市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

食欲の秋 ボリュウムあるランチ

2005-11-11 | Weblog
 宮田町コーヒー店の紹介で、ちょっと付け足したい。。写真は、店の全景で昼時である。直前まで二人の同席者がいた。言い忘れたのは、カウンターだけでなく、メニューのドライカレー、グラタン、ホットサンド、スパゲッティなどを弁当ガ並べられ、購入できることである。

 ぼくはカウンターに座っても、今日の弁当をもらい、カウンターで食べる。いつも決まってドライカレーだが、ホットサンドセット(620円)は量が多いのでまだ試してない。で、このドライカレーなら少な目だと思って頼んだのだ。小さな茶碗いっぱいくらいだったので、すこし足りないかと思えたが、食べ始めた。

 途中でふと気がついた。もう十分に食べたのにまだ残ってる。肉をそぼろにまぶしたドライカレーとはこんなにボリュウムがあるのかと、おどろきつつようやく食べ終わった。あれから2,3度食べたときに気がついたのだ。実際にボリュウムがあったのを。上から見ると弁当は小さかったが、底が深かったのである。つまり上げ底の反対の「下げ底」であったのだ。

 「宮田さん、お客にはボリュウムが感じられるように底ガ浅くて大きく見えるプラスティック容器に変えたほうがいいんじゃないですか」と思わず助言した。

 彼女はそのアイデアをおもしろがったが、変えなかった。それが彼女だった。手にとってみて、食えば真実は理解される。上げ底はあげ底の事実しかつたえないと。ばかなことを助言と判じたぼくは恥ずかしい。しかし、フェアな商売が実は困難なのが、商売であるのだ。なんとかならんのか、これはと思うのだった。
 
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