「恨」とは、生きることそのもの感じる「欠如の感覚」だという。そして「恨」は時空を超越するものという。時には、未来のとてつもない飛躍の原動力にもなるが、過去のある一点において生じた「恨」は現在をそして未来にも「半島の人々」の心の中に生き続けるものであると、呉善花女史が言っておったのを思い出す。
今後も、折にふれ、心の奥底から発する言葉をもって、日韓の相互理解のため、話をしたいと思う。
今、朝日新聞が非難を浴びているのであるが、この新聞が、日韓両国にとって有益な新聞であったかを検証したいのである。
昭和三十五年二月の朝日新聞が行った報道に「北朝鮮礼賛報道」なるものがある。内容とはこんなものである。
金日成北朝鮮主席が、朝鮮戦争で失った労働力を補充するため、在日朝鮮人を瞞着して「帰国」を扇動した「事業」の片棒を担いで「北朝鮮天国説」を鼓吹し続けた。はじめ帰国に懐疑的だった在日朝鮮人も、日本の有力メディアが言うなら天国に違いないと信じて「帰国」に踏み切った。(「正論」11月号)
この北朝鮮天国報道に扇動されて帰国した在日朝鮮人達がどれ程ひどい目にあったかは、我々日本人より在日の半島人のほうがより切実な問題として、捉えていることであろうが、とても「天国」などではない、殆ど「地獄」であったと伝えられている。
帰国した人々は、北朝鮮では当時、日本からの引揚者だと言って「差別」され「重労働を強制」され「劣悪な生活」を余儀なくさせられたと聞いている。「命の保証」さえないところへこの「朝日」のプロパガンダによって帰国する気にさせられたのである。
こういう無責任な記事を書くことが「人道的な行為」と言えるのであろうか。「恨」の価値観をもって判断されるが宜しかろう。
この新聞には愛国心と言うものが無い。愛国心の無いものは人を愛する事、思いやる心が無いことと同義である。
当時ただ、時の金日成に尻尾を振り、ロビーの立場で善良なる在日朝鮮人を欺いた、そういう疑いが大いにもたれるのです。
この検証は「在日の半島人」の手でなされるべき課題である。
今後も、折にふれ、心の奥底から発する言葉をもって、日韓の相互理解のため、話をしたいと思う。
今、朝日新聞が非難を浴びているのであるが、この新聞が、日韓両国にとって有益な新聞であったかを検証したいのである。
昭和三十五年二月の朝日新聞が行った報道に「北朝鮮礼賛報道」なるものがある。内容とはこんなものである。
金日成北朝鮮主席が、朝鮮戦争で失った労働力を補充するため、在日朝鮮人を瞞着して「帰国」を扇動した「事業」の片棒を担いで「北朝鮮天国説」を鼓吹し続けた。はじめ帰国に懐疑的だった在日朝鮮人も、日本の有力メディアが言うなら天国に違いないと信じて「帰国」に踏み切った。(「正論」11月号)
この北朝鮮天国報道に扇動されて帰国した在日朝鮮人達がどれ程ひどい目にあったかは、我々日本人より在日の半島人のほうがより切実な問題として、捉えていることであろうが、とても「天国」などではない、殆ど「地獄」であったと伝えられている。
帰国した人々は、北朝鮮では当時、日本からの引揚者だと言って「差別」され「重労働を強制」され「劣悪な生活」を余儀なくさせられたと聞いている。「命の保証」さえないところへこの「朝日」のプロパガンダによって帰国する気にさせられたのである。
こういう無責任な記事を書くことが「人道的な行為」と言えるのであろうか。「恨」の価値観をもって判断されるが宜しかろう。
この新聞には愛国心と言うものが無い。愛国心の無いものは人を愛する事、思いやる心が無いことと同義である。
当時ただ、時の金日成に尻尾を振り、ロビーの立場で善良なる在日朝鮮人を欺いた、そういう疑いが大いにもたれるのです。
この検証は「在日の半島人」の手でなされるべき課題である。