徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

江戸散歩(2) 神田川 柳原土手

2015-09-28 | 神田川
(前回ブログの続き)・・
・・知らなかったですね!

昔、桜や柳の木を川沿いに植えたのは、
水害防止のため・・・と、

散策リーダーのNさんが教えてくれました。




  
柳は湿気のある場所を好み 
根が深く根付くため川の氾濫を
防ぐ効果があり、

桜は花見物に訪れた人が土手を
踏み固め、川の氾濫を防ぐとのこと。




    
さて江戸城からの鬼門除けに植えら
れた柳並木の神田川沿い 

万世橋から浅草橋「柳原土手」を9/23
神田町寄り道の散策。

道路名や橋に「柳」の名前は残って
いたが 街に柳の木は少なく 

何処にでもある街路樹の風景がありました。



ちなみに江戸時代 柳が神田川の
「南側だけ」に植えられたのは

江戸城を守るためであり、北側を
犠牲にする政策と聞きました。

写真
(1/2)東京の好きな風景の一つ
  ・柳橋のたもと
(3)和泉橋近くの掲示板
(5)万世橋近くの柳原通りの
  柳森稲荷神社(6)柳原通り
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江戸散歩 気ままに神田界隈から浜町

2015-09-24 | 辻堂魁
好きな時代小説シリーズに
辻堂魁「風の市兵衛」
中島要「着物始末暦」があります。

辻堂魁はチャンパラ、中島要は着物を
物語のベースにしているが、
共に山本周五郎小説風・人情味溢れる
作品です。







連休の最終日9/23 
辻堂・中島作品に共通する神田界隈を
散策しました。

今回は特に中島要「着物始末暦」の、
着物始末やの主人公が住む神田白壁町と 
物語によく登場する岩本町を歩きました。







そして名前も美しい神田白壁町は 
今は鍛冶町・内神田。
名前の痕跡は神田駅の架道橋で発見(写真)。

街の名前は、その町で生きた人たちの
歴史があるから、名前の痕跡は様々な
形で残して欲しいものです。
 
岩本町散歩の後は、金木犀の香りが
時折流れる連休の街を、気ままに 
神社巡りしながら浜町の水天宮へ!





写真(2)岩本町が古着屋露天商の
町であったことが記載されている
和泉橋近くの看板(3/4)辻堂作品に

登場する神田川沿い柳森稲荷神社
(5)白壁町の表示の痕跡?
(6)小伝馬町「大安楽寺」
(8)笠間稲荷神社(9)本宮工事中の為、
浜町に移転中の水天宮
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秋祭り 神楽坂「赤城神社」

2015-09-22 | 神楽坂
9月のイヤな雨がやんだ9/19・20、
青空に恵まれた神楽坂「赤城神社の秋祭り」。






神輿の上で音頭とる人も 担ぎ手も 
さらに囃し立てる町衆も 

笑顔で溢れた神楽坂の下町
風情の秋祭りが 
麗(う)ららかで好きです。






「秋祭り」は笑顔があふれ 季節を
謳歌する時と覚えたが、

秋雨・秋月・秋雲・秋日など、
秋を冠に付けると わびしいき
心と思うのは 歳のせいかな?
小雨降る 秋国会に 咲き(先)見えぬ






写真(8)神楽坂もう一つの祭
筑土八幡神社・神輿
(9)19日未明安保法案決定の 
数時間前の18日深夜の国会前。 
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東京・二つの秋祭り(赤坂氷川神社・桜新町ねぶた祭り)

2015-09-13 | 東京・祭り・催事
二つの祭りに行きました。

赤坂氷川神社の「赤坂氷川祭り」に
9月11日(金)宵宮巡行。

赤坂の小粋な町と首都高速や高層ビル
の間を神輿が夜の光に輝く 
いなせな祭りを堪能。







12日(土)は東急田園都市線,
渋谷から8分程の「サザエさんの町」で

有名な桜新町
「第12回ねぶた祭り」に行きました。




  
桜新町ねぶた祭りは、浴衣を着ていれば
誰でも参加出来るだけに、

子供や若者たちが大声で
「らっせーら」と楽しく囃す

町内会風の「サザエさん一家」も
参加している様な祭りだった。









別件・・9月10日、屋根やベランダで
助けを求める茨城・栃木の河川被害を
テレビで見て、

被害者の恐怖心を思い、
胸が痛く悲しくなりました。

そして
自衛隊員の勇敢さに驚き・感謝です。

翌日は宮城県が被害・・
自然は時に恐怖で残酷。

改めて海外支援・安倍政権1年3カ月で
約52兆5400億円の日本ですが、

急ぎ被災者支援・国土保全に
推進するべき国と思う。

被害に遭われた方々には、
心よりお見舞い申し上げます。 
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小さい秋を求めて 新東京百景「名湧水57選」の一つ竹林公園

2015-09-09 | 東京・四季 彩色
小さい秋を求めて9/5、池袋から約20分の
東久留米の新東京百選名湧水57選
「竹林公園」を目指しました。











しかし季節は、竹林公園までの清流で
川遊びする 黄色い歓声が飛び交う
子供の夏が ありました(笑顔)。





そして、たどり着いた竹林公園は
緑が美しく、

名湧水57選(南沢湧水群)の川辺散策は、
人の姿も少なく
「静寂で小さな秋」に出合いました。





おまけ・落合川の川辺散策は、
秋の花・曼珠沙華が数輪 咲き、
川遊びする子供達に会う 

懐かしい日本の風景に癒された
時間がありました。

曼珠沙華咲いて ここが 
わたしの寝るところ 山頭火 
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神田川の橋・・造り手たちの 思い入れを感じる「親柱」

2015-09-04 | 東京・四季 彩色
梅雨の様な空模様が続く東京の9月初旬。

神田川沿いを「飯田橋」から隅田川の
合流地点「柳橋・両国橋」に向かい 
9/3日 片道約5.4キロを散策しました。







今回は、神田川の橋の
たもとにある親柱(おやばしら)
に注目して下流に歩を進めました。

そして普段 余り目に止めない
「親柱」に、作り手の

「思い入れ・こだわり・匠の物語」が
ある様に思い撮影。






  
しかし橋や親柱の制作過程に思いを
はせることがない様に 橋の造り手も
語り継がれることもないだろうと
思いました。

でもそこにも
「素晴らしき 名もなき星たち」が
いたことは間違いない⁉
 (NHKを真似て・・・ちょっと言葉 
チカラ 入れすぎかな?)

撮影していると、
親柱がその街にふさわしい景観となり 
溶け込んでいる様に思う・・思いたい!






  
写真は神田川の一部の橋のみ掲載
(1)水道橋 (2)昌平橋(3)万世橋
(4)和泉橋(5)美倉橋(6)左衛門橋
(7)浅草橋(8)柳橋(9)両国橋
(10)柳橋に欄干に飾ってあったカンザシ
(11と12)前日9/2日に散策した折に
撮影した日本橋の親柱と「日本橋・麒麟の翼」。







春の夜や 女見返る 柳橋・・・・子規
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笑顔あふれる 高円寺・阿波踊り(8月29/30日)

2015-09-01 | 東京・祭り・催事
娘夫婦が踊り手として参加するので、
2日間100万人の見物人が押し寄せる

高円寺の阿波踊りを 数年ほど前から
毎年「見る阿呆です」(笑顔)。

そして今年も祭り開始と同時に、
一斉に鳴り物が街中に響き渡るお囃子を、

8月29日30日 両日嬉しく耳と心に
気持ちよく頂きました。






  
今年の高円寺・阿波の「女踊り」は、
小雨のために妖艶で美しく官能的に
見えました。

しかし今夏は改めて男踊り(男女)の
「笑顔に引きこまれた」二日間です。




そして男踊りの楽しそうな笑顔を見ると 
こちらまで踊りの輪に参加している

気分になり、手拍子に力が入る自分でした。




さらに観客たちも笑顔一杯で、
まさに高円寺の夜は

「踊らな ソン・ソン♪♪」を
味わう祭りでした。







 

そして30日夜、阿波踊りの終了
間近のお囃子を、少し憂いを帯びた様に
聞こえたのは、

冷たい小雨のためだけでなく・・





思えば、高円寺阿波踊りは、東京の
夏の終わりを告げる祭りなんですね ⁉  

写真(4・5)「男踊り」。

自分はプレシャーに弱く、娘夫婦の
写真はミスショットばかりで、
他の蓮を掲載する事になった(残念(^^;)。
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