たちのためにイースター・エッグを寄付する箱が設けられています。
ここにも登場、ピーターラビット。

たぶん映画会社に断りなくコピーしたイメージを使っているのでしょうが、チャリティーです、誰もかたいことは言わないでしょう。

ヨーロッパ各国がアストラゼネカ製ワクチンを使用停止にする正当な理由はないように思います。
この話はまたいずれ....。
コメント
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