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創価大学通信教育部が開設45周年

2021年08月11日 | 妙法

創価大学通信教育部が開設45周年 夏期スクーリングが開講2021年8月11日

  • 池田先生が記念のメッセージ 学光魂で栄光勝利の峰へ
創大本部棟の前に立つ「学光の塔」(東京・八王子市)。躍動感あふれる6体の像は、通教生の学びの志を表すかのよう
創大本部棟の前に立つ「学光の塔」(東京・八王子市)。躍動感あふれる6体の像は、通教生の学びの志を表すかのよう
 
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創大通教夏期スクーリング開講への池田先生のメッセージ2021年8月11日

皆さんは新時代の先頭を走りゆく価値創造の走者

 学問に挑む喜びと誇りに満ちた夏期スクーリング、誠にご苦労さまです。
 打ち続く試練にいやまして燃え上がる“学光スピリット”に、私は喝采を送りながら、日本全国、全世界から勇み参加される尊き皆さんの学業成就と健康安穏、全日程の無事進行を真剣に祈念しております。
 どうか聡明に、体調や生活リズムを整え、信頼する教員の先生方、職員の方々とともに、最高に充実した向学の夏を勝ち飾ってください。
 思えば1976年、わが創大が通信教育部を創設した当時、日本で通教を行っている大学は10校ほどでありました。45年を経て、現在は約80大学・大学院にまで増加しています。
 人生100年時代を迎え、たゆまず、しなやかに学び続けながら、激動の社会に価値を創造しゆく英知を、皆がいよいよ求めています。
 わが創大通教の皆さんこそ、民衆の連帯に立脚しつつ、新時代の先頭を走りゆく、価値創造の走者なりと胸を張っていただきたいのであります。
 世界で最大級となるインドの通信制大学では、優に300万人を超える方々が学んでいます。
 “教育の力”で伸びゆく精神の大国・インド――その基礎を築いた哲人指導者が、ジャワハルラル・ネルー初代首相です。
 ネルー首相は独立闘争の中で、9回、延べ約9年の月日の投獄を耐え抜いた闘士です。その間、愛娘に手紙を通し、人類の歴史を教え励ましています。それは、さながら父からの“通信教育”でありました。
 その手紙にはつづられています。「知恵がどこにやどっているにしろ、まだそこにはもっと多くの知恵をいれるすきまがあり、それ以上もう場所がないなどということがあるはずはない」そして「勇敢でありなさい。そうすればほかのことは、それにつれて自然に道がひらけてくるものだ」と(J・ネルー『父が子に語る世界歴史』大山聰訳、みすず書房)。
 人間の知恵に限界はありません。勇気をもって磨けば磨くほどに、「学の光」は一段と輝きを放ち、混迷を深める社会の闇を赫々と照らし晴らしていくことでありましょう。
 わが恩師・戸田先生は「強き生命力と、たくましき智慧とによって、わが人生を自在にリードして、自他共の幸福を創りゆけ」と叫ばれました。
 無限の使命と可能性を抱いた“学光王者”である皆さんが、生き生きと栄光勝利の峰へ、前進されゆくことを心から願ってやみません。
 猛暑の折、無理なく猛暑の折、無理水分と休憩、睡眠を十分に取りながらの探究であってください。ご家族の方々にも、どうかくれぐれもよろしくお伝えください。

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 創価大学通信教育部(東京・八王子市)の第46回「夏期スクーリング」が9日、オンラインで開講した。同日から創大首脳による開講に際してのあいさつ映像が、通教学生ポータルサイトで配信。創立者・池田大作先生が記念のメッセージを寄せ、“学光スピリット”で栄光勝利の峰へ前進をと呼び掛けた。
 
 「重大な歴史の日となりました」。創大開学から5年後の1976年5月16日、通信教育部の開学式に、池田先生はメッセージを贈った。「人間教育の最高学府」として、年齢や職業、居住地のいかんを問わず、全ての人に教育の門戸を開きたい――同部の設置は開学以来の先生の夢だった。
 
 それから45年を経て、卒業生の連帯は、今や2万人以上に広がった。友は、日本のみならず、世界中で躍動している。

19カ国・地域の6800人が参加

 今夏のスクーリングは1期から3期までに分かれ、19カ国・地域の延べ6800人が向学の汗を流す。池田先生は開講へのメッセージで述べた。「勇気をもって磨けば磨くほどに、『学の光』は一段と輝きを放ち、混迷を深める社会の闇を赫々と照らし晴らしていくことでありましょう」
 
 感染症の拡大によって、通教生の学修環境は大きく変化した。昨年入学した、ある70代の女性は、学友と教室に集えないことに、不安を覚えていたという。しかし、挑戦の歩みを止めなかった。「光友会(通教の在学生の集い)や地域の方々の支えがあるから、負けていられないんです!」
 
 コロナ禍の試練にあっても、互いに高みを目指し、励ましを送り合う“通教”の輝かしい伝統は、開設50周年、そして100周年へ脈々と受け継がれ、希望を創る学びの光で世界を照らしゆくにちがいない。
 
 開講に際しての映像では、田代理事長が池田先生のメッセージを紹介。花見通信教育部長が、探究と価値創造への熱を高め、勝利の人生を開きゆく有意義なスクーリングにと語った。馬場学長は、一人一人が人間教育を体現する新たな歴史をつづろうと望んだ。
 
 ※創価大学通信教育部のウェブサイトでは、夏期スクーリング特設サイトを設け、スクーリングの模様などを紹介しています。コチラからアクセスできます。

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〈桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進〉

2021年08月11日 | 妙法

〈桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進〉第1回 東北2021年8月11日

3:47

 本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介します。第1回は、東北の同志に詠んだ「みちのくの幸の光彩」(1988年)です。

青森と秋田にまたがる十和田湖。遊覧船の航跡が、湖上に“Vサイン”を描く(1994年8月、池田先生撮影)。撮影の翌日、先生は青森県総会に出席し、「貫いた人が勝つ。不屈の人が勝つ」と訴えた
青森と秋田にまたがる十和田湖。遊覧船の航跡が、湖上に“Vサイン”を描く(1994年8月、池田先生撮影)。撮影の翌日、先生は青森県総会に出席し、「貫いた人が勝つ。不屈の人が勝つ」と訴えた
雄弁は「金」 沈黙は「銀」

 私は詠んだ
 「人材の城を築けと決意ます
 恩師の去りし青葉に立つれば」
 東北に贈った指針も
 恩師の心を東北の地に
 刻んでおきたかったからだ
 “広布の総仕上げは東北健児の手で”
 また 
 “人材の牙城・東北たれ”と
  
 ◆◇◆
  
 あなたたちは
 持ち前の粘りと忍耐で
 「冬は必ず春」の御金言を抱きしめ
 あらゆる障害を幸福への試練とし
 雄々しく乗り越えてきた
 それら無名の庶民の
 信仰凱歌の無数の軌跡
 それは まさに
 民衆の
 民衆による
 民衆のための時代を開く
 地を這うが如き尊き戦いであった
  
 ああ――
 愛する君たちよ
 尊い みちのくの友
 かけがえのない我が同志よ
  
 ◆◇◆
  
 君たちよ
 明朗の人は
 愚痴と悲哀から踵を返し
 常に 太陽を仰ぎゆく
 向日性こそ 彼の誇るべき象徴だ
  
 明朗の人の周りには
 いつも 喜びと笑いの輪が
 幾重にも 幾次元にも
 広がり 連なっていく
 そして 明朗の人は
 涌き出ずる歓喜をば言葉に託し
 降魔伏惑の大言論戦
 先駆の栄誉を担い 進む
 雄弁は金 沈黙は銀なりと
  
 ◆◇◆
  
 明るく 愉快に
 そして一歩 また一歩と
 “さあ すばらしき光彩を見たまえ”と
 朗らかに 朗らかに
 スクラムも固く
 前進を開始してもらいたい
  
 私は 君たちを信じている
 私は 君たちを待っている
  
 いま 世界の人々が
 東北を見つめている
 東北にあこがれている
 東北には
 真の「平和」がある
 真の「人間」がいる
 真の厚き「友情」があると
 東北の発展を
 世界の人々が祈っている

仙台市の旧・東北文化会館で、東北広布史の展示を観賞する池田先生と香峯子夫人(1994年8月)。長編詩「みちのくの幸の光彩」には、「東北の あの地この地には/恩師と私と同志との/師弟共戦の珠玉のごとき思い出が/満天の星のように/きらめき さざめいている」と
仙台市の旧・東北文化会館で、東北広布史の展示を観賞する池田先生と香峯子夫人(1994年8月)。長編詩「みちのくの幸の光彩」には、「東北の あの地この地には/恩師と私と同志との/師弟共戦の珠玉のごとき思い出が/満天の星のように/きらめき さざめいている」と

 青森と秋田にまたがる十和田湖。遊覧船の航跡が、湖上に“Vサイン”を描く(1994年8月、池田先生撮影)。撮影の翌日、先生は青森県総会に出席し、「貫いた人が勝つ。不屈の人が勝つ」と訴えた

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