イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

おなじみチッピー、目の前でカラッと揚がるフィッシュ&チップス、調理場と店を仕切るガラスケースの写真あり

2018年06月30日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
久しぶりに、フィッシュ&チップス fish & chips の話題です。



上の写真は、比較的高級志向のパブで食べた上品な盛り付け例.

油粘土みたいに見えるのはマッシィー・ピーです。
フィッシュ&チップスにはおなじみの付け合わせ、やわらかくゆでて荒くつぶした大き目のグリンピースです。

チッピー chippy (フィッシュ&チップスのお店の愛称)、カウンタ―のショーケースをお見せしたことはなかったと思います。
初公開!



いっしょに売っている、パイ各種。


ソーセージと、ソーセージにコロモをつけて揚げた、ものすごくくどそうなものも売られています。


ちょっと写っているフィッシュ・フライは個室にディスプレイされています。作るそばから次々売れて出て行きます。


食べたことはありませんが。

ガラスケースの後ろでコッド(タラの一種の、白身魚)を衣に浸す作業をしているのがみえます。

となりに熱い揚げ油のタンクが内蔵してあり、流れ作業カウンターになっているのです。



夕方早めの時間です。


カウンターで注文品を待つ夫。
今日は夕食の支度をさぼろう、と思っているらしい、女性客に囲まれました。

近所のおなじみチッピー、住宅街の中にある、テイカウェイ(持ち帰り)専門の店です。
店の造りはモダン。
店主夫婦以外従業員はすべて東ヨーロッパからの出稼ぎ労働者のようです。


昼時に来ると、近所で仕事をしている人(場所柄か、お店勤めの人が多いようですね。)と圧倒的に、どこから集まってくるのか外で建築や土木作業に従事するマッチョ系男性の客が多いんです。


この ストックポート日報 で、フィッシュ&チップスの話題はもうすでに10回は取り上げたでしょうか。
実は「フィッシュ&チップス」について書くと、アクセス数が飛躍的に、ちょっと何かの勘違いじゃないか、と思うぐらい極端に上がった時期があったのです。

いまでももちろん、イギリス関係では使用頻度が最も多い争うキーワードのひとつではないでしょうか。
今でこそ、多くの定期読者の方に読んでいただいて、過去のストック記事も1、000本を超える ストックポート日報 ですが(読者の皆さまのおかげです!)連載を開始して2年ほどまではストック記事も定期読者も限られており、検索する言葉が新着記事につかわれているとアクセスにつながることが多かったようです。


通常20件ほどの閲覧数が「フィッシュ&チップス」という言葉を使うと軽く倍増しました。
一気に60とか70ぐらいまではねあがったこともあります。

今は新着記事の内容が閲覧数に反映することはほとんどないようです。

「イギリスの国民食」と決めつけるのは抵抗があるのですが、確かによく食べられています。
ベジタリアンを細分化した「ペスカトリアン(肉は食べないけど魚は食べる」の夫、二人の息子も大好きです。

家で食べると、こんなだらしなさ。


私はそれほど小食ではないのですが、大人用の1ポーションを食べきることがどうしてもできません。
2年ほど前までは私と半分ずつ分けて食べていた下の息子も今では16歳。

一人前食べられるようになりました。

今回は、チーズ&ミート・パイも買ってきた夫と半分ずつ分けました。


チップスは3人で一人前で充分です。

そのうち、フィッシュ&チップス盛り付け写真を特集をやるつもりです!

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
コメント (4)
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