イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

今回ばかりは意表を突く!ガーデンノームの性的少数派への連帯支援表明!あっぱれアスダ!

2018年06月28日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
また、スーパーマーケット、アスダのガーデン・ノームです!
買い物に行きました。
ワールドカップの最中ですから、ディスプレイの変化や、新バージョンは期待していなかったのですが....



これがまさかの、レインボー・フラッグ・バージョン!!

「レインボー・フラッグ rainbow flag」、今では日本でも目にすることがあるのではないでしょうか。

ゲイ・プライド・フラッグ gay pride flag とも呼ばれていますが、日本では関心のある人には 「LGBT プライド・フラッグ LGBT pride flag」としても知られているとか。

LGBTはそれぞれ、レズビアン=女性の同性愛者、ゲイ=男性の同性愛者、バイセクシャル=性愛の対象を女性か男性に限定しない人、トランスジェンダー=性別越境者(自分の生物学上の性に同意できない人)の略です。


性の多様化をたたえ、性的少数派の権利の尊重を象徴する旗!
ゲイビレッジがあり、多様性を受け入れる宣言をしたマンチェスターではおなじみです。

でも、のどかでマヌケなキャラクター、庶民派スーパーマーケットのオリジナル・ノームが支持を表明するレインボー・フラッグを手にして、(あまつさえ、5色の虹のとんがり帽子!)買い物客を迎えるなんて!たまげた。

啓明的なのか!それとも....

エスカレーターを上ってくる一般庶民客は、関心なし、というか窓際のキモチわるいノーム陳列に気がついてないみたいですね。






うーん、古い価値観の人は、なかなか自分と属するグループの違う特に少数派の人たちを受け入れるのに抵抗があるみたいですよ。

イギリスでも!?
はい、イギリスでもです!

さすがに人種や障害の有無、社会的階級などに関して大ぴらに差別的な発言をする人は、なかなかいませんが。
特に多くの宗教関係者は、今でもLGBT が権利を主張する活動などに批判的です。

客の価値観に挑戦してるとか、そんなラディカルな意図はない、と思うのですが、どうでしょうか。

注目ねらい、あるいは性的少数派の人たちをターゲットにしたマーケティング?
本気な活動家が買いたがるとは信じがたいのですが。

マンチェスターのゲイ・プライドの祭典は、8月24日から27日の週末にかけて。パレードやコンサートなど様々イベントが目白押しです。

盛り上げ効果狙いにしては早すぎる、ガーデン・ノームの連帯支援。


前回ご紹介した、サッカーのワールドカップ盛り上げノームは片付けられていました。(売れたのかもしれませんね)

何も映っていないセール対象品の大型テレビはあいかわらず同じ位置においてありましたが。

リンクです☟。

予想をまったく裏切らない、スーパー、アスダのノーム戦略、ワールドカップキャンペーンで本領発揮!



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コメント (3)
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