徒然なるまま 写遊記

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谷崎潤一郎 文学の着物を見る(弥生美術館)そして東大

2016-05-23 | 東京・四季 彩色
高校時代、自宅にあった谷崎潤一郎全集を
夢中で読み、映画化された作品も
全て見たが、内容はほとんど覚えていない
・・・ボケかな?(苦笑)


あやふやな記憶の中で
「谷崎潤一郎 文学の着物を見る」
(弥生美術館)を5月19日ゆっくり鑑賞。


会場は、作品のあらすじ、登場人物と
谷崎との関係、作品中の着物の展示と
説明、小説本の挿絵展示など丁寧に
谷崎文学を紹介。


忘れていた谷崎作品を、
細かく紹介されていたので
彼の華麗な作品の耽美・悪魔主義を
再認識しながら鑑賞しました。

そして小説に登場した人物像と
「作中の着物」の意味を確認しならがらの
鑑賞は すごく楽しい時間でした。


弥生美術館に入館する前、美術館隣の
「本郷東大」で、
まさに「青葉繁れる五月」を撮影。
(安田講堂前で 応援団のセレモニー)



緑が水面に映える 涼しげな
「風薫る 三四郎池」


前の写真と同じ「秋色の三四郎池」
(2015/12/5)


本郷・東大で有名なイチョウも
青々と暑い夏を待つ


前の写真と同じ「黄葉の銀杏」
(2015/12/5)


時間が止まった様な 
静寂な建物で・・。









銀杏並木で有名な安田講堂前
(2015/12/5)


ちなみに「弥生式土器発掘ゆかりの地」
から弥生町が命名され、その土地に
生まれた処から「弥生美術館」
の名前が付けられたこと、
この度 知りました。


なお「谷崎潤一郎~美術展」に
展示されている着物は文章やモデルに
なった姉妹の写真を元にして忠実に
再現したもの。開催は6月26日まで。

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