市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

幕間 マッサージ

2005-11-06 | Weblog


 ぼくの家には犬がいる。チップという名前でシーズ犬種。孫の誕生日にプレゼントしようとしたら孫の両親から、犬なんか養えぬと峻拒され、そのまま我が家の住人となった。ほんとかれらに養えわけも後でわかったわけである。
 
 あれから5年、チップに2,3年まえからアトピー性の皮膚炎が出現、ステロイド剤で抑えるしかないと言われた。去年、それは細菌によるアレルギー反応だと診断された。アトピーよりましだが、これも薬で押さえる。しばらくすると、また発症する。上半身に向かい、顎の下あたりが爛れる。薬もひんぱんに投与すれば、だんだんきかなくなるのではないか、そうなったらどうなるんや!!

 そのとき、ふと頭をよぎった、犬は、孤独であると・・親も彼女も友達も、気晴らしもない。その状態で一応平然と生きているというだけで、まさに超人的?ではないかと。そのストレスを取れば、炎症も低下するかもしれない。病気はストレスからというのは、犬でも真実であるべき、そうや、ストレスを取るのはマッサージだっと、思いついたのである。

 その場からマッサージを始めた。あの50センチくらいの体をマッサージすると信じられぬほど時間の流れが遅く感じる。範囲が狭いせいであろう。犬は人間の6倍早く年とるというから、10分のマッサージは人の一時間に値するという計算で
10分間のマッサージをやり始めた。「恵風」の弘子さんのフットセラピーのまねやら、スポーツクラブのマッサージ器(100万円以上の代物)のプロセスなどを参考にしながらやるのであった。また、手からはエネルギーが出るはずだという日頃は信ずることもなかったことまで動員してやるのであった。

 チップは体を一本の棒のように硬直させたり、首を左右に振りながら、手を甘噛みしたり、くんくんと声をだしたりで、それが励みになった。みなさんやってみてよ。10分のなんと長いことか。まさに時間の流れは主観的である。

 なんと発症が静まるのであった!!あれから2ヶ月、発症と低下を繰り返しながら、病院に行かねばならぬほどの劇症いは至らない。後20日で3ヶ月である。3ヶ月に一度の薬なら、薬の惰性も避けられよう。

 マッサージはかくも効果があったのである。みなさんどう思われますか。


 
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