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大谷の日本最速3発に米騒然!165億円メジャー

2016年10月18日 | スポーツ

大谷の日本最速3発に米騒然!165億円メジャー争奪戦も

大谷の日本最速3発に米騒然!165億円メジャー争奪戦も: 前日16日、最後の打者を打ち取りガッツポーズする大谷。その実力はワールドクラスだ© サンケイスポーツ 提供 前日16日、最後の打者を打ち取りガッツポーズする大谷。その実力はワールドクラスだ

 165キロで165億円超え!? 16日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージのソフトバンク戦(札幌ドーム)で、日本記録の球速165キロを出した日本ハム・大谷翔平投手(22)に対する米大リーグの評価が、
さらに上昇していることが17日、分かった。メジャー球界は、早ければ来オフにもポスティングでの移籍の可能性があるとみて騒然。2013年オフに年俸総額1億5500万ドル(約161億円、7年)で
ヤンキースに移籍した田中将大投手(27)を上回る金額での大争奪戦となりそうだ。

 「SAPPORO JAPAN」を発信源とする衝撃が、日本だけでなく米球界を動かしていく。大谷は16日のソフトバンク戦の九回にDHから救援登板し、
4年ぶり7度目の日本シリーズ出場決定に貢献。自身の持つ日本記録を更新する球速165キロを3度マークした。
打者としても活躍する、世界にも類をみない二刀流が出した数字。米国からの視線が、さらに熱くなってきた。

 「米国の各球団は来年以降、田中投手のときの金額をベースに戦略を練っていくと思います」

 こう予測したのは米本土で活動する米大リーグの関係者。岩手・花巻東高卒業時に海を渡る夢も持っていたプロ4年目の22歳、
大谷が最短で海外フリーエージェント(FA)権を得るのは5年後の2021年で、それより前のメジャー移籍はポスティングシステムになる。
大谷本人や日本ハムはメジャー移籍について言及しておらず、方向性は未知数だが、大リーグ側は165キロ右腕を待ちきれない。
早ければ来オフにも“大谷争奪戦”が展開されるという予測が広がっている。16日の快投で、一気に騒然とし始めた。

 大谷に対する評価は高まるばかり。同関係者によると、提示される年俸は、14年1月にポスティングシステムでヤンキース入りした田中将大投手への金額が“基準”になるという。
田中の年俸は7年総額で1億5500万ドル(約161億円、当時のレートで1ドル=104円)。大谷の獲得には、同程度か上回るほどのビッグマネーが必要とされ、MAX165キロとちょうど同じ165億円前後が、
各球団の攻防ラインになってくるという見立てだ。

 アストロズの大慈彌功・環太平洋担当スカウト部長は「常時100マイル(161キロ)はメジャーでも(最速169キロの)カブスのチャプマンら数人。
大谷選手の存在は米30球団全てが認めている」と明かした。さらに「第2のイチローは絶対に出ないと思うし、第2の大谷も出ないと思うほどの選手であるのは間違いない」と絶賛した。

 快投から一夜明けた17日、チームはオフ。大谷は札幌市内の合宿所で静養した。広島との日本シリーズは、22日の第1戦(マツダ)で打席にも入る“リアル二刀流”での先発でスタートすることが濃厚だ。
「日本一になりたい」と掲げる背番号11は、第2戦以降も代打やDHでフル回転する。

 田中は13年に楽天の日本一に貢献し、メジャーの評価をつり上げた。大谷も日本シリーズ、来春のWBCの活躍次第では、さらに金額が上がる可能性も。二刀流の今後に熱い視線が注がれる。

★大谷がメジャーに行くには…

 ポスティングシステムか、海外フリーエージェント(FA)権を行使しての移籍が考えられる。ポスティングシステムは海外FA資格取得前に米球界に移籍できる制度。
日本球団が譲渡金を上限2000万ドル(約20億8000万円)で設定し、その額を支払う意思のある大リーグ球団が選手と交渉できる。
大谷が最短で海外FA権を取得するのはプロ入りから9年が経過後の2021年。同オフに権利を行使すれば、大リーグ球団に移籍することができる。


マカヒキ日本馬初V成らず 仏競馬の凱旋門賞

2016年10月03日 | スポーツ

マカヒキ日本馬初V成らず 仏競馬の凱旋門賞

フランス競馬の第95回凱旋門賞で、日本馬初制覇を逃したマカヒキ(14)=2日、パリ近郊のシャンティイ競馬場(共同)

 【シャンティイ(フランス)共同】フランス競馬の世界最高峰レース、第95回凱旋門賞(G1)は2日、パリ近郊のシャンティイ競馬場で行われ、
今年の日本ダービー馬マカヒキ(3歳牡馬、クリストフ・ルメール騎乗、友道康夫厩舎)は14着に終わり、日本馬初制覇は成らなかった。

 日本中央競馬会(JRA)が海外競馬で初めて発売した馬券で単勝1番人気に支持されたマカヒキは、直線で伸びを欠いた。

 1969年のスピードシンボリの初参戦以来、日本馬はオルフェーヴルなど3頭(4度)の2着が最高。延べ20頭目の挑戦も優勝を独占する欧州馬の壁は厚かった。


日本ハムの選手たちは28日、遠征中の東京都内のホテルで恒例のビールかけ

2016年09月29日 | スポーツ

ビールかけ「なまら最高」 パVの日ハム

ビールをかけられてリーグ優勝の喜びに浸る中田翔選手=28日午後11時50分、東京都文京区(代表撮影)

 プロ野球パ・リーグで4年ぶりの優勝を決めた北海道日本ハムの選手たちは28日、遠征中の東京都内のホテルで恒例のビールかけをし、喜びを分かち合った。

 会場には瓶ビール約3千本が用意された。大野奨太選手会長が「今夜はなまら最高だあ」とかけ声を上げると、黒色の記念Tシャツを着たナインが、もみくちゃになりながらビールをかけ合い、互いの健闘をたたえた。

 エースで打線の中軸も担う大谷翔平選手は、プロ4年目での初体験に「最高でした。(ビールで)めちゃくちゃ目が痛い」とにっこり。

 主砲の中田翔選手も「幸せです。次の目標は日本一」と心地よさそうに話した。


大相撲 大関・豪栄道が初優勝

2016年09月25日 | スポーツ

大相撲 大関・豪栄道が初優勝
9月24日 19時03分

大相撲秋場所は14日目に、ただ1人、全勝の大関・豪栄道が平幕の玉鷲に勝ち、星の差2つのリードを守り、初めての優勝を決めました。
秋場所の優勝争いは、全勝の豪栄道と2敗の遠藤の2人に絞られて14日目を迎え、先に土俵に上がった遠藤が、新関脇の高安に寄り切りで勝ち、12勝2敗としました。

このあと豪栄道が玉鷲に寄り切りで勝ち、14戦全勝として星の差2つのリードを守り、千秋楽を前に初めての優勝を決めました。

豪栄道は今場所、負け越すと大関から陥落する角番で迎えましたが、反応の早さと、出足の鋭さを生かして初日から勝ち続けました。
7日目には今場所2横綱3大関を破った平幕の隠岐の海の挑戦を退け、中日8日目には角番を脱出しました。
その後も綱とりがかかる大関・稀勢の里や、横綱・鶴竜を次々に破って優勝争いを独走し、初土俵から11年余りで念願の初優勝を果たしました。

角番の大関の優勝は平成20年夏場所の琴欧洲以来、8年ぶりです。

また、豪栄道は大阪府寝屋川市出身で、大阪出身の力士の優勝は昭和5年夏場所で当時平幕の山錦が優勝して以来、86年ぶりです。
豪栄道「恩返しできた」
初優勝を決めた豪栄道は「精いっぱい相撲を取ることだけを考えていきました。思いどおりにいかないことが多くて、つらい日もあったが、きょうで少し変わりました。一番一番集中してやったことが結果につながったと思う。いろんな人に支えられて、きょうがある。恩返しできたと思う」と、うれし涙を見せながら話しました。

そして、「あすは全勝優勝をかけて千秋楽ですね」と聞かれると、「集中していくだけです」と力強く話していました。
大関昇進後 けがに悩んだ豪栄道
豪栄道は大阪府寝屋川市出身の30歳で、埼玉栄高校時代に全国高校総体で優勝を果たすなど大活躍し、大相撲の境川部屋に入門しました。

初土俵から3年足らずで新入幕を果たした平成19年の秋場所では、いきなり優勝争いに加わり、12年ぶりに新入幕力士として横綱との対戦が組まれるなど、
ホープとして大きな期待を集めました。


その後も低い当たりからのスピードある攻めを持ち味に、順調に番付を駆け上がりましたが、三役に定着したあとは足踏みが続き、
昭和以降、最も長い14場所連続で関脇を務め、おととしの名古屋場所で大関昇進を決めました。


しかし、大関昇進後はけがで思うような成績を残せず、ことしに入ってからも初場所は右手首のけがの影響で4勝11敗と大きく負け越しました。
夏場所の横綱・白鵬戦では顔を骨折し、続く名古屋場所は7勝8敗と負け越して、今場所は4回目の角番で迎えていました。

今場所はけがも癒え、場所前には横綱・日馬富士と激しい稽古を積むなど、仕上がりに自信を持って臨み、同い年で綱とりに挑む大関・稀勢の里や、
相性の悪い横綱・鶴竜、それに先場所優勝の日馬富士を次々と破って14戦全勝で千秋楽を残して、一気に初優勝をつかみ取りました。

来場所は綱とりかけた場所に
初優勝を決めた大関・豪栄道について、横綱昇進の議論を預かる日本相撲協会の審判部は、来場所が横綱昇進をかけた場所になるとの見解を示しました。

日本相撲協会の二所ノ関審判部長は、「自分の相撲を取りきり、14日間、いい相撲だった。稽古をしているから自分の相撲をとれる」とたたえました。

そのうえで、次の九州場所に横綱昇進がかかるかとの質問に、「優勝した訳だから、そういう話になることは間違いない。
来場所のためにも全勝優勝を飾ってもらいたい」と話し、来場所に綱とりがかかるとの見解を示しました。



大関豪栄道

2016年09月25日 | スポーツ

大関豪栄道、全勝守り初優勝 30歳5カ月、かど番V

大相撲秋場所で玉鷲を下し、14戦全勝で初優勝を決めた大関豪栄道=24日、東京・両国国技館

 大相撲秋場所14日目(24日・両国国技館)後続に2差をつけて単独首位だった大関豪栄道が平幕の玉鷲を力強く寄り切って14戦全勝とし、初優勝を決めた。
30歳5カ月での初制覇は年6場所制で5番目の年長で、かど番大関の優勝は2008年夏場所の琴欧洲以来。

 横綱日馬富士は大関稀勢の里を寄り切り、11勝目。稀勢の里は5敗目を喫した。横綱鶴竜は大関照ノ富士を寄り切り、10勝4敗。照ノ富士は10敗目。大関琴奨菊は9勝目を挙げた。

 ただ一人、豪栄道を2敗で追っていた平幕遠藤は関脇高安を寄り切り、12勝目。十両は大輝と阿武咲が3敗で並ぶ。

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初V豪栄道「不安でいっぱい」前夜一睡もできず 記録ずくめの悲願


 「大相撲秋場所・14日目」(24日、両国国技館)


万雷の拍手を受け感無量の豪栄道(撮影・佐々木彰尚)c デイリースポーツ/神戸新聞社 万雷の拍手を受け感無量の豪栄道(撮影・佐々木彰尚)  
 大関豪栄道(30)=境川=が平幕玉鷲を寄り切りで下し、怒とうの無傷14連勝で初優勝を飾った。30歳5カ月の初優勝は歴代5位の年長記録、新入幕から54場所は4番目のスロー達成となった。
08年琴欧洲以来、8人目のかど番V。大阪出身力士の賜杯は86年ぶり3人目と記録尽くしの悲願成就となった。

 気持ちがはやったか、つっかけてやり直し。2度目の立ち合いは下から豪快に攻め立て、右を差すと頭を付けて一気に寄った。
 ついにつかんだ頂点。大きく「フーっ」と息を吐いた。館内から「豪栄道」コールが響く中、土俵下では必死に興奮を抑えた。

 テレビインタビューでは泣いた。「いろいろな思いがありました。思い通りにいかないことが多くてつらかったけど、今日で少し報われました。うれし涙です」と、ほほを涙がつたった。
 大関13場所目で2桁勝利がわずか2度。今場所が4度目のかど番だ。「大関に上がってなかなか思うように勝てなくて、そういうつらい中で、自分の中で我慢してきた」と、ふがいない思いをずっと抱えてきた。

 前日、13連勝した時、周囲はもう優勝が決まったかのような騒ぎ。「僕は不安でいっぱいだった。勝負ごとは最後まで分からない」。前夜は相撲人生初めて一睡もできなかった。
 優勝の要因は「右差しにこだわって取ったのが良かった」と振り返った。「まぐれだと言われないように来場所、頑張りたい」と力を込めた。

 来場所、九州場所が綱とりとなるが、今は「まだ何も考えていない。ちょっと余韻に浸らせてください」と、喜びをかみしめる時。帰りには母・沢井真弓さん(60)や姉・笠原優雅(36)らと優勝記念写真に照れくさそうに収まった。