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福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

JRの不思議なダイヤ

2012-06-04 | 旅行・交通

始発電車が5:19発である。その後、5:27、5:40、5:52、6:02、6:10発と、都会の郊外に向かう電車並みの間隔で早朝から電車が次々と発車していく。1時間に6本の割合であり、とても便利である。ただし、早朝なので、客はほとんど乗っていないと思われる。

さて、これはどこの駅の発車時刻だと思われるだろうか。実は、敦賀駅の上り各駅停車の発車時刻である。半分ほどが関西方面行きの新快速電車で、快速電車や普通電車も混じる。ちなみに、新快速だ快速だといっても、JRの陰謀で敦賀周辺ではすべて各駅停車になっているので何の意味もないが。

これが一日中続けばものすごく便利なダイヤなのだが、そんなわけもなく、この後の時刻がすごいことになっている。6:10発の後は、6:51、7:19、7:47とラッシュ時に向けてだんだんと間隔が空いてゆき、7:47発の後はなんと9:23発まで1本もない。いちばん必要な時間帯なのに1時間半以上空いている。

福井駅の早朝の下り電車を見ても、6時台は、6:20、6:29、6:35、6:44とあり、客が多くなってくる時間帯に向かって、7:02、7:33発と間隔が空いてくる。先日見た6:20発の津幡行き電車など、運転手と車掌しか乗っていないように見えたのに堂々6両もつないでいた。ふだんは基本的に2両しかないのに。

いずれも、京阪神や金沢のことだけを考えて作られたダイヤである。福井や敦賀の利用者のことなどこれっぽっちも考えていない。乗客の少ない昼間に堂々と4両で走っている(たとえば敦賀14:46発福井行)かと思えば、折り返し電車に乗車する客の方が多いのに目の前で2両に減らしてしまう(たとえば敦賀17:52発金沢行)。競争のない会社はすさまじい。

ダイヤもものすごく不便である。終着駅に着く5分前に、乗り継げるはずの電車が発車する(さきほどの敦賀14:46発福井行の福井での接続)など、利用者軽視の例を挙げるとキリがない。わざとそうしているんじゃないかと勘ぐってしまうほど不便である。不便な方が特急を利用してもらえるからであろう。特急の合間を縫って走っていても、できることはたくさんある。みんなおとなしく乗っているが、利用者はもっと声を上げるべきだと思う。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
育ちの悪い貧乏人は (ベル3)
2012-06-08 23:22:58
普通は近距離で、通勤するためのもの。荷物扱いの関東に比べれば恵まれすぎている。車両が快適。
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