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日々の積み重ねが、大事な歴史……

たま駅長

2015年06月27日 | ネコ・癒やし

たま駅長、他界前日の病院でも「駅長魂」 28日に社葬

病院に見舞いに来た和歌山電鉄の小嶋光信社長に「ニャー」とこたえるたま駅長。逝く前日までは元気な姿を見せていたという=21日午前11時ごろ、岩出市、同電鉄提供© 朝日新聞 病院に見舞いに来た和歌山電鉄の小嶋光信社長に「ニャー」とこたえるたま駅長。逝く前日までは元気な姿を見せていたという=21日午前11時ごろ、岩出市、同電鉄提供

 「これだけ人を動かした猫はいない」「世界的に有名になっていくのがうれしかった」――。和歌山電鉄のたま駅長急死の公表から一夜明けた25日。執務を続けた貴志駅(和歌山県紀の川市)にはファンらが駆けつけ、別れを惜しんだ。

 同社広報によると、他界する前日の21日午前に小嶋光信社長が岩出市の病院に見舞いに行った。小嶋社長がたまに声をかけると、だっこしてもらいたい様子で、すくっと立ち上がったという。また写真を撮ると、仕事と思ったのか、しゃきっとした姿になったのが印象的だったという。

 献花のため、大阪府岸和田市から貴志駅に駆けつけた会社員の越野薫さん(47)は、4月に16歳の誕生日を迎えたことを報道で知り、「いま行かないと」と思ってゴールデンウィークに出かけ、初めてたまに会ったという。しかし、「それが最初で最後になってしまった」。「これだけ人を動かした猫は、たまちゃんだけなのではないでしょうか」と残念がった。


花フェスタ2015

2015年06月27日 | 文化

花フェスタ2015札幌 きょう開幕、準備は万端

「花フェスタ」の開幕を前に、優美なランが次々と並べられた特設会場「蘭パビリオン」

 道都の初夏を色とりどりの花々で演出する「花フェスタ2015札幌」(北海道新聞社などの実行委主催)が27日、札幌市中央区大通西4~7の大通公園で始まる。開幕を翌日に控えた26日は、関係者らが会場の飾り付けなどの準備に追われた。

 5丁目会場では、特設会場「蘭(らん)パビリオン」へのランの搬入が進められ、道内の愛好家が育てた鉢植え217点が並んだ。26日にはコンテスト「北海道蘭大賞」の審査会が開かれ、グランプリの道知事賞に札幌市東区の山本玲子さん(75)の作品が選ばれた。4丁目会場には、今回初の「ハーブの寄せ植え体験コーナー」がお目見えする。

 7月5日までで、午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)。問い合わせは実行委運営事務局(電)011・782・7160へ。


筆談ホステス

2015年06月26日 | 政治

「筆談ホステス」北区議が初質問 東京、PC入力文を音声変換

東京都北区議会で初の一般質問を終え、記者会見する斉藤里恵区議=25日午後

 東京都北区議会で25日、「筆談ホステス」だったことで知られる斉藤里恵区議(31)が、初めて一般質問に立った。耳が不自由でスムーズに話せない斉藤区議は、パソコンに入力した文章を音声変換しスピーカーで議場に流す方法で、障害のある児童への教育や、子育て支援の取り組みなどについて尋ねた。

 白のスーツで登壇した斉藤区議は、持参したノートパソコンを二つのマイクに近づけ、事前に打ち込んだ内容を音声にして流した。障害者でも連絡ができるように、区施設の夜間受付に電話だけでなくFAXを設置する考えがあるかなどを質問し、区側は「適切に対応したい」と答えた。


たま駅長死ぬ:「天国でゆっくり休んで」住民らねぎらう

2015年06月25日 | ネコ・癒やし

たま駅長の写真が飾られている貴志駅には24日、近所の住民らが訪れ「天国でゆっくり休んで」と写真に触れながら、これまでの活躍をねぎらっていた。

 たま駅長は国内外のメディアが数多く取り上げ、アジアを中心に、たま駅長見たさに和歌山を訪れる外国人観光客も増加した。その功績をたたえ、和歌山県は「県勲功爵(わかやまでナイト)」や「県観光まねき大明神」の称号を贈った。

 社内でも「昇進」。08年にスーパー駅長、13年には社長代理、昨年は貴志川線総駅長職「ウルトラ駅長」に就任した。駅舎も10年には猫を模した新駅舎に模様替えし、和歌山県、紀の川市の顔として地域や乗客に笑顔をもたらしてきた。

 たま駅長の死を知って家族と駆けつけた近くの主婦、栄陽子さん(43)は「お休みしているのは知っていたが、そこまで悪いとは知らなかった。仕事のストレスもあったと思う。本当にご苦労さまでした」と悼んでいた。

 沿線にある和歌山信愛女子短大(和歌山市)は、電車に飾るたま駅長をデザインしたフェルト製のクリスマスリースを制作するなど関係が深かった。在学中にリースづくりをした梁川美穂さん(20)は「リースを作る時は体の柄を忠実に再現することにこだわった。誰からも愛される猫だった」と話した。

 貴志川線存続のため04年9月に沿線住民らがつくった「貴志川線の未来を“つくる”会」代表の浜口晃夫さん(73)=紀の川市=には24日午前、たまの死が伝えられた。浜口さんは「一緒に地域を盛り上げてくれた仲間。今後は私たち自身も頑張らないと。安らかに眠ってほしい」と話した。

 仁坂吉伸知事は「たま駅長は観光のスーパースターとして国内外から絶大な人気を誇り、観光振興に大いに貢献してくれた。突然の訃報で、深い悲しみとともに感謝の気持ちでいっぱい。どうか安らかに永眠してほしい」とコメントした。【稲生陽、倉沢仁志、高橋祐貴】


次世代の高速通信規格である4G

2015年06月14日 | デジタル・IT

いろいろあるモバイル通信の規格

進化を続けるモバイル通信

画像:イメージ図

近頃、スマホ(スマートフォン)のCMなどで、「3G」(スリージー)、「4G」(フォージー)、「LTE」(エルティーイー)といった言葉をよく目にするようになりました。これらは、実はすべてモバイル通信の規格を表しています。

モバイル通信でやり取りする情報は、時代とともに音声からデータ中心に変わってきています。特に最近はスマホでSNSを利用したり、写真を送受信する機会が増え、『より高速な』通信規格が求められています。こうした使い方の変化に対応するため、次々に高速な通信規格が登場しているわけです。

それぞれの規格の意味を知っておけば、おおよその通信速度が判断でき、スマホを購入する際にも目安になります。

そもそも「G」ってどういう意味?

画像:イメージ図

まずは、3Gや4Gで使われている「G」という言葉の意味から。これは、英語の「Generation(世代)」の頭文字です。たとえば、3Gというのは「第3世代」の通信規格であることを意味しています。

あまり耳慣れないかも知れませんが、かつては1G(第1世代)、2G(第2世代)のモバイル通信規格もありました。1Gはアナログ方式の通信規格、2Gはデジタル方式になってメールやネットの利用に対応した規格。2000年代に入ってからは、より高速化された3Gが主流に。3Gに該当するサービス例として、NTTドコモの「FOMA」(2001年10月サービス開始)があります。

そして今、スマホの爆発的な普及によって注目されているのが、次世代の高速通信規格である4Gです。こんな風に「数字+G」という言葉を見かけたら、数が大きいほどスピードが速いとイメージしておけばいいでしょう。