つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

目黒寄生虫館に行ってみた

2012-12-22 | 旅行・交通








目黒にある目黒寄生虫館に行ってきた。マニアックさがおもしろそうで、前から一度行ってみたいと思っていたのだが、結構ついでがない場所にあるのでなかなか行けなかったのである。JRの目黒駅から目黒通りを西に10分から15分ぐらいの距離で、目黒川を渡り明治通りを過ぎて少し行くとそれはあるのだが、ごく普通のビルで名称は表示されているが目立たないので気をつけないと通り過ぎてしまう。

ちょっと入りにくいが、勇気を出してドアを開けて入ってみると、中はがらんとしており、スタッフはだれもいない。勝手に入ればいいということだろうか。客はというと、学生のような人が一人だけ。寄生虫学(という学問があるとすればだが。)を学んでいるのだろうか、展示の前で熱心にメモをとっている。2階に上がっても監視カメラはあるが、やはりスタッフも客もだれもいない。パネルや標本が淡々と並べられている。

財団法人が運営しているようで、入口に募金箱が置いてあるが、目立たないところにあり、基本的に入場は無料である。中にはもちろん寄生虫に関する展示がたくさんあり、ずいぶん勉強になったのだが、圧巻はたぶん全長8.8メートルのサナダムシ(なぜか日本海裂頭条虫というのだ。)だろうか。しかし、昔は学校でギョウ虫の検査とかがあったが、栄養状態がよくなったのか、日本では寄生虫と言われてもあまりピンとこないような気がする。

寄生虫と言えばインパクトはあるが、展示は結構地味である。当たり前かもしれないが、学術的でマジメである。寄生虫のテーマパークでは決してないので間違わないように。「知られざるゴキブリの世界」などという企画展も昔あったようで、テーマはおもしろいのだが学者ではない一般人としては展示に一工夫ほしいところだ。奥のスペースにはミュージアムショップ(無人)ということで、寄生虫のイラストのTシャツなどが並んでいて結構おもしろそうだが、ちょっと着て外を歩く勇気が出ない。

ところでこの目黒、始めて目黒駅(目黒駅は目黒区ではないが。)に降りてみたが、坂が多く、柿の木坂、権之助坂など聞いたことのある坂が多い。それに、80年代、ラブホテルの代名詞であったあのお城のような目黒エンペラー(いったん廃止されたが復活したらしい。いちばん下の写真)や、これまた結婚式場の代名詞であった目黒雅叙園(こちらは鋭意営業中である。)も近くにあり、歩き回るにはなかなかおもしろい街のようだ。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

長距離通勤と特急料金

2012-12-07 | 旅行・交通




北陸線は普通列車より特急列車の方が多い。長距離通勤をしていると、残業になったときなど、特急列車で帰りたいと思うときがある。定期券でも特急券を買えば特急に乗れるが、福井・敦賀間の特急券は1150円もする。普通運賃が950円であるから、特急料金の方が運賃より高いということになる。特急で通勤が認められる会社や役所もあるようだが、ここでは特急料金は出してもらえない。自腹で1回1150円はかなり痛い。

これは、福井・敦賀間が50キロをわずかに超える距離だからで、JRは50キロを境に特急料金が大きく変わるのだ。よく似たような距離の福井・小松間だと、50キロをわずかに下回るので730円ですむ。同じような距離なのに1.5倍も違う。なんとか安く乗れないかと思って調べていたら、「トクらく」という定期券所有者用の特急回数券があった。区間により3種類あり、これだと福井・敦賀間は5枚つづりで4500円で、1回当たり900円になる。これでもまだ高いし、何より問題なのは有効期間が14日間しかないこと。たまに乗るだけだととても使い切れない。

ところが、福井・小松間の「トクらく」の料金を見て驚いた、5枚つづり2000円で1枚当たりにすると400円である。金沢・高岡間もほぼ同じ距離で400円になっている。それほど違わない距離なのに、福井・敦賀間の900円とは2倍以上違う。ちょっと差が付き過ぎてはいないか。福井・小松間に高速バスの路線があるわけでもなく、ライバル対策ではないようだが。

福井・敦賀間も、普通列車だと1時間近くかかるので、400円で特急列車に乗れれば特急に移行する客はかなり増えると思う。他地区では、近距離の利用客に対して、本来の額よりも割安な特急料金を設定している区間も多い。ぜひ引き下げを検討してほしい。まあ、それより福井・敦賀間を40~45分で走る快速電車でも走らせてくれた方がありがたいのではあるが。追加料金のいらない京阪神の新快速電車がうらやましい。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

紅葉の季節に京都に行くということ(もちろんパークアンドライド)

2012-11-25 | 旅行・交通






今年も紅葉の京都に行ってきた。おそらく、京都が1年中でいちばん混雑する日だと思う。最近は桜の季節と紅葉の季節に京都に行くことが恒例になってきている。例によって(よろしければ過去の同時期のブログを見てください。)、大津市の浜大津駐車場に車を置いてのいわゆる「パークアンドライド」である。福井から2時間ちょっと。朝、早めに出れば行き帰りとも渋滞とはほぼ無縁である。

この駐車場は、京阪で京都方面へのきっぷを買えば一日500円で停められる駐車券が買えるのだが、今回、これとは別に、四条河原町の高島屋で5000円以上買い物をすると1日無料駐車券がもらえることになったようだ。京都に行く前に高島屋で5000円以上買い物をするかどうか見通すことは難しいので、やはり500円払ってしまう。もっとも、この券はその日でなくても使えるようだが。

今回の目的地は、京都駅の南東にある東福寺にした。東福寺といえば、ご存知紅葉の名所であるが、京阪直結で交通の便がよく、しかも駅から比較的近い(10分)のがメリットである。この時期、バスやタクシーでしか行けない場所ではいつ着くかわからないので、行ける場所は限られてくる。ちなみに、京阪なら東福寺で降りず、次の鳥羽街道で降りた方が少し近いし、道も空いている。

10時半ごろだったが、意外にも東福寺の拝観券売り場は空いていた。しかし、通天橋への入り口には行列ができている。それでも10分待ちぐらいで入れた。ここは、通天橋から見る紅葉の美しさに価値があるのだが、あまりにも人が多く、人ごみにもまれて廊下を機械的に通過するだけで、なかなか外が見えない。立ち止まると怒られるし、通勤電車並みの混雑である。もっとも、それ以外の場所でも紅葉は美しい。

同じ人ごみでも、南禅寺のように境内の広いところはそれほど問題はないが、こうしたボトルネックのあるところはやはり避けた方がいいようだ。人の数は紅葉の葉よりは少ないが、木の数よりは多そうだ。東福寺は方丈とかいろいろ見所があるのだが、それどころではなく、早々に東福寺をあとにし、いつものように都心に向かった。結局、高島屋では食事と土産で5000円以上使ったのであるが。(写真はいずれも東福寺で)

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

三方五湖の思い出

2012-10-21 | 旅行・交通




本当に久しぶりに三方五湖に行ってきた。若いころに一度か二度行ったきりである。ラムサール条約に登録されて少し有名になった。梅丈岳という山の頂上付近まで車で登れる「レインボーライン」という有料道路が通じているのは知っており、敦賀からだと車で40分ほどだろうか。レインボーラインは期間限定で通常1000円が半額になっている。1000円は感覚的に高過ぎると思うので、半額はいい値段設定だ。

頂上付近の駐車場に着いてみると、やはり場末の観光地的雰囲気はあるものの、意外にも団体客を中心に人出があり、大型バスなども何台か停まっている。頂上は駐車場からもう少し上になり、驚いたことに、頂上に登るケーブルカーとリフトがある。しかもちゃんと動いており、人も思ったより乗っている。リフトがあった残骸というのはよく見るが、実際に今も動いているのは珍しい。

結構な値段ではあるが、せっかくなので、ケーブルカーに乗ってみた。ケーブルカーに乗るのは人生で何度目だろうか。リフトはスキー場で乗るし、ロープウェイも観光地にはよくあるが、ケーブルカーに乗った記憶は立山、六甲、十国峠、果てはピークトラム(さりげなく言う。)あたりしか思い出せない。ここは車両が一つしかないので戻ってくるまで待たなければならないが、それでも15分後との運転となかなかの頻度である。

山頂は、標高がかなりあり、頂上からは若狭湾や五つの湖が望めて、なかなか気持ちがいい。田舎ののんびりした風景である。頂上に施設はほとんどないが、恋人の聖地らしく(最近県内にも聖地が多い。)、たくさんの「誓いの鍵」がくくり付けられている。早々にケーブルカーで駐車場まで降りたが、売店はあるものの欲しいものがない。ラムサール条約だけでは金にならない。やはりどうやってお金を使ってもらえるかが課題である。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

特撮博物館に行ってきた

2012-10-16 | 旅行・交通






前からずっと行きたかった「特撮博物館」に行ってきた。ここしばらく、休日は待ち時間2~3時間、平日でも1時間と伝えられる中、3連休で、しかも会期最終日とあってどう見ても無謀な話だと思ったが、たまたま都内に滞在しており、迷ったあげくダメモトで挑戦してみることにした。作戦はやはり早朝作戦であるが、今回は都合により新宿のホテルに宿泊になり、少し条件がよくない。

特撮博物館は、「特撮」がCGに取って代わられようとしている中、特撮のミニチュアや小道具などが失われつつある状況を何とかしたいということで、「数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画などさまざまな資料約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂を伝えます。」というコンセプトのようである。ウルトラマンを見た世代には当然ツボにはまる。

博物館といっても会場は江東区の東京都現代美術館の中にあり、いわば展示会の名称である。この美術館、どの地下鉄の駅からも微妙に遠いので、考えたあげく、総武線の両国駅からタクシーをとばして9時過ぎに会場に着いた。すでに50メートルほど行列が伸びているが、思ったほどではない。ラッキーなことに、10時開館のはずなのだが、9時20分ごろに開場され、なんと9時40分には会場にはいることができた。

中は、とても書ききれないが、ウルトラマンの着ぐるみや小道具、ブースカなどの怪獣、ゴジラ、ガメラ関係と盛りだくさんである。それぞれの展示がウルトラマンの眼やカラータイマーのパーツとか実にマニアックである。ただし、このあたりはすべて撮影禁止である。特に専門家ではないので実は知らないキャラクターもたくさんあり、そこは素通りに近くなってしまう。福井はテレビのチャンネルが少ないので違う局でやっていたのだろうか。

途中で映画をやっており、このために作られたという短編映画「巨神兵東京に現わる」を見ることができる。この時代にCGではなく、ミニチュアセットと特撮で撮影されている。隣の部屋ではこの特撮シーンのメイキングビデオが見られる。飛行機のピアノ線が映らないように上から撮影する方法とかが解説されており、なかなか楽しい。大人の本気が伝わってくる。

そして、クライマックスはもちろん最後にやってくる。東京のミニチュアセットが組まれており、なんとその中に入って撮影ができるのだ。一眼レフを持ってくればよかった。ここも1時間ぐらい並ぶと聞いていたが、ぜんぜん待ち時間はない。目を近づけると、どのパーツも細かく作りこまれているのがわかる。とても充実した時間であった。地方開催も検討されているらしいので、もう一度見に行くのが楽しみである。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

東京ステーションホテル

2012-10-14 | 旅行・交通






前回の続きになるが、東京駅の丸の内駅舎内に東京ステーションホテルが開業した。開業といってもずいぶん以前から存在しており、東京駅の改築に伴い6年前に休業していた。東京ステーションホテルといえば、昔、客室から東京駅のホームが見えると人気で、いわばトレインビューホテルのはしりである。今や丸の内ホテルやメトロポリタン丸の内などができたため、東京駅が見える唯一のホテルではないが。

宿泊代金は開業当初とあってかなり強気であり(以前は結構安かったと思う。)、ベーシックな部屋でも1部屋4~5万円というところのようだ。たぶん外資系トップクラスのホテルの安めのプランに近い値段だと思う。しかも当たり前だが当分の間満室のようで、年内はほとんど空室がない。時間がたてばもう少し落ち着くかもしれないので、格安プランが出て、しかも財布に余裕があるようなことがあれば泊まってみたい。

ところで、泊まるのは無理としても、せっかく東京駅を見に行ったので、ホテル内にも足を踏み入れてみた。エントランスは上品なレトロ感があるが、観光客であふれかえっており、雰囲気を味わう余裕はほとんどない。本当の宿泊客が気の毒である。奥にはいると廊下にラウンジの空きを待つ行列ができている。20分ほどの待ち時間というので、せっかくなので入ってみようと思い、値段も見ずに並んでみた。

ラウンジ内も、上質なレトロ感にあふれ、昔の貴賓室(知らないけど)のようなイメージである。テーブルや椅子、食器も高級感があり、お金がかかっていそうである。ついでに客層も廊下の観光客とは異なり上品であり(笑)、窓の外やホテルの廊下(廊下も人であふれかえっている。)の喧騒とは一線を画しており、ゆっくりと時が流れている。というか、この雰囲気ではゆっくりしないともったいない。

ということで、コーヒー代は税・サービス込み1375円と、これまでの自己最高記録(なんば・スイスホテルの確か1270円)をあっさり更新してしまったのである。ただし、雰囲気はスイスホテルよりこっちの方が数段上である。なお、実際にはケーキセット(2090円だがどうみてもコーヒー単独よりこっちの方が得)をオーダーしたので、あくまで参考記録にとどめておくこととしたい。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

東京駅赤レンガ駅舎の保存・復原が完成

2012-10-11 | 旅行・交通




東京駅の丸の内赤レンガ駅舎が保存・復原された。10月1日のオープンだったようだが、先日、たまたま東京に用事があり、確認してきた。三連休とあって、駅の外観の写真を撮る人が丸ビルや新丸ビル辺りまであふれている。というか、むしろその辺りからしか全体が撮れないのだ。また、ドーム内はみんなが天井を見上げて写真を撮っている。要するに、駅内外は大混雑で、電車に乗る人にとっては大迷惑であろう。

ところで、東京駅は、福井から東京に電車で行く際には、ほとんどの場合に利用することになる。品川に新幹線が停まるようになり、山手線の西側以西が目的地だと行きは品川で降りる場合が多いが、帰りはたいてい東京駅から乗ることになる。お土産などを買うにも店が多く便利だし、それに、何となく始発駅から乗らないと落ち着かない気分だ。ただし、東京駅でも最近は5分前にしかドアが空かず、なかなか気忙しい。

この東京駅、観光客目線で見ると、丸の内側には丸ビル程度しか主だった商業施設がない反面、八重洲側には百貨店をはじめ店の数も多いし、銀座や日本橋も近い。自分としても丸の内口より八重洲口を利用することが多いし、体感的にも人の流れも新幹線がある八重洲口の方が多いような気がする。新幹線から在来線にそのまま乗り換えてしまうことも多い。いずれにしても、丸の内側の地上に出ることは意識しない限りあまりないのである。

しかし、最近はずっと工事をしていてどうなっているのかよくわからなかったものの、今回復原された姿をながめて見ると、この赤レンガ駅舎、きわめて美しく、なかなかの歴史や文化を感じる。辰野金吾がアムステルダム中央駅をまねて設計したという説はどうやらウソのようであるが、周辺に灰色の高層ビルが立ち並ぶ中で、この赤レンガの歴史的建造物の姿はどの角度から見ても、遠くからでも近くからでも美しい。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

ほんとに久しぶりの海遊館

2012-09-20 | 旅行・交通




大阪・天保山の海遊館に行ってきた。開館から20年ほど経つらしく、当時は斬新な水族館だったが、最近は新しく開館したところに押されてちょっと地味な感じである。あのころは、葛西臨海水族園や名古屋港水族館、八景島シーパラダイス、しながわ水族館、鳥羽水族館(移転)などが相次いで開館し、ちょっとした水族館ブームであった。ちなみに、特に水族館好きというわけでもないが、このあたりは全部訪れている。

今回行ったのは、特に海遊館に行きたかったわけではなく、天保山に近いIKEA鶴浜(福井からだと神戸よりこちらの方が近い。)に行った帰りにちょっと寄ってみただけである。IKEAから天保山はかなり近く、有料の(現金で100円とられる。)なみはや大橋を渡って10分ぐらいである。3連休で混んでいるかと思ったが、駐車場は意外に待ち時間なしで入れ、チケット売り場も閑散としている。

ということで、ここまで来たのならということで2000円を支払い入ってみると、なかなかの混雑で、人気のある水槽の前は人混みであまり見えないほどである。家族連れにはいまだ結構人気で賑わっているのだ。現在でも規模としてはかなり大きいと思うが、施設はちょっと古さが目立ち、アクリルなどかなり傷が付いている。ジンベエザメも大きいのがいなくなってしまい、ちょっと寂しい。

ところで、隣の天保山マーケットプレイスは現在ではあまりおしゃれな場所ではないが、新しく「なにわ食いしんぼ横丁」というのができていた。昔の町並みを再現したようなところに、たこ焼きやいか焼きなどの店が並んでいる。お好み焼の「ぼてぢゅう」もあった。その向こうに、全周映画をやっていたサントリーミュージアムIMAXシアターというのがあったはずだが、なくなってしまったようだ。時代の流れだろうか。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

高層ホテルで実感する東京の変貌

2012-08-27 | 旅行・交通




東京で宿泊しなければならないときは、東京駅近くのサピアタワーにある「ホテルメトロポリタン丸の内」を利用することが多い(といっても数回)。このホテルは、高級感はそれほどないものの、東京駅からすぐ近くのスタイリッシュなホテルで、部屋の大きな窓からは東京の景色や夜景も存分に見ることができて、好きなホテルの一つである。ただし、いわゆるシティホテルではなく、上級のビジネスホテルなので、部屋はさほど広くない。

結構便宜を計らっていただいて、南側の東京駅を見下ろせる部屋やその近くのコーナーの部屋にアサインしてもらえることが多い。眼下に新幹線や通勤電車が発着する様子を眺めているのは、鉄道ファンでなくても楽しいもので、時間の経つのを忘れるほどだ。ロビーのジオラマにも電車が走っているが、窓からは実物が見られるのだ。

また、部屋によっては東京タワーやレインボーブリッジを望むことができ(部屋によってはスカイツリーも見られるそうだ。)、どこまでも広がる東京の風景や一晩中走り続ける車のライトなど、しばし、日ごろの生活とはかけ離れた都会の雰囲気に浸ることができるのである。まるで都心の高級マンションに暮らす気分(知らないけど)である。

ところが、今回は北西のコーナーの部屋だったのだが、27階のTenqoo(天空)というレストランで朝食をとっていると、こちらは南向きなのに、前は見えていたはずの東京タワーがなぜか見えない。どうやら、まわりに高層ビル(主犯は東京中央郵便局だろうか。)ができてきて、だんだん眺望が悪くなっているようだ。レインボーブリッジもかなり見えにくくなっている。近くに高層ビルがあるので部屋の階数や位置でずいぶん違うとは思うが。

それにしても、東京の変貌というのは早いものである。東京に行くたびに何か新しいものができている。今も、ホテルから見るだけでも、東京駅の丸の内側でかなりの工事をしているし、上野に向かって新しい線路(東北線からの直通用)を作っている。これらも次に来るころには様変わりしているのだろう。福井では橋一本架け替える(幸橋)のに7年もかかっているし、敦賀駅のバリアフリー工事もなかなか終わらないのに。(写真上は5年前に客室から撮ったもの。)

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

夏の関西おでかけパスでアクアライナーに乗る

2012-08-16 | 旅行・交通






夏の関西1デイパスが発売されたので、さっそくそれを使って大阪に行ってきた。前にも書いたことがあるが、きっぷの内容を説明すると、敦賀から関西一円、姫路や和歌山まで普通列車乗り放題の便利なきっぷだ。特に、別に特急券を買えば特急に乗れるというところがポイントが高く(この種のきっぷは特急券を買っても乗れないきっぷが多い。)、京都は無理だが大阪往復でも普通にきっぷを買うより安くなる。

ただし、今回から3500円となり、600円の大幅値上げである。そのかわりに、大阪の水上バスがフリー区間に含まれたが、そんなもの乗らない人も多いだろう。やはり安すぎると思って考え直したのであろうか。敦賀から利用する人にとっては影響が大きい。JR西日本の値段付けは結構いい加減で、西日本パスのときでも後で大幅に値上げしたあげく、中止してしまった。

このパスは、いつも本券以外に何かのオプションが付いている。以前は、琵琶湖の周遊船などのチケットがついていて、オトク感が強かった。今回は、鞍馬祇園チケット、高野山チケット、生駒山上チケットのうちどれか一つと引き換えられる。これらも別途購入するとかなり高いのでおトクだ。ただし、敦賀から使用すると高野山や生駒は結構遠く、時間が厳しい。まあ、使わなくても十分モトがとれるので今回は使わないことにした。

せっかくなので、今回からフリー区間となった水上バス(アクアライナー)に乗ってみた。約1時間で大阪城から中之島をめぐる。一応屋根は透明なのだが視点が低過ぎてあまりよく見えない。韓国の若者やアラブ系のおじさんなどもいてなかなか国際色豊かだ。しかし、これが乗り放題といわれても1回で十分かもしれない。道頓堀まで行くいかだのような舟もあるので、暑くなければこちらもおすすめである。

一方、北陸にも同じようなおでかけパスがあるが、こちらは、2000円と安く、糸魚川の先あたりまで行けるものの、3日前までに購入しないといけないのと、特急券を買っても特急に乗れないという2つの問題があり、そういう意味でほとんど利用価値がない。こっちの方もなんとかしてほしいものだ。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします