市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

アメリカのイメージ

2006-11-29 | Weblog
 アメリカの現在をイメージ転換させた以下の本を紹介します。

1 その名にちなんで (単行本)
   ジュンパ・ラヒリ (著), 小川 高義 (翻訳)

2 ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実 (単行本)
  B.エーレンライク (著), 曽田 和子 (翻訳)

3 報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか
(単行本)
  堤 未果 (著)
  
 偶然に手にした本でしたが、アメリカといえばハリウッド映画か、ニューヨーク
西海岸という豊かな、自由な、個人の生き生きした民主主義国家を思うのですが、
この3冊の本で、このようなイメージはドンデンかえってしましました。
 
 文明が生んだ、余りにもミゼラブルな国。テレビだけが真実と信じ込んでいる大衆、絶え間なく軍隊へリクルートされる下層階級の高校生たち、ジャンクフードしかない食生活、アメリカンズアーミーというテレビ戦争ゲーム(これは、インターネットで可能)知らず知らずに戦争肯定し、人を殺すのに抵抗感が克服できる。これを国家が開発し、バージョンアップしている。その他もろもろ、アメリカで素直に生きるとメディアと国家の奴隷になることの恐ろしさがわかり
 
 東京都民が日本で一番、先端的愚集になってきていますが、やはり未来のアメリカを暗示しているようですね。」

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安藤宮崎県知事の談合答弁

2006-11-27 | Weblog
 ぼくは、安藤宮崎県知事の談合疑惑の議員総会での答弁をテレビで見たとき、その知性の無さに寒気を覚えました。子供が盗みを見つかって、やってないやってないと泣き叫ぶのとどこが違うのかと仰天したのです。
 
 災害復旧工事なのに誰が請け、いつ決まったのか知らないということです。去年の災害地に知事は被災地を訪れ、行政の対応をアッピールしたのに。いざとなれば誰がいつやるのか、どうきまったのか、そんな些細なことを、わしは知らんというのだから、あれは自己宣伝だけだったじゃないですか。

 工事の経費が安くつく外国帰りの東京都の設計者と、政治の指南役から知らさせると、すぐに飛びついてその東京の外国帰りの設計士に依頼が増え続けるとは、まさに姉歯選択を連想させます。その内やがてその設計者に、知事の自分に直接電話せずに土木部に言えとか、あちこちに散逸している発言の矛盾や、自己撞着や非合理性について自覚がないとは・・・。

 あの顔をみるたびに、こんな人物が県政を動かしているのかと思うと、不快きわまりないです。秋の夜長はもっと知性の秋でありたいのに。
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道路よりも大事なもの

2006-11-24 | Weblog
 ブログを一ヶ月投稿しなかった。ぼくのブロ
グを短く書くことにしたいと思って書くのを中
断したら、そのまま書けなくなってしまった。
 今日から再開した。その間に駅前商店街ノアー
ケードは、根こそぎ取り去られてしまった。これも
ほぼ一ヶ月の夜間工事だったようだ。
 アーケード無しの通りが意外にしっとりとしてい
る。アスファルトの黒い工事用の舗装道路のせいだ。
どこかレトロ調になった。
 この道路はこもままでいい、上の店店に予算を。
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