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アウシュビッツと命のビザと敦賀

2012-07-13 | 社会問題

[先日、NHKテレビの「追跡者・プロファイラー」で、ヒトラーの特集をやっており、岡田准一がアウシュビッツ収容所を訪れる様子が紹介されていた。ナチスの虐殺のことは、教科書で学び、何となく知識としては知っていたのだが、収容所を映像で見るとやはりかなりの衝撃がある。

広島の原爆記念館の展示にもかなり衝撃を受けた記憶があるが、意外にもアウシュビッツ収容所も一般に公開されているようである。ポーランド南部のようで、機会があればぜひ一度見てみたいと思うが、観光気分でというわけにはいかないだろう。

その、ナチスの迫害から逃れようとした多くのポーランド系ユダヤ人に、外務省の指示に背いて、日本領事館で人道的立場から日本通過ビザを発給した杉浦千畝という人物がいるそうだ。杉浦は敦賀人というわけではないようだが、彼の発給したビザにより数千人のユダヤ人が敦賀にたどり着いたとのことである。

敦賀に「人道の港・敦賀ムゼウム」という資料館があり、このあたりの資料が展示されている。また、敦賀市民がりんごで歓待したとの話で、敦賀の小堀菓舗が「絆・幸せのルガラー」というお菓子を出している。ユダヤ人の伝統菓子に、りんごを加えたもののようだ。ちょっとチープだがおいしい。

ところで、上司(上級官庁?)に背いて自己の信念を貫いた杉浦千畝。いつの世も体制にたてつくことはなかなか難しいものであるが、最近は国も政治主導の名のもとに迷走中だし、官僚の資質も低くなってきている。地方が信念をもって背けば後に歴史が評価してくれるかもしれない。

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1 コメント

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フランキーさん私は… (ベル3)
2012-07-15 00:36:29
浦ではなく原でしょう。普通なら上官のまま。私は貝になりたい。BC戦犯。A級なら今の巣鴨プリズンホテル。みや家の邸宅横取りホテル、「王子」ホテルなり。ユーアーマイサンシャイン。
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