法政大学大学院政策創造研究科の坂本光司教授が学生と行った47都道府県の「幸せ度」に関する研究の都道府県ランキングで、福井県がみごと1位に輝いた。福井県民として大変喜ばしい。福井県をトップに北陸3県がベスト3を占め、最下位は大阪府である。橋下知事の顔が見たいものだ。
報道によると、「幸せ度」という視点で抽出した40の指標を「生活・家族部門」「労働・企業部門」「安全・安心部門」「医療・健康部門」に分け、それぞれの指標の順位による10段階評価の合計から「総合平均評点」を計算しランキングしたそうだ。
現段階で原典で研究成果を確認できないのだが、報道を総合すると、保育所の待機児童ゼロなど、特に子育て環境が高く評価されたほか、企業や労働、犯罪の少なさなども高く評価されたらしい。こうした分野では確かにそのとおりであることは福井県民として実感することができる。
しかし、ネットではどうも評判がよくないようで、「なんで福井?」みたいな反応である。まあ、昔からある生活満足度ランキングのようなもので、子育てとか介護とか、安心して暮らせる指標が多く、民放が2つしかないとか、商店街が寂しいとか、若い世代が求めるような指標はたぶん少ないのだろう。
ところで、この坂本教授といえば、7~8年前まで福井県立大学の地域経済研究所に在籍し、「大学はもっと変わらないと!」的な発言(世間的には真っ当な発言!)で学内の保守的な教授などからは煙たがられていたが、企業関係者をはじめ、学内外にファンも多かったようだ。かつて暮らしていた福井で幸せな生活を送っていたのか、それとも少し甘い点をつけていただいたのだろうか。
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家は、千葉県に新築されたそうな。知事さんでさえ、将来は住みにくい、東京方面へ行かれるのではと、噂が出ている。「幸福」とは人によって変わるのかなー。
全国の諸賢、うらやむなかれ。