市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

黒テント 上演実行委員会

2005-11-14 | Weblog
 10月12日土曜日夜、喫茶ウイングで、黒テント側から木野本啓、山中弘幸さんを向かえ質疑応答しながら、来年5月の当市公演の実行委員会をたちあげるかどうかを話しあった。今回は、エダリンが実行委員長を引き受けた。彼女は去年10月26日ピランデッロ鹿児島公演を観た直後から、次回は私がやるとは言ってはいた。あの時、やるならチケットを20枚は売ると確約する実行委員を集めなければ成功しないぞと、ぼくは主張をしていた。それに対しては、彼女は強く反対だった。そんな義務や制約のある実行委員会であっては意味がないと。

 当夜も彼女は、チケット売りばかりでなく、いろんな形で参加してもらえる実行委員会をやりたいと、今度は私が実行委員長を引き受けると発言した。ぼくが言う実行委員会は、戦闘集団に近い。しかし本当は、実行委員会とは、多くの人との出会いであり、また自分探しのプロセスでもある、豊な活動である。たんにチケット帳尻を合わせるだけではないはずと、改めで思うのだった。このごろチケットが売れないので、ぼくは少しあせりすぎてきたと思う。

 エダリンなら楽しい実行委員会ができるだろう。彼女は、物言いでも、立ち居振る舞いでもゆったりと、たおやかである。なんかふわーっとしているが、実行となると超人的な行動を平然とやるほどエネルギーがある。彼女の実現した現代ビデオアート展でぼくらは、その行動力を知りえたのであった。

来年5月の宮崎市黒テント公演は、エダリン実行委員長によって、新たな実行委員会が誕生することになる。まずは朗報をおしらせしたい。
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2 コメント

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Unknown ()
2005-11-16 23:15:14
以前クロテントのお手伝いをしてテント劇が大好きのなりました!売上とかでは無く!美味く話せないのですが!テント劇の面白さが解かって貰いたいです!あの、舞台と観客との一体化!私は忘れられないです!
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理想と楽しみ (市街・野作者(shigaiya))
2005-11-17 11:08:24
 思えば1989年黒色テント「夜と夜の夜」の実行委員会を川原一之、芥川仁などと立ち上げたときの目標は、まさに貴女のいうとおりでした。やがてその後、1987年「逆光線玉ねぎ」では忍ちゃん、久美ちゃんの名コンビ、後の映画祭を立ち上げた石田君と第2世代の実行委員会がうまれました。彼女らも今はこどもの高校受験を見守るママとなり、そして2000年から梅崎、山崎、三木、エダリン矢、喫茶ウイングの常連と三度目の実行委員会となりました。この3代の実行委員長をやるうちに理想から現実派となってしまった。でもこんどエダリンが、自ら実行委員会を立ち上げてもらえるとは、ほんとにうれしい。

 ぼくは こんどは実行委員でなくチケット販売に集中しましょう。

 実行委員会とは、演劇への共感を中心とするヒュウマンネットワークの実現です。そして、そこにはなにより楽しみがある。だから30年近くもかかわってこれたわけですから。

みんなで楽しんでほしいものです。

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