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「追い込み漁は非人道的」 ケネディ米大使

2014年01月21日 | 文化

「追い込み漁は非人道的」 ケネディ米大使がツイッターでイルカ漁に反対

 キャロライン・ケネディ駐日米大使は18日、短文投稿サイトのツイッターで「米国政府はイルカの追い込み漁に反対」と表明した。イルカなどの小型鯨類を沖合から湾に追い込んで捕獲する追い込み漁は、和歌山県太地町で行われている。

 ケネディ大使は「イルカが殺される追い込み漁の非人道性」を深く懸念していると日本語と英語でそれぞれ投稿した。

 英語版には賛同や感謝が多く表明される一方、日本語版には「漁は住民の生活の一部」「ハンティングも十分非人道的」などと反論が目立った。

 太地町のイルカ漁をめぐっては、隠し撮りした映像で漁を批判的に描いた米映画「ザ・コーヴ」が2010年にアカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞している。(共同)


 



「イルカだけが残虐なのか」和歌山知事、老い込み漁批判の米大使に反論

 和歌山県の仁坂吉伸知事は21日の記者会見で、キャロライン・ケネディ駐日米大使がツイッターで「イルカの追い込み漁の非人道性」を訴えたことに対し、「われわれは牛や豚の命を奪って生きている。イルカだけ残虐だとするのは違うのではないか」と反論した。

 仁坂知事は、イルカ類は国際的な規制の対象外だと指摘。「食文化は違う。世界的に資源がなくなるのでなければ、相手の立場を認め合うのが文明の知恵だ」と述べた。

 和歌山県太地町ではイルカなどの小型鯨類を湾に追い込んで捕獲している。


驚異の深海生物 ダイオウグソクムシ

2014年01月03日 | 面白ニュース

“絶食”のまま6年目 鳥羽水族館の驚異の深海生物 正月の“新メニュー”も口にせず


鳥羽水族館の。飼育員が与えた餌(左)に近づくそぶりを見せたが、食べようとはしなかった=2日午後、三重県鳥羽市

 長期間、餌を食べていないことで話題となっている三重県鳥羽市・鳥羽水族館の深海生物「ダイオウグソクムシ」が2日、“絶食”してから6年目に入った。この日、同水族館が餌をやる様子を報道陣に公開したが、餌は食べないままだった。

 このダイオウグソクムシの名前は「No.1」で、平成19年9月にメキシコ湾からきた。体長約29センチ、体重約1キロの雄。21年1月、アジ1匹を食べたのを最後に、餌を口にしていない

 今回の餌は、飼育員、森滝丈也さん(44)が考案したマグロの血合い部分やホタテの貝柱など「新メニュー」だった。

 一つずつ水槽に沈めると、ほかの個体がかぶりつくのをよそに、「No.1」は触角を動かして近づくそぶりも見せたが、食べようとはしなかった。