1973年より欠番になっていた第一艦隊。
2020年11月17日、ケネス・ブレイスウェイト海軍長官が海軍関係団体のイベントで講演。中国の海洋進出が拡大する中で、インド洋と太平洋を結ぶ海域を管轄する第1艦隊を創設する構想を述べ、翌12月2日上院公聴会で編成する考えを明らかにした母港を豪ダーウィンとする予定だそうだ。
横須賀の第七艦隊と、スプラトリー(南沙)諸島やバラセル(西紗)諸島を南北で挟み撃ち出来る体制だ。
またインド洋にいち早く駆けつけられる。
このニュース、日本で報じられたのか?
報道されたとしても小さなニュースとして報じられただけではないか?
中国に不都合なニュースはやはり「報道しない自由」を行使する様だ。日中記者交換協定だけでなくマスゴミ中枢に中国共産党の影響下にある人物に汚染されていると疑われても仕方が無い。
日米安保体制に於いて米海軍第三艦隊と併せ太平洋が三分化されると言う事は非常に大きなニュースではないのか?
そうすると米海軍は、
第一艦隊・・・ダーウィン
第三艦隊・・・サンディエゴ
第七艦隊・・・横須賀
と言う体制になるのかな。
トランプ政権は、強大化した中国海洋戦力が東シナ海や南シナ海だけでなく、西太平洋やインド洋にまで勢力を拡大しつつある状況に対抗するために、それまで「アジア太平洋地域」という名称を用いていた地域を「インド太平洋地域」と呼称するように変更した。

第七艦隊旗艦ブールーリッジ
インド洋へもダーウィンからならば比較的早く駆けつけられる。
米海軍は艦隊内に空母打撃群を持つ。第七艦隊は2個空母打撃群を有している。第一艦隊は1個空母打撃群を持つ事は決定しているが2個になるかならないか、現状予算などから1個空母打撃群に収まるのかな?
しかし中国は常に3個空母打撃群に囲まれる事となる。1個空母打撃群当たり約80機の作戦機を有すると考えると240機相当の米海軍航空隊が中国の主張する海域に目を光らせている事になる。
更に潜水艦や駆逐艦が射程距離4000kmのトマホーク巡航ミサイルで中国本土や艦船を狙っている。

当然その中には「通常弾では無い」→核弾頭のモノもある。
習近平主席が焦るのも理解できる。
故に日本のマスゴミは触れたがらないのだろう。