ネタバレを避けるため情報をシャットアウトして観たが、まさかの続編に続く。
140分という長尺で、中盤だれまくって、ラスト30分で物語が動き出して、この終わり方はない。後編はサブスクで解禁されたら見るが、お金を払って映画館で観ることはない。
マイルズ・モラレスのスパイダーは15歳と設定が若いこともあってか、とにかくふざけすぎて癪に障り、序盤は観ていてフラストレーションが溜まり、全く感情移入できなかった。メインヴィランとの絡みも、正直、自業自得感が満載で、死んでよしとしか思えない。その点、ノーウェイ・ホームは、縁もゆかりもない敵たちを自分たちの世界に返すという共感できるストーリーで、完成度が高かったことを再認識した。