北朝鮮が米国と周辺国にチキンレースを仕掛けてきた。今回の元首は未だ若く側近にいい様に利用されているのかも知れないが、国家元首である。元首である以上責任の帰属はこの若造になる。途中でチキンレースを止めることができるのか心配である。今回は韓国も何かあれば即応体制を敷いている。米国の照準は最早セットしていて後はボタンを押すだけと考えるのが妥当だ。新月の夜に注意すべきである。米軍から仕掛けるのであれば新月の夜を狙う。北朝鮮側もまた新月に攻撃したい(4月10日が新月である)。トマホーク巡航ミサイルを海中から発射すれば、事故なのか攻撃なのか分らない。また大々的に攻撃を行うのであれば複数の戦略拠点を叩く。地上戦は韓国軍に任せれば米軍の犠牲者は極少数で済む。ムスダン(弾道弾:戦略ミサイル)やノドン、放射性物質の抽出工場、元首の居住区などを航空攻撃いやミサイル攻撃すれば良い。厄介なのが韓国側に掘られたトンネル(既に30余本以上発見されている)や韓国内部にいるスパイ及び工作員の連中だが、これは韓国が何とかすればよい。
中国も今回はご立腹のようだ、そもそも共産国で3代の世襲とはまるで王朝復活を認めたようなモノだ。中国共産党としてはその矛盾の打破と言う論理も成り立つ。何より北朝鮮の場所に親米政権が出来ることは避けたい。人民解放軍が北朝鮮に進攻する可能性さえある。米軍の圧倒的な軍事力を見ようとするのか見せ付けられることを拒もうとするかで、中国の動きは変わる。中国も新しい政権である、そして過去に元首の世襲に「異」を唱え「今回は特別」としたのが2代目の金正日だった。その「異」を唱えた上海閥(藩)出身が、中国のトップでもある。
北朝鮮は今回は少々やり過ぎのようだ。北朝鮮が望む落とし処に落ち着ことは困難ではないのか?