徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

早朝 皇居前  おぼろに霞 美しき景色 

2015-04-29 | 皇居・四季巡り(東御苑)
久々に皇居一周するために神楽坂を
朝4時20分頃に出発。

そして皇居前に5時過ぎに到着。

すでに太陽は ビルの屋上近くまで・・・。
ちなみに4月28日の東京 日の出は4時52分。 






早朝の二重橋前の松林と芝生は、
靄(もや)か霞がかかり 背景のビルと
共に幻想的な淡い景色を作っていました。







ほのかで夢幻的な皇居前の情景を
目にして「おぼろ」と云う言葉が頭に
浮かび・・

「朝の日に おぼろに霞む 松林」等
ヒネリ(冷や汗)。

そして童謡「菜の花畠に入日薄れ~」で
始まる 朧(おぼろ)月夜」を
口ずさみ皇居を一周しました。







写真(5)正面は東京駅(6)平川門橋
(8~9)当夜のポール・マッカー
トニーのライブ会場の、まだ誰も
来ていない5時前・日本武道館前。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若冲と蕪村(六本木・サントリー美術館)

2015-04-26 | 映画・音楽・絵画
生誕300年の伊藤若冲と与謝蕪村の
同い年の二人の展覧会が
六本木サントリー美術館で開催。






 
館内は比較的 人も少なく 天才絵師の
二人の作品を ゆっくり観ることが出来た
4月24日。






  
今回、二人が命尽きるまで制作した
晩年の挑戦的な作品に驚かされた。

参考までに若冲(享年85歳)81歳作品
「象と鯨図屏風図」。
蕪村(享年68歳)の66歳「山水屏風図」
などの晩年の偉い作品が多数展示。

太筆で力強く描かれた墨の絵部と、
細筆で息を止めて描かれた線部から、
「力強い生きる命」を伝えられた様だ⁉
・・・「人は 命終えるまで・・・」と。

まさに天才達との贅沢な時間を満喫した
春の六本木。

写真(4~9)サントリー美術館のある
東京ミッドタウンガレリア「
ビル内と外で気になる場所を撮影」。













 
写真(10)帰路に訪れた乃木神社
(11)乃木神社境内の正松神社の入口。
当神社はNHK大河ドラマゆかりの
吉田松陰・正木文之進を祀っている
(12)4月20日撮影/新宿の
  ビル屋上のゴジラ。

蕪村「菜の花や 月は東に 日は西に」
「春の海 ひねもすのたり のたりかな」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眩しい 新緑に感激した 新宿御苑

2015-04-23 | 東京・四季 彩色
桜は華やかで美しい。
しかし青々した新緑は、

新しい命を頂く様で 
桜に劣らない程に 感激。







4月23日 遅咲きの八重桜が終わろうと
している新宿御苑に行きました。

訪れた苑の中は、桜を求める人も少なく、
青々しい若葉が眩しく輝いていました。







そして「新緑」を、
美しくしみじみと感じるのは、

自分の年令の為なのか、
または自分の心情の性か不明だが 
嬉しく感じた御苑の「緑の散策」です。

なお「新緑」は5月の季語。
そして御苑の「藤の花」は、
まだ咲き始めたばかり。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物を育てたのは 日本の四季

2015-04-20 | 東京・祭り・催事
年を重ねて「日本の美を表す着物」が
好きになりました。

「着物は深いです」そして・・・

散策仲間二人が出演するため
「女子文化大学の着物の公開講座」

(主催・民族衣装文化普及協会
/池袋教室)の舞台に4月19日・
新宿西口駅前のホールに行きました。





協会は着物知識の普及や着付け
インストラクター養成など
「着物の文化を伝える」
真摯な活動の一般財団法人です。

当日も染・織・文様・造形等の知識を、
着付け舞台の披露の中で解かりやすく解説。

そして舞台に登場する様々な衣裳説明で
「着物を育てたのは日本の四季」と 
素人なりに理解。







なお当日、神楽坂から新宿まで約3.9キロ、
歩道の足元に咲く「道端の花」を撮影。

花写真の一部掲載。
(別件→参考までに当協会と違い、
着物購入を薦める悪質な着付け教室も
あるので注意されることを⁉ 豆情報記載)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「桜守」水彩画の様な 淡い春色の 山の風景(多摩森林科学園)

2015-04-18 | 東京・四季 彩色
桜が美しい山と云えば、
    奈良県・吉野山が有名。

しかし東京にも
「水彩画の様な淡いサクラ色の
うららかな山の風景」がありました。







好天に恵まれた4月16日。
新宿から約1時間の高尾駅に下車して
訪れたのは、

各地の「著名な桜の遺伝子」を保存する
ために昭和41年に設置された
「多摩森林科学園」です。


 




多摩森林科学園は江戸時代の
サクラの品種や、

国の天然記念物に指定された
サクラのクローンが 8haの敷地に
約1,700種類が植樹された 山と谷が
ある保存林園です。


 




そして眩しい新緑の中、珍しい桜が
山肌に様々に咲き乱れている景色の
中を遊歩していると、

改めて昔からの「桜守」の仕事に
深く感心しました。







桜の原産地は、一説にヒマラヤ
近郊とされるが、

その桜を華麗に育てたのは
「美しく桜を観賞したい」
という日本の文化だと思います。

今、国中に咲いているサクラの
陰には、多くの「桜守」の労苦が
あることを この園で
嬉しく想察しました。

ちなみに
今回の桜と共に「新緑を愛でる散策」
となったハイキングは

江戸っ子で旅好きのNさんと奥様の
三人の小さな旅でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濡れた桜の花に 過ぎて行く季節を想う 千鳥ヶ淵

2015-04-10 | 東京・四季 彩色
約一週間前、
桜が競うように咲き誇っていた
満開の千鳥ヶ淵に、4月9日の朝6時前に散策。





訪れた千鳥ヶ淵は 
昨日の みぞれ交じりの雨が 
桜の花を濡らし 人影も少なく 
朝の静寂に包まれていました。




 
そして残り少なくなった桜の花に 
朝の光が当たる様子は、

明るさと寂しさが
混在した 季節が美しく過ぎて行く 
時の流れを見る様です。

満開の桜は誰もが認める華麗。
また花の終わりを告げる花吹雪も
美美しい。

そして桜の花が枝に少し残り、
次の季節に移ろうとする時は、

桜の木から「命」を
語りかけられる様です。

まさに壮麗と感じた
千鳥ヶ淵の静寂な朝です。




 
6時30分から北の丸公園の
ラジオ体操に久々に参加。

北の丸公園で品よく可憐に
咲いていた「紫 大根花」を
カメラでパチリ、そして帰路に。







写真(是非とも 
当ブログの3月30・31日参照)

(1~6)朝の光が優しい「千鳥ヶ淵の桜」
(7~9)北の丸公園と「満開の紫大根花」

(10)北の丸公園の朝6時30分からの
  ラジオ体操
(11)靖国神社の「咲き誇るしだれ桜」
(12)神楽坂・毘沙門天「満開のしだれ桜」
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節が冬に戻った寒い4/8・・・心あたたまる映画「アバウト・タイム」

2015-04-08 | 映画・音楽・絵画
 情報誌「一個人」(4月号)の
「人生、最高に面白い映画・洋画部門」の
1位は「ラブ・アクチュアリー」。

2位は「ホリデー」。
そして3位はラブ・アクチュアリーの監督の
引退作品「アバウト・タイム愛おしい
時間について」。

 
都内でも降雪があった冬日の4月8日、
飯田橋・名画座で

「アバウト・タイム」を見る。
物語は過去に戻れる男の
ラブ・ストーリー。


実は最近の自分は 過去を振り返り
「あの時、あ~すればよかった⁉」と
後悔することが多い日々。

そして、その様な自分が この映画を
観終わり 少し答えを頂いた様で、
幸せな 気持ちになりました。

物語結末紹介はネタバレになるので
控えますが、映画鑑賞後、今日を
今を大切にしたいと思いました。

 写真は
(前)
4/8映画ポスターと飯田橋ギンレイ会館
(中)
4/8飯田橋前の外堀「雨空でも頑張る 桜花」
(後)
4/7「いつも気になる 頑張る感 漂う?」
  西新宿地下一階ロータリーの木
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百桜繚乱の数日間(飯田橋・神楽坂・石神井川・新宿御苑 他)

2015-04-06 | 東京・四季 彩色
百花繚乱は色々な花が
咲き乱れる意味だが、
東京近郊の4月1日からの6日間は

「百桜繚乱」の言葉が
ふさわしい様な 
色々な桜を見せて頂いた。

4/1 赤坂見附の「雨の日枝神社」。


染井吉野・八重紅枝重・白妙・
一葉など桜の種類も多く素晴らしいが、

空模様で その時々・その場所
その場所で様々な表情を見せる
桜の魅力に感銘する。

4/2飯田橋外堀(3/30ブログ参照)

夜の毘沙門天

4/3朝の神楽坂・毘沙門天


4/4「曇り空の石神井川」沿い
(中板橋辺り)




改めて誰もが知っている
「散る桜 残る桜も 散る桜」
(良寛)を 数日間しみじみと
感受しながら散策しました。

4/5「小雨模様の日比谷シャンテ前」


4/6新宿御苑








当ブログ立ち寄りに感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする