近々家を建てるなどという予定はまったくないのだが、住宅の内装に興味があって、福井市郊外の住宅展示場「家の森」に行ってきた。昔、本当に家を建てようとするときに行ったことがあるが、モデルハウスに入るとアンケートを書けと言われ、書いたら最後、電話や訪問でずっとつきまとわれる状況になることは学習している。
今回、まずは手近な1軒のモデルハウスに入ることにした。玄関で、見るだけだけどかまわないか、と聞くと、もちろん、と答えがあったので、入ろうとしたら、住所と名前だけは書いてほしいと強く言われた。そうすると必ずつきまとわれるので帰ろうとすると、訪問はしないので書いてほしい、とのことである。
やむなく、記入して入ってみたが、もちろん自由には見れず、セールスマンがきっちり付いて説明してくれる。説明しながらも、いつ建てる予定か、とか、洋風がいいか和風がいいか、土地はあるか、とか(本当はいくら金があるか、と聞きたいんだろうけど)、こちらの情報を探ろうと本当にうるさい。
あまりにうるさいので、建てる予定は特にない、と言うと、途端にこいつら何しに来たんやろ、という雰囲気になり、そこからは説明もそこそこという感じで、妙に気まずい雰囲気になってしまった。ただし、セールスマンはいい人そうで、本人に責めはないと思うが。
しかし、モデルハウスって、今、家を建てようという人しか行ってはいけないのだろうか。自分たちだって、もう一生家は建てないと決めたわけではないし、家族や友人が建てる場合もあるだろう。もっと気楽にゆったりと見られるモデルハウスはないものか。その方が長期的には業界の利益にもなると思うが。
TOTOとか、住宅設備機器(キッチン、バス、トイレなど)の展示場などだと、顧客は工務店経由で工事を発注するためメーカーとは直接契約関係がなく、落ち着いて見て回れる。住宅展示場は目の前にカモがいるということで、セールスマンが必死すぎてお互いになかなかつらい。(写真は本文とは特に関係ありません。)
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