社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

国民は?

2010-09-17 21:39:42 | 社会常識と教育
 民主主義では国民が政府の動きをチェックする必要がある。そのためのコストはそれぞれの勉強によるところが大きい。しかし、どうだろうか?今回の民主党の党首選すら知らない方が多数いることに驚きを感じるが皆さんはいかがでしょうか?彼らにいわせると「学校卒業した後で勉強なんかなんでしなければならない。そんなのだったら選挙権などいらない」と言い切る方が多いようだ。特に女性が多いようだ。
 今日本は中国と相当ヤバイ状況だ。また、アメリカとの関係もよくない。しかしアメリカが今回「尖閣諸島は日本の領土であり安保条約の適応範囲である」と発言した。これにより日本はアメリカに大きな借りを作ったことになる。民主主義の「権利だけ教えて義務を教えてこなかった」ツケだろうか。衆愚化に向かって日本は転げ落ちているのではないか。
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危機に対応できない人事

2010-09-17 00:20:42 | 社会常識と教育
 「100年に1度の危機」とリーマンショック後よく言われいていた。それからまる2年がたったが、景気は沈んだままだ。政権は代わったがどちらかと言うと素人集団であり、また官僚の人事は「100年に一度の危機」でもハンモックNO.方式である。太平洋戦争もこのハンモックNO.方式から抜け出せずに敗退した。あれだけの犠牲者を出していながら何の教訓も生かせないのだろうか?
本来なら官僚の中から改革案がでることが望ましいのだがこれは日本人には無理である。徳川幕府も最後まで幕閣の人事の改善ができず、低下層の武士集団である明治の元勲たちに潰された。
明治の元勲亡き後の日本は人事に柔軟性を損ない太平洋戦争で敗北した。
 更に民主党の新たな人事でも玄人は殆ど登用されていない。野田蔵相に至っては菅総理が蔵相時代にしくじったミスを繰り返してしまった。せっかくの為替介入の効果も余計な一言で止めてしまった。勉強不足である。
 これが「100年に一度の危機」に対応する人事(布陣)だろうか?大いにクビをひねりたくなる。
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