毎日が、始めの一歩!

日々の積み重ねが、大事な歴史……

広宣流布とは、「獅子の道」である。何ものをも恐れぬ、「勇気の人」「正義の人」「信念の人」

2021年08月30日 | 妙法

〈新・人間革命と私〉 西大阪総県女性部長 津田宣子さん2021年8月30日

〈心に刻む珠玉の言葉〉

 広宣流布とは、「獅子の道」である。何ものをも恐れぬ、「勇気の人」「正義の人」「信念の人」でなければ、広布の峰を登攀することはできない。そして、「獅子の道」はまた、師の心をわが心とする、弟子のみが走破し得る「師子の道」でもある。〈第5巻「獅子」の章〉

〈時代背景〉

 1962年(昭和37年)1月24日、山本伸一は、自身が不当逮捕された大阪事件の判決公判のために関西へ。関西の男子部・女子部の会合に出席し、不退の信心を貫くよう訴える。翌25日に行われた公判では、大阪地方裁判所が「無罪」の判決を出す。伸一は善良な民衆を苦しめる権力の魔性との徹底した人権闘争を決意する。

仏法は勝負! 歴史開く対話を

 西大阪総県が誉れとする師弟の原点は、1985年(昭和60年)1月25日、池田先生が西大阪文化会館(現・住之江文化会館)を訪問してくださったことです。この時、先生は、23年前の同じ日に「大阪事件」の無罪判決を勝ち取った歴史を語られ、「仏法は勝負」との永遠の指針を贈ってくださいました。
 
 この日は1・25「西大阪の日」として、常勝の金字塔を打ち立てる誓いの日となっています。
 
 私自身、大阪事件の無罪判決の場面が描かれた「獅子」の章を読み返すたびに、どんな逆境に立たされようとも、民衆のため、師匠のため、正義のために「必ず勝つ」との決意を新たにしてきました。

 仏法は勝負――この大切さをかみ締めた体験があります。結婚当初、夫は学会活動に理解がなく、家事や育児、経済的な悩みも抱えていました。そうした悪戦苦闘の日々の中、夫が命に及ぶ事故に遭ったのです。
 
 長女が生後3カ月の頃で、過酷な宿命に押しつぶされそうになりましたが、同志の励まし、池田先生のご指導に勇気をもらいながら、「必ず夫婦で広布のお役に立ちます」との誓願の祈りを貫きました。すると夫の状態は奇跡的に回復。信心の功徳に触れた夫は活動に挑戦し始め、今は地区部長として奮闘しています。創価女子短期大学を卒業した2人の娘も、それぞれ使命の天地で活躍しており、感謝でいっぱいです。
 
 現在、コロナ禍の中で一人一人と会う機会が減った分、心を通わせる時間を増やそうと訴えています。多宝の先輩たちは「家でじっとしてるだけではあきませんな」と、元気に友人と電話などで対話されており、地域に信頼が広がっています。
 
 「仏法は勝負」との指針に生き抜こうと決め、皆で異体同心の団結を固めながら、勇気の対話で「全てに一番」の大勝利の歴史を必ず開く決意です。

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