浴室リフォーム

2015-09-14 09:44:12 | Weblog
築38年一戸建てのタイル張りの浴室が、冬寒く、掃除もしにくいことからユニットバスへとリフォームした。
リフォーム比較サイト「ホームプロ」で見積もった業者や、口コミで紹介のあった業者を比較し、最終的に近所の業者に発注した。
ユニットバスは、TOTO、クリナップ、タカラ、ノーリツを比較し、性能的にはTOTOが良かったが、コスト面を考えてクリナップを採用した。自分なりに理解した各社の特徴は下記のとおり。

・TOTO
さすがに、ユニットバス最古参かつ最大手であり、他社に比べ完成度が頭一つ抜けている。体を包み込むような形状でお湯の消費も抑えられる「クレイドル浴槽」や、膝をついても痛くないほど柔らかい「ほっからり床」は素晴らしい。マンションでのリフォームだったらTOTO一択だったかもしれない。
・クリナップ
断熱に力を入れており、浴槽丸ごと断熱や魔法瓶浴槽が標準搭載されている。他社と同様に床も翌朝には乾燥するタイプだが、足裏なら良いが膝をつくには固く、また、浴槽の選択肢が少なく、標準ではスクエア型しか選べない。片開きドアが追加料金なしで付けられる。
・タカラ
ホーロー素材のため汚れが付きにく、マグネットで壁に棚を自由に張り付けられる。浴槽、床ともに、冷たい感じがあった。
・ノーリツ
浴槽の自動清掃機能を付けることができる。出窓を工夫することで一回り大きな浴室にリフォーム可能。

自宅が冬とにかく寒く、寒さ対策がリフォームの最大の目的のため、浴室丸ごと断熱を付けたときに一番安いクリナップを採用した。それなりに断熱性能の高い一戸建てや、マンションだったらTOTOにしただろう。元の浴室が狭ければノーリツの可能性もあっただろう。

リフォーム工事を開始したところ、浴室床が完全に腐っており、土台の改修工事が追加で必要となった。
また、お湯の配管が鉄製のため完全に錆びており、給湯の配管の都合上、浴室だけでなく、洗面所と台所への配管工事が追加で必要となった。昔の一戸建てでは、給水は鉄管の内側にビニールが巻いて錆を防いでいたが、給湯の場合はビニールが溶けてしまうので直接鉄管を使っており、錆が酷くなっているとのこと。配管が、浴室経由で台所と洗面所に分岐していたため、浴室だけの工事では済まなくなったことが想定外だった。

最終的に
(当初予定) 93万
・在来のタイル浴室からユニットバスへの交換(クリナップユアシス 1616)
・従来のサッシを取り外し、二重サッシへの交換(LIXIL)
(追加)
・土台改修(+5万)
・配管工事(+5万)
の工事を行い、総額で103万(税込み)となった。
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