徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

映画 アメリカン・スナイパー の深読み・・・・かな?

2015-02-27 | 映画・街散策
実在のスナイパーの半生を描いたクリント・
イーストウッド監督最新作。

イラク戦争で米軍史上最多の
公式160人射殺したとされる狙撃手・
伝記の映像化だけに重い作品。

特に今は、中東の戦況ニュースが
日々流れるだけに、
リアルな戦場の場面に心が痛みます。


映画は、登場人物達に
「何故、戦場に行くのか?」などの
様々な苦悩を語らせ、さらに家族
との生活を描写することで、

観客に「戦争の意味」を
問いかけている様に思える作品。

そして、その答えはエンドロールの
スタッフ紹介場面の編集に作者の意図が
あると思ったが? さて・・・?

(ちなみに監督は自ら作曲もする
音楽大好きな作家で、イラク戦争
反対の立場の人です)。

また戦争映画として
米映画史上最高の収入成績


 
今回の作品を見て改めて、
許されざる者・ミリオンダラーベイビー・
ミスティクリバー・硫黄島からの手紙・
グラン・トリノ等、

イーストウッド映画の多くは
「人は 何かを背負って生きるもの」
「人は何のために生きるのか?」等を
テーマとしている・・これは深読みか?
・・言い過ぎかな?(冷汗)。

写真は(1)映画ポスター
(2)主演ブラッドリー・クーパー
(4)銀座風景
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都内唯一の存在・・・・世田谷代官屋敷

2015-02-22 | 東京・四季 彩色
都内唯一の存在と言われると、
一度は目にしておきたくて、
晴れに恵まれた冬日 
目的の世田谷代官屋敷へ。



江戸時代に彦根井伊家領世田谷の
代官職を豪農・大場家が務めた。

そして現存するのは大場家の役宅で、
住宅主屋及び表門の二棟は
都内唯一の代官屋敷(都史跡)。

年貢の収納関係・変死体検視・
災害見分等、職務は多忙を極めて
いたという 世田谷代官所の
住まいを見て、昔の喧騒を想う。

さて世田谷代官屋敷は
東京急行電鉄/世田谷線の上町駅
から徒歩5分の位置にある。



そして世田谷線は三軒茶屋駅と
下高井戸駅の間を約5キロ 

民家と民家の間を縫う様に走る 
レトロで魅力的で嬉しい路面電車を
撮影。

 

世田谷と言えば、高級住宅街の
イメージがあるが、生活感漂う

世田谷線は下町情緒があり、
いつまでも残して欲しい風景です。

 
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天才と天才・・・・THE 琳派(白金台・畠山記念館)

2015-02-18 | 映画・音楽・絵画
 天才と天才。日本美術史最高の二人
「本阿弥光悦と俵屋宗達」の
天才の共同制作・作品を見に行きました。

時折、寒風が吹く晴れ日2/15

「金銀泥四季草花下絵」が展示されている
畠山記念館「THA 琳派」展に。





風神雷神図に代表される
俵屋宗達は大画家だが、生没年不詳など

伝記には不明な点が多い人物だけに、
作品と共に興味が絶えない人です。

宗達の描いた絵に光悦が
「和歌を入れ終え」筆を置いた時に、

二人はどのような表情・言葉を交わ
したのか等 想像しながら、
ゆっくり「二人の美を堪能」・・

「寒晴れの 日差し差し込む 
   絵巻物 遥か昔の 時想うかな」。







ちなみに京都三十三間堂向かいの
養源院には

宗達の「白象図・獅子図」等が
ありますが、
観光客が少なく穴場の
歴史寺院でお奨めです(笑顔)。

添付写真1・2・3畠山記念館関係。
4は白金台道すがら。5以後は目黒駅近く
「自然教育園・冬景色」蒲(がま)の穂、
やまあじさい、セツブンソウ。

 
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健さんからの手紙・・・・誠実な生き方

2015-02-13 | 高倉健
「健さんからの手紙」(幻冬舎)を拝読。
著者はサンデー毎日の元編集長・
現在 早稲田大学講師の近藤勝重さん。

二人がお互いを認め 相手を気遣い
「誠実に向き合った往復書簡」を
紹介した内容に感激しました。





<

実は、手紙の相手(高倉健さん)が
逝去されてから、

その手紙を公開するのは 
如何なものかと 疑問に思いましたが、

むしろ読後、健さんから著者に対して
「ありがとう!」の言葉が
返ってくるほどの愛情深い本。








なお添付写真は最初一枚目
以外は著書と関係なく、
2月11日祭日に散策した
千駄ヶ谷の国立能楽堂。

「昭和の浮世絵師」と
勝手に思っている、
昔からの知人の吉田光彦イラスト展。

国立競技場。能楽堂では
「能面をしみじみと鑑賞」。

挿絵画家イラストレータ
吉田氏展覧会では、光る才能に感激。
国立競技場は、マスコミが
紹介しない工事途中経過をパチリ。
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埼玉・川越 お練り(おねり)・・・春誘う 艶やか お練り 蔵の道(埼玉・川越)

2015-02-09 | 埼玉の四季便り
小江戸・川越の 蔵造りの町中を 
役者の色香を人力車に乗せて 
艶やかに お披露目「お練り」。






  
大衆演劇の「劇団 京弥」が
川越の湯遊ランド公演の中、

2/7お囃子を先頭に春を誘う様に
市中を練り廻る姿を撮影しました。






 
川越は、徳川家に深い城下町です。

春日の局にゆかりの「喜多院」他、
川越城・仙波東照宮・
中院等 歴史の町を散策しました。







 
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蝋梅(ろうばい)・・可憐な花に 心 魅かれる 冬の日

2015-02-04 | 埼玉の四季便り
蝋梅・・・冬の寒空の下 奥ゆかしく 
うつ向きかげんに黄色い可憐な花が 

けな気に咲いている姿を見て 
愛おしい気持ちになるのは 
今の自分の心模様かな?(苦笑)。



小さい愛らしい花の名前が
「蝋梅(ろうばい)」と、似つかわしく
ないため、

ネット検索すると「陰暦の12月(臘月〉に
咲く梅に似た花」「透明な蝋細工の様な
梅に似た花」の二説があることが記載。

しかし英語では、高貴な香りのする花に
ふさしい「ウインター スウィート」
(甘い冬)を頂いているので満足(笑顔)。




2月3日・西新井大師
「節分(だるま供養)」に行く予定をして
いたが、

散策仲間のNさんから「所沢航空記念公園の
蝋梅を見に行きせんか?」の誘いで、
池袋から西武線で埼玉 の小さな旅に参加。

電車で移動中、N夫人が
「一年一度の節分に行かなくて良かった
のですか?」と優しく問われたが、

「大切なのは人との絆」と 
心の中で思いました・・・・。



航空記念公園・蝋梅観賞前に、
川越藩主・柳沢吉保が武蔵野の
開拓した折に創建した、

開拓農家の檀家寺「多福寺」と、
祈願所・鎮寺「多聞寺」を散策。



人の姿も見えない神社や寺の境内と、
小鳥のさえずりも聞こえない
冬の寒々とした雑木林に、
昔の武蔵野風景を感受する経巡り後、

目的の「所沢航空記念公園」へ!!



写真・・3段目は多福寺・
多聞院の蝋梅。4段目は多聞寺
「身がわり虎」と「いも神社」。
5段目は航空記念公園。
   
冬の真ん中で美しく咲く「蝋梅」は
梅科でなく「ロウバイ科」。 
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