トヨタ自動車は9日、主力のハイブリッド車(HV)「プリウス」を6年7カ月ぶりに全面改良して発売した。4代目となる新型は、燃費性能を前モデルよりも2割高めたほか、
車体設計を根本から見直して走行性能を向上させた。価格は約243万~約340万円

 部品の小型化や軽量化などを通じ、一部のタイプの燃費は1リットル当たり40・8キロと、世界最高水準を実現したとしている。
四輪駆動タイプも用意し、寒冷地での販売増も目指す。東京都内で記者会見したトヨタの加藤光久副社長は「多くの主要部品を一新し、見直しもした」と述べ、走行性能に自信を示した。