徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

葛飾北斎(六本木/サントリー美術館)2022.6.10

2022-06-16 | 映画・音楽・絵画
アメリカの雑誌「ライフ」の
「この1,000年で最も偉大な業績を残した
 100人」に選ばれた
唯一の日本人が「葛飾北斎」。

参考までに(1位)エジソン(2)コロンブス
(3)マルチン・ルター(4)ガリレオ・・
(85)ヘレンケラー(86)北斎
(90)ディズニー。


(待ち時間約1時間の美術館入口・長蛇の列)

北斎作品は、今まで何度も拝見していたが

今回、大英博物館が所蔵する
北斎作品を中心に
国内の肉筆名画が展示された

六本木・サントリー美術館「Hokusai」
(4月16日~6月12日)に
最終日近くの6月10日に行きました。



ド素人が語るべきことではないが
ハイスピード・カメラで
「見上げる視点 横から視点 
見下す視点」を 一枚にキャッチした
「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」も
嬉しく拝見しました。


なお添付写真は、以前のブログでも撮影した
(2015,4,26若冲と蕪村)・・六本木
「サントリー美術館」までの道中を撮影!

美術館がある 東京ミッドタウン ビル

サントリー美術館・入口


















ちなみに 埼玉から 久々に都内を
訪れた一番の目的は

新型コロナで三年間 会えなかった
昔の仕事仲間との飲み会ですが、
「北斎作品にも会えた良い日でした」

当ブログ立ち寄りに感謝です。
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国立近代美術館(画家・藤田嗣治と竹橋風景)

2017-06-13 | 映画・音楽・絵画
画家・藤田嗣治を想うと、哀しくなります。

フランスで名声を博した藤田が
(戦争の為に)帰国した後、
国から依頼されて「戦争画」を描くが

戦後、戦争協力者として日本社会から
非難されてしまいます。

「国のために戦う一兵卒と同じ
心境で描いたのに、何故 
非難されなければならないのか?」

「私が日本を捨てたのではない、日本に
捨てられた!」の言葉を残し、二度と
母国に帰国することなく旅立ちました。

その藤田の戦争作品の本物を見たくて
竹橋近くの 国立近代美術館に
6月9日足を運びました。

そして当日、藤田の「戦争画」の色使いに、
彼の悲痛な熱(心情)が表れていると、
鑑賞しました。

「サイパン島同胞巨節を全うす」
(昭和20年)



(展示説明文を 一部複写)




戦後70年の今、作品と説明文を目にして
どの様にとらえるかは 人それぞれだが、

絵の内容と作者の思い ともども「空しく
哀しく」 心が痛い作品と感じました。

なお同館では、藤田の他作品も展示されて
いたことを報告。

「五人の裸婦」(大正12年)
藤田の 有名な白(乳白色の肌)は
現物絵画か 作品集を見てください?
(撮影未熟者の自分に 色の再現は無理)


藤田の他展示作品「自画像」
「少女」「動物宴」






★★★
戦争話の続きで、当日見た戦争映画を紹介



☆☆☆
「ヒトラーの忘れもの」
(監・マーチン・サンフリーク)

デンマークの海岸に、
ナチス・ドイツが埋めた「200万個」の
地雷を、ドイツの少年兵が撤去する
実話映画。

ほとんど知られていなかった
史実の再現映画は 残虐な人の
一面が描かれた重厚な作品で

戦争は「人間の善悪」の心底が
明確に表れると思った恐ろしい
映画でした。


(竹橋近くの 国立近代美術館)

☆☆☆
「アイ・イン・ザ・スカイ
       世界一安全な戦場」
(監・ギャヴィン・フッド
     主演・ヘレン・ミレン)

自爆テロの準備をするテロリストを、
遠く離れた会議室で盗撮映像を
見ながら、攻撃指令を討論する物語です。

作品は観客の自分も 会議室に参加して
いる様な判断を迫られる 緊迫感ある
リアルティー編集の映画で、

今、世界で起こっている
自爆テロの現実とオーバーラップして
ドキドキしながら観賞しました。

☆☆☆
以上は お奨めの二本の戦争映画ですが、
当ブログは「散策」ゆえ本題の街報告を!

皇居の竹橋近くにある「国立近代美術館」


「国立近代美術館」の
「眺めのよい部屋」と名付けられた
4階から竹橋と 遠くの平川橋を!


美術館「眺めのよい部屋」から
         北桔橋門を望む


美術館前の道路から北桔橋門を撮影


梅雨の晴れ間の 緑が濃い 竹橋


参考資料(ウィキペディアより)
デンマークの200万個地雷撤去を強要された
ドイツ兵2,000人うち「約半数」以上が
命を落としたり、手足を失ったとされる。

当ブログ・チェツクに感謝です。
では、また・・・(笑顔)
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映画「ザ・ビートルズ」(角川シネマ有楽町)

2016-10-10 | 映画・音楽・絵画
「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS
A WEEK-The Tourimg Years」
(角川シネマ有楽町)10/6。

映画・導入部の
暗い画面から声が聞こえてくる場面から、

ライブ会場にいる様な胸の高鳴りを覚えた
映像でスタートの「ザ・ビートルズ」。



映画はザ・ビートルズのレコード 
デビュー前から成功までと、

解散の過程を未公開映像とともに
構成された貴重なドキュメント作品です。



()リンゴが語る様に
「4人は兄弟以上の強い絆がある」
画面が随所に登場する映画です。
 (最高の4人を確認しました!)

()ザ・ビートルズの軌跡が 
すごくわかりやすく構成された
ドキュメント映画(監督がイイ!)

()歌を聞かない熱狂する観客に
「うんざり」とつぶやく彼らの心境と、

解散へ進むことが理解出来る
 映像も登場します。
(今頃、解散・納得しました!)

()66年ラストライブの後、69年
アップル・ビ屋上ゲリラ・ライブの

「4人の楽し気な演奏シーン」もある
  嬉しい映画です。(笑顔に感激!)
 (映画 レット・イット・ビーのシーンから)

(写真は角川シネマ有楽町ロビー)

映画で流れる歌を、一緒に(心で)
歌いながら見ていましたが、

ラストの(映画の題名)EIGHT 
DCAYS~は、口ずさんでいました(笑顔)。



そして映画の中で 誰かが言っていた
「ザ・ビートルズは世界中で輝いていた」

4人の青春を深く体感来た映画でした。


余談~今回の熱狂する世界のファンの
姿を見て、過日、NHKで放映された

「ザ・ビートルズ日本武道館公演」の
「日本の警備体制」は
素晴らしかったと再認識。
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映画「ハドソン川の奇跡」(丸の内ピカデリー)

2016-10-08 | 映画・音楽・絵画
「トム・ハンクスの表情表現が 素晴らしい映画」

ハドソン川に不時着させ、乗客全員を救った機長の
実話をクリント・イーストウッド監督が映画化。



ニューヨークから飛び立った直後の飛行機に、鳥が
エンジンに飛び込む、バードストライクが発生。

機長の判断でハドソン川に不時着させ、乗客全員を
救い機長は国民的英雄となったが、その後、他の
空港に着陸できたのではないだろうかと、国家運輸
安全委員会から追及される主人公。



監督クリント・イースドウッドは「ミリオンダラー・
ベイビー/硫黄島からの手紙/グラントリノ/アメリカン
スナイパー」等、様々の男の生き方を映像化してきた。

(好きな場所の一つ 皇居・二重橋への道)

そして今回トム・ハンクスが演じた男は、自分の判断が
正しかったどうか「全編 苦悩する人物」。あえて表現
すれば、繊細で(悶々する)優しい男が主人公。

(映画巻末に 機長本人が登場して納得する自分です)

(爽やかな風が吹く 皇居・桔梗門)

素人判断で言えば、この映画はトム・ハンクスの
「表情を見る映画」これぞ小説でもない、アニメでもない、
映画そのもの。(アカデミー賞主演男優賞に一票 無理カナ?)

(平川門)

なお映画の最後に機長が「やるべきことを やっただけ!」
の言葉が、心底に重責を抱えた男を「一言で」表現。

補足→名監督イーストウッドだけに、機体が川に不時着
するスリリングな場面、息詰まる委員会の詰問シーン
など、映画的見せ場が キッチリ構成された素晴らしい
作品です。

なお今ブログは10月7日「メダリストの銀座パレード」に
声援した後の、有楽町・映画鑑賞記と神楽坂への帰路写真。

以上、徒然なるまま 我がままな ブログでした(笑顔)。

 
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映画「君の名は。」・・・赤坂見附

2016-09-14 | 映画・音楽・絵画
ここ数年、一年に70本ほど映画を見ているが、
見ている映画は ほとんど洋画です。

今の日本映画は、極論だが「残りの命が数か月・
漫画の映画化・名作のリメイク・ホラーや残虐
映画」等・・もう一度見たくなる映画が少ない
為に、話題作以外は見ない自分。

さて今夏の話題作と言えば、先日見た「シン・
ゴジラ」に続き、観客動員数三週連続1位の
「君の名は。」は見逃せない映画。

(箸休め写真は手ぶれ)

そして映画「君の名は。」は、ネットの鑑賞レビュー
を読んで「最高の感動作・涙なしでは見られない」
の批評ゆえ「涙を準備して」映画館に行きました。

(映画館ロビーから見える徳川家康も参拝した
日本橋・福徳神社)

映画は素晴らしアニメ映像美と今風音楽の
コラボで、巧みに演出された「思春期のロマン
ティック物語」が構成されていたが・・・?

(日本橋の映画館ロビー)

日本橋の映画館に「用意していた涙」は、
そのまま 持ち帰りました。

(映画に描かれていた赤坂見附の弁慶橋)

なお「君の名は。」は、時空が飛ぶ物語同様に、
自分が中学生に戻ると、感じる映画なのかも
知れない(苦笑)

さらに思うのは、映画はストーリーの裏に
「人物(人間表現)を語る」芸術と思うが、

作者の別な意図を感じるためには、もう一度、
鑑賞すると理解出来るかも?

(映画に描かれていた首都高速下・外堀)

(角度が違う四谷駅・空風景もあった様だが!記憶ミス?)

追記・熟年の自分は「読後 きっと涙する」の
キャッチコピー 本屋大賞2位の「君の膵臓を
たべたい」(住野よる)を、先日読んでも、
感激が薄かった男です。

それゆえ、映画感想も感受性が鈍い親父のメール
として、それなりに、よろしくご理解を!(笑顔)





勿論、添付した風景写真は映画上映前に撮って
いたものだから、スクリーンと違う構図。また
一度の映画鑑賞で記憶ミスの時は、ご甘受を?

(前の場面から、足を進めて四谷駅方面を見た風景)
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松本零士展(宇宙戦艦ヤマト)そして・・・。

2015-12-22 | 映画・音楽・絵画
銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトなどの作者・
松本零士。

彼の喜寿(77歳)を記念して原画や版画の
展示・販売が池袋・東武デパートで
2015年12月21日 開催されました。







手塚治虫はじめ戦後の
日本文化を作り育てた
作家の一人松本零士氏。

原画を目にして、
同じ時代に生きている嬉しさを
感じつつ感慨深く鑑賞しました。







さて話は別な流れに・・
当日、展覧会の後、

池袋から急行で隣町の成増に行き、昔、
アジアの旅本を一緒に制作した友人と
恒例の忘年会。







そしてアジアの島々を
共に旅した友人二人と飲む時に
必ず思い出すのが・・

タイのピピ島で、離れ小島の
ホテル・ピピ・
ナチュラル・リゾートへ帰る
「小舟の中から見た 
    星が降るような夜空」。

マレーシアやタイの青い海中で
「いっぱいの小魚が手のひらで 
戯れてくれた」歓喜な時間。





もし亡くなる時、過ぎた人生が 
早送りの走馬燈の
映像シーンになるなら、

家族との楽しいシーンと共に、
アジア旅の この場面も

キッチリ見たいと思ったり
してるのだけど・・・⁉(笑顔)







そして、その日も、
そろそろだから、今から
イメージトレーニングを!(笑)。

写真(1~2)松本零士展
(3~12)昔撮影したタイ・ロック島。 
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山種美術館「松園と華麗なる女性画家たち」/恵比寿・六本木

2015-06-06 | 映画・音楽・絵画
恵比寿駅から徒歩10分の山種美術館「松園と
華麗なる女性画家たち」に行きました。

同美術館が松園生誕140年記念として、所蔵し
ている松園の18点全て公開する贅沢な展覧会。






 
松園の絵は、何時間見ても飽きない程に、
不思議なオーラで癒される。

描かれた女性の微妙な表情。人柄を表す
髪型や着物の絵柄。ゆるやかな身体の線。

しなやかな指先。人物の物語につながる小物。
淡く優しい色彩など等。

松園の絵に、誘い引き込まれた至福時間を満喫。






 
嬉しいことに、松園が自身の絵を語っていた
「その絵を見ていると邪念の起こらない、

またよこしまな心をもっている人でも、
その絵によって邪念が清められる。といった

絵こそ私の願うところのものである」
(棲霞軒雑記)







散策写真
(1~2)山種美術館(3)松園作品「春のよそをひ」
(4)恵比寿駅前のえびす像(5~9)六本木の街角

 
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大英博物館展・・・悠久の時の流れ思う

2015-05-22 | 映画・音楽・絵画
大英博物館展
「100のモノが語る世界の歴史」の
上野東京都美術館に行きました。

平日の昼前に到着すると、
待ち時間40分程の人気展だった!







そしてロンドンの収蔵品から紀元前6000年
のモノから現代の作品まで選ばれた100品を、
ゆっくり3時間かけて観賞。

その中でもイラクの紀元前2500年頃
「ウルのスタンダード」は
戦争と平和物語が華麗にモザイク細工の
作品は人だかりで一杯だった。







そして世界各地から集められた歴史的価値
のある品を目にするだけで感動。

しかし人はモノを進化させてきたが、戦争の
ニュースを考える時、人間は何処に向かって
行くのだろうかと思う。







散策報告・・
神楽坂から小石川後楽園裏道。東大裏の
竹久夢二美術館前から
上野まで約1時間30分コース。

写真(2)展示品「ウルのスタンダード」
(4・5)小石川後楽園裏・遊歩道の咲き
始めた紫陽花(7~9)不忍池周辺
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若冲と蕪村(六本木・サントリー美術館)

2015-04-26 | 映画・音楽・絵画
生誕300年の伊藤若冲と与謝蕪村の
同い年の二人の展覧会が
六本木サントリー美術館で開催。






 
館内は比較的 人も少なく 天才絵師の
二人の作品を ゆっくり観ることが出来た
4月24日。






  
今回、二人が命尽きるまで制作した
晩年の挑戦的な作品に驚かされた。

参考までに若冲(享年85歳)81歳作品
「象と鯨図屏風図」。
蕪村(享年68歳)の66歳「山水屏風図」
などの晩年の偉い作品が多数展示。

太筆で力強く描かれた墨の絵部と、
細筆で息を止めて描かれた線部から、
「力強い生きる命」を伝えられた様だ⁉
・・・「人は 命終えるまで・・・」と。

まさに天才達との贅沢な時間を満喫した
春の六本木。

写真(4~9)サントリー美術館のある
東京ミッドタウンガレリア「
ビル内と外で気になる場所を撮影」。













 
写真(10)帰路に訪れた乃木神社
(11)乃木神社境内の正松神社の入口。
当神社はNHK大河ドラマゆかりの
吉田松陰・正木文之進を祀っている
(12)4月20日撮影/新宿の
  ビル屋上のゴジラ。

蕪村「菜の花や 月は東に 日は西に」
「春の海 ひねもすのたり のたりかな」
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季節が冬に戻った寒い4/8・・・心あたたまる映画「アバウト・タイム」

2015-04-08 | 映画・音楽・絵画
 情報誌「一個人」(4月号)の
「人生、最高に面白い映画・洋画部門」の
1位は「ラブ・アクチュアリー」。

2位は「ホリデー」。
そして3位はラブ・アクチュアリーの監督の
引退作品「アバウト・タイム愛おしい
時間について」。

 
都内でも降雪があった冬日の4月8日、
飯田橋・名画座で

「アバウト・タイム」を見る。
物語は過去に戻れる男の
ラブ・ストーリー。


実は最近の自分は 過去を振り返り
「あの時、あ~すればよかった⁉」と
後悔することが多い日々。

そして、その様な自分が この映画を
観終わり 少し答えを頂いた様で、
幸せな 気持ちになりました。

物語結末紹介はネタバレになるので
控えますが、映画鑑賞後、今日を
今を大切にしたいと思いました。

 写真は
(前)
4/8映画ポスターと飯田橋ギンレイ会館
(中)
4/8飯田橋前の外堀「雨空でも頑張る 桜花」
(後)
4/7「いつも気になる 頑張る感 漂う?」
  西新宿地下一階ロータリーの木
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天才と天才・・・・THE 琳派(白金台・畠山記念館)

2015-02-18 | 映画・音楽・絵画
 天才と天才。日本美術史最高の二人
「本阿弥光悦と俵屋宗達」の
天才の共同制作・作品を見に行きました。

時折、寒風が吹く晴れ日2/15

「金銀泥四季草花下絵」が展示されている
畠山記念館「THA 琳派」展に。





風神雷神図に代表される
俵屋宗達は大画家だが、生没年不詳など

伝記には不明な点が多い人物だけに、
作品と共に興味が絶えない人です。

宗達の描いた絵に光悦が
「和歌を入れ終え」筆を置いた時に、

二人はどのような表情・言葉を交わ
したのか等 想像しながら、
ゆっくり「二人の美を堪能」・・

「寒晴れの 日差し差し込む 
   絵巻物 遥か昔の 時想うかな」。







ちなみに京都三十三間堂向かいの
養源院には

宗達の「白象図・獅子図」等が
ありますが、
観光客が少なく穴場の
歴史寺院でお奨めです(笑顔)。

添付写真1・2・3畠山記念館関係。
4は白金台道すがら。5以後は目黒駅近く
「自然教育園・冬景色」蒲(がま)の穂、
やまあじさい、セツブンソウ。

 
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「映画・めぐり逢わせのお弁当」と「ミレー展」・・・・師走の東京駅周辺

2014-12-26 | 映画・音楽・絵画
散髪屋の大きな鏡に写る顔が、
亡父や亡兄に似てきたと、
最近、特に思うようになりました。

またプリントされた写真を見て、
自分の実年齢を再認識して
苦くなることがありました(苦笑)。


 
そして、その様な状況を映画にしたのが
「めぐり逢わせのお弁当」。

映画は大人の男女の切なくも 
ほろ苦い恋愛映画で、久々に
映画鑑賞後にほのぼの感が残りました。



この映画「めぐり逢わせ~」も満席の
「飯田橋ギンレイホール」で鑑賞。

いつもながらの幕間のスタッフの応対が
素晴らしく、観客も映画を楽しむ人々が
集う雰囲気があり、

いつもの様に「映画 ニューシネマ・
パラダイス」を思い出して映画を観る。



映画館や喫茶店同様に、好きな美術館が
いくつかあるが、

その一つに「三菱一号館美術館」がある。

今冬の「ミレー展」に訪れたが、あの優しい
色彩のミレーの絵は、歴史的建造物で人の息
づかいが感じられる「三菱一号館美術館」の
シックなスペースには ふさわしいと思い
ながら鑑賞しました。

後書き 
映画「めぐり逢わせのお弁当」に比べ
「ゴーン・ガール」は


「映画セブン」のデヴィッド・
フィンチャー監督のミステリー作品
として秀作だが、熟年は淡く切ない 

和食的な映画「めぐり逢わせの
お弁当」がGoodかも?

しかし「ゴーン~」の
女優ロザムンド・パンクはお勧めです。 
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上野・国宝展/悠久の時の流れの中で 人は?

2014-12-03 | 映画・音楽・絵画
上野・東京国立博物館で開催された
「日本国宝展」に12/2に行きました。

14年ぶりに東京で開催された国宝展
ゆえに、期待一杯で入館しましたが、
その「凄い宝のメッセージ」に予想以上
に胸の高鳴りを覚え観覧。



展示された約120点すべてが国宝だから 
当たり前と言えば当たり前のことだが、

日本最古の物・作家の代表作・分野の
最高峰などが陳列されていたから全て
に感激。

でも一点を選ぶとするなら国宝5点が
全て勢ぞろいした「土偶」。



土偶は、すでにテレビや写真で知って
いたが、展示場で紀元前1~2世紀の

土偶を作った人と「悠久の時の流れ」
を超えて出会えた喜びを覚えた。

縄文のビーナス他4点の土偶の形は、
現代アートと変わらないと思うのは
自分だけではないだろう。

そして土偶を見て、何故か、悠久の
時の流れの中で人は変化はしたが、
何処に向かっているのかな?と 
思ったりしました・・・・!



 

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今秋2本の音楽映画と 絶賛された音楽映画「シュガーマン」の監督の今は・・・!

2014-11-29 | 映画・音楽・絵画
今秋二本の音楽映画を見ました!
 
一本はザ・フォー・シーズンの波乱万丈人生
を描いた「ジャージー・ボーイ」
(監督クリント・イーストウッド)。

もう一本はボブ・ディランに影響を与えた
フォークシンガー/ディヴ・ヴァン・ロンク
を描いた「インサイド・ルーウィン・
デイヴィス」(監督/コーエン兄弟)





両作品とも、監督が主題の
歌曲を愛している
ことが滲み出ている映画だが、

「インサイド・ルーウィン・
デイヴィス」は、無名の歌手を

コーエン兄弟監督が映画化して、
始めて陽の目を見たと云えます



そして映画「インサイド~」同様に
埋もれてた歌手に着眼したことで
思い出されるのが昨年公開の
「シューガ―マン」。

同映画は全米6枚しか売れなかった
歌曲が、南アフリカでは
ザローリング・ストーンより有名な

アルバムとなっていた歌手・シクスト・
ロドリゲスを追ったドキュメンタリー。

自分が驚いたのは、
映画によくあるパターンの数奇の
運命の歌手を探し求めるだけ
の映画でなかったことです! 

物語は拳銃自殺した噂の
ロドリゲスを探し見つけた処から、

違うストーリー/テーマ等
「人の生き方」を考えさせられる
内容の展開に移行します。

「映画キャッチコピー/
終わったと思ったら、始まりだった」の
意味が映画終了時にズシリと
心底に応えました。

なお同映画はアカデミー賞・
長編ドキュメンタリー賞を受賞したが、
監督マリク・ベンジェルールは
今年5月7日に自殺しました!
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3人の次回作が楽しみ(堀文子・クリント・高倉健)

2014-11-26 | 映画・音楽・絵画
作品だけでなく、生き方も好きな「堀文子」
の絵画展に、紅葉する皇居の堀端散策から、
いつもの銀座の画廊に行きました!







95歳の作家は「作画は定型化しない」の
言葉通り、今回も新鮮な作品を発表。

そして「すでに死と共存して制作」
しているの中で、自分の価値観と
美意識を今も若々しく「作品に表現」
している作家です。

ネットでも良いので、一人でも
多く彼女の作品とメッセージを
知って欲しいと思いました!






そして自分が堀文子さん同様に
「次は何を発表と?!」
期待している人に、映画界の
クリント・イーストウッドと
高倉健さんがいます。

しかし残念ながら高倉健さんは
次回作・着手前に急逝。

心から本当に悲しいです!せめて 
もう一作を・・ !

「全ては紅葉に下、帰路に想う」
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