「投票やり直し」150万超=「ロンドン独立」賛同13万―請願に殺到・英EU離脱
離脱意味知らず投票か、勝利後に検索
【ロンドン時事】23日に実施された国民投票で、英国が欧州連合(EU)から離脱することが決まったことを受け、英議会のウェブサイトで投票のやり直しを求めるオンライン請願に署名者が殺到、
25日午後(日本時間同夜)に150万人を超えた。またネット上の別の署名サイトにはロンドンが英国から独立し、EUに加盟することを求める請願も出され、13万5000人以上が賛同した。
「投票やり直し」請願は5月25日に提出されていた。「投票率が75%以下で、残留または離脱の支持率が60%以下だったら投票をやり直す」よう求めている。
今回の投票結果は投票率72%で離脱支持は52%だったため、請願に基づけばやり直し対象になる。
同サイトで署名者が1万人を超えると政府は何らかの回答をする義務があり、10万人を超えると議会がその問題を審議しなければならない。
署名数にかかわらず政府に請願内容を強制できるわけではないが、100万人を超えるのは異例。国論を二分した今回の投票の結果への反発の大きさを示している。
一方、「ロンドン独立」の署名活動では「ロンドンは国際都市であり、われわれは欧州の中心に残りたい」と訴え、残留派のカーン・ロンドン市長に独立を宣言するよう求めている。
国民投票でロンドンでは60%が残留支持だった。
AFP通信によると、カーン市長は24日、声明を発表し、「スコットランドや北アイルランドと共に、ロンドンがEUとの離脱交渉において発言権を持つことが重要だ」と強調。
「われわれはEUを脱退することになるが、単一市場の一部として残ることが重要だ」と述べた。
舛添都知事の退職金、約2200万円 別に850万円も
舛添氏の在職期間は、14年2月11日から約2年4カ月だった。歴代8人の都知事の中で、猪瀬前知事に次いで短い。
公用車で都庁を後にする舛添要一都知事を見送る職員ら=20日午後4時4分、東京都新宿区、日吉健吾撮影c 朝日新聞 公用車で都庁を後にする舛添要一都知事を見送る職員ら=20日午後4時4分、東京都新…
舛添氏には退職金約2200万円が支払われる。都によると、退職金は都条例に基づき、退職した時点の給料月額145万6千円に、在職月数2年5カ月分(1カ月未満の日数を1カ月分に換算)をかけた金額の52%になるという。
退職金以外にも、舛添氏には今年度分の給与約850万円が支給される。内訳は3カ月分の給料と、
今月末に支給される6月の期末手当(ボーナス)約380万円など。知事就任以降に受けとった給与総額は、計約6800万円となる。
131億年前の宇宙に酸素 アルマ望遠鏡で発見
06/17 03:07、06/17 07:39 更新
131億光年離れた銀河に酸素があることを、南米チリのアルマ電波望遠鏡を使って突き止めたと、大阪産業大や国立天文台などのチームが17日付米科学誌サイエンスに発表した。
宇宙が誕生してから7億年後の今から131億年前には酸素が存在したことを示す成果で、井上昭雄・大阪産業大准教授は「初期宇宙での星形成の歴史解明につながる」と期待している。
チームは昨年6月、くじら座の方向にある約131億光年先の銀河をアルマ望遠鏡で観測し、酸素からの光を検出した。これまで直接確認した酸素のうち、最も遠いものという。