イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

最近見かけた変わった会社名、名前にまつわる背景考察;なんか変。

2018年06月02日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
不要な金属製品回収業者のヴァン。


側面のイラストが強烈なので、夫が写真を撮れと勧めてくれました。

金属製粗大ごみを回収に来てくれるみたいですよ!なんって奇特な人達!!!

しかも「オズの魔法使い」に出てくるブリキ男(Tin Man)は手に持った札びら(10ポンドの旧紙幣、小さくて写真では見にくいですね)をひけらかしています。
買い取ってくれる、ということらしい!

洗濯機などを購入する時は余分に料金を払って、運送のさい古いものを引き取ってもらうのが普通です。

しかしここ数年は、貴金属のみならず、金属全般の値段が高騰しているとのこと、私営の古い家電回収車が町なかを回っています。
呼び止めれば無料でもっていってもらえます(戸外の敷地内に置いておくスペースがなければ回収車が来るまで保管するのは難しそうですが)。
看板や車の備品をはがして転売する不良少年たち、川に沈んだスーパーのさびだらけのトロリー(カート)や自転車などを引き上げて売る業者もいるようです。

「バクストンのブルー・ラグーン」を見に行った時駐車させてもらったゴーカートセンターの道を挟んだ向かいが金属をつぶして再生する金属再生会社でした。
その名も Tin Man。 


上の写真のヴァンはこの前にとめてありました。
ヴァンのサイドパネルに古洗濯機が描かれています。ただで持って行ってもらえるだけではなく、ブリキ男が気前よくお金まで払ってくれるようですよ!

金属を鋳つぶして売るビジネスのマスコット(イメージキャラクター)が金属でできているって、なんだかイヤだなぁ。猟奇的で...


金属の門扉、階段手すり、ベンチの両サイド、ガーデンテーブルなど、鉄製の古い部品をそのまま売る金属がらくた販売コーナーがあったので入ってみました。
ポルトガルで見かけた、玉を持つ、南欧風の手の形のドアノッカーをさがしているのです。(ありませんでした)

バクストンのブルー・ラグーンについて書いた記事2本です☟
バクストンのブルーラグーン、今回はたどり着いた!青く輝く奇跡のたまり水、イギリス北部の地理学の神秘!


バクストンのブルーラグーン、地理学の神秘!美しく危険な採掘ピットの青い水をめぐる安全意識、国民性の違い



さて、ところ変わって、地元、ストックポート。 
  
歴史的景観の残る、タウンセンターのグレート・アンダーバンク Great Undrbank の名物パブ、ホワイト・ライオン White Lion 。


長いこと空き家だったぼろビル、それでも景観保存地域の保存指定建築なので、取り壊すわけにもいかずぼろっちく放置されていた持て余し建築。

おしゃれな集合住宅として生まれ変わることが決定、改築工事が始まっています。

スカッフォルディング(建築足場囲い)請負会社の名前が Ape (サル)


バナナを食べている左側のサルは「人まね子ザル、ジョージ」のアニメ版 Curious George、バナナを食べている右側のサルは...確かに見おぼえがあるのですが、思い出せません。ディズ二―アニメのキャラクター?

なぜ、サル?高いところに上るのが得意だからでしょうか。
高いところに上って作業する建築作業員は建築会社のスタッフで、スカッフォルディング請負会社のスタッフではありません。

こっちのバナー(幕看板)には下唇を突き出してふてくされた表情アップのゴリラ。


ゴリラには木に登るイメージはないんですけど。

Above us only sky...われらの上には空があるのみ。おサルが言いそうな会社のモットーも気が利いていますね。(ゴリラは言わなそうです)

向かいのビルもスカッフォルディングで覆われ改装中。


こちらのスカッフォルディング会社の名前はありきたりでした。経営者の名前かなんかのようです。
ありきたりで、おぼえられません。バナーに絵もないので写真に撮りませんでした。

スカッフォルディングで覆われる前のホワイト・ライオンの改装直後の写真を載せた記事のリンクです☟開けて読んでみてください。

歴史的建築物の多く残るストックポートタウンセンターの景観保存地域に掘り出し物!不動産情報...一件は詳細未定
コメント (4)
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