昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#22

2006年01月31日 | Weblog
 若者よ「エスペランサ」を抱き続けよ。

 私が大好きな外国語は「スター・ダスト」と「エスペランサ」と言う言葉である。スターダストとは英語で「星屑」と言う意味であり、エスペランサとはエスパニョールである。その意味は「希望」という意味である。何とも心地よい響きである。

 静岡新聞によれば、浜松市に「ムンド・デ・アレグリア」という南米系外国人学校があって、法人認可後初めての卒業式が行われ、中高等部の学生で日系ペルー人三世の池上・フアン・カルロスさんが巣立って行った。

 この学校は昨年八月に複数の国籍に対応した南米系外国人学校として全国初となる学校法人認可を受けた。
 今年の卒業生はカルロスさん一人。卒業式は厳粛な雰囲気の中で行われ、参加者はペルー、ブラジル、アルゼンチン、日本の国歌を斉唱。卒業証書を受け取ったカルロスさんは、両親や友人への感謝の言葉を述べた。
 彼は、「将来はコンピューター技師かパイロットになりたい。在校生達は、今よりも更に前進するために一生懸命勉強して欲しい」と話した。

 カルロスさんは三年前に来日し、昨年四月に同校に入学。夢を叶えるために卒業後も市内の専門学校で勉強を続ける予定だという。松本校長は今後、カルロスさんののように生徒の夢を育み、その夢の実現のために母国語と日本語の教育を充実させていきたいと話し、カルロスさんへ「くじけそうになったらいつでも戻って来て、私たちはいつでも味方だから」と笑顔でエールを送った。

 やはり時代というのは目まぐるしく、先へ先へと行くものである。この外国人学校がどのような組織で運営されているのか知る由もないのであるが、もしも、現状の日本の学制に準拠するものであるなら、思い切って、日本人にも門戸を開放したら如何なものであろう。

 この種の学校においては、言語教育に重点が置かれるというのは至極当然なことであると思うのであるが、基本的な必修プログラムさえカバーすれば、それこそ「清水の舞台」から飛び降りるつもりで我子を南米の子供たちの中に入れて教育してみたいという親も決して多数派ではないにしてもいるかもしれない。そうした自由度を制度のうえからも容認することが、最も安上がりで確実な外国との交流に繋がると思うのであるが、それは幻なのであろうか。

Cuando Caliente SHIZUOKA#21

2006年01月30日 | Weblog
 何はともあれ、静岡空港の愛称が所謂「有識者」の意見を基に決定したようである。その愛称とは「富士山静岡空港」ですと。何とも芸もないというか月並みな名称である、日本一の霊峰富士にあやかろうという気持ちは分るのであるが、私なら、「静岡富士山空港」とした方が地名における位置関係がはっきりすると思うのだが如何なものか。

 ところで、灯台下暗しと言うか私だけ認識が足らなかったと言うべきか分らないのであるが、静岡県にも北朝鮮に拉致された可能性のある人が存在したとは知らなかった。一月二十九日付けの静岡新聞を読んで初めて知ったのである。

 その記事によれば:
 特定失踪者問題調査会が北朝鮮に拉致された可能性が高いと認定する浜松市出身の河嶋功一さん(失踪当時24)の家族が二十八日、同市の河嶋さん宅で、同調査会による北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」で放送するメッセージの収録を行った。家族によると、放送は二月中に行う見込み。
 父親の孝浩さん(77)は病気治療中で参加はできなかったが、母愛子さん(72)、妹智津子さん(46)が五分づつ録音し、「元気にしているいるかい。一日も早く帰ってきて欲しい」「無事ですか。心配しているよ」と安否を気遣う言葉を吹き込んだ。また、失踪以前の家族の思い出など、本人にしか知り得ない情報も加えた。愛子さんは「親として子を思う気持ちは誰でも同じ。寂しい思いをしていないか心配です」と放送に望みを託した。
 「しょかぜ」は昨年十月に放送開始し、毎日深夜に三十分間、拉致被害者らの名前を読み上げたり、家族の呼びかけを流すなどしている。
 河嶋さんは昭和五十七年、浜松市に引っ越しするため横浜市の下宿を出たのを最後に行方不明になった。(以上)

 拉致被害者とその家族の心情を思うとき何ともやり場のない憤りを覚えるのである

 この被害者が、当然拉致されたものとして、二十四年と言う人の一生にとって決して短くはない歳月が流れている。当時二十四歳であったというからには現在四十八歳になられているはずである。当時日本社会党、共産党、日教組などはこの北朝鮮を地上の楽園などと言って褒め称えていた頃の話である。その間に彼の国では外国人拉致なる国家犯罪をぬけぬけと行っていたのである。
 日本は何と間抜けな国であったことか。それもそのはずである。GHQより頂いた憲法によれば、日本国だけが悪徳国家であって、他の国は全て善良な国家であるその外国の善意により日本は生かされている。平和、平和とただ唱えてひたすら外国に強請(ゆす)られていれば国家の安泰は保障される。要は無防備こそ美徳である。こういった無国籍主義国家を甘んじて標榜して来た国というのも世界史上唯一の国柄であろうしその弊害はこのようなものである。

 これが、朝鮮だの中国だのに足元を見られ、もっぱらオドオドしていることの根源であると日本国民全員がこのあたりで気付くべきなのである。

 土井たか子氏や村山富市氏それに最近楽隠居となられた不破哲三氏などは共同で貴殿らが標榜した友好楽園国家に出向いて拉致された日本人を連れ戻したまえ。それが人生最後の仕事として、悔い無きものであろう。

前代未聞の発言に敬意を

2006年01月29日 | Weblog
「天皇陛下が靖国参拝なさるのが一番」…麻生外相 (読売新聞) - goo ニュース

 中国人もよく聞くが良い。「アソウ」と言うのは、「シーマ」と聞いたとき「シーア」と返事することを言う。もっとも、上海人(シャンハイ・レン)は北京人(ベイチン・レン)がそのように言うのを、田舎者と言って馬鹿にしているらしい。因みに彼らは「トゥエイ」と言うことが専ららしい。
 日本では、「そうか」と聞かれたら、「そうだ」と答える。・・・それが「アソウ」の本質である。

 とにかく、麻生外相は公明党議員の会合で「よくもこのようなことを申されてくれたものである」。大いに敬意を表すものである。

 それにしても、天皇陛下が靖国神社に参拝できなくなったのは、三木首相が1975年に私人を強調して参拝したことに起因するのだという。
 陛下にあられれは、公私の区別がおありにならないのだから、参拝なさることは公となる、だからお控えになっておられるのであろうか。しかし、陛下が参拝なさることは至上のことであると私とて思う。何とかそういう環境を整えて頂きたいものである。

 「外国(中・韓)から言われて(靖国参拝を)決めるのは絶対通ることではない」これが小泉内閣の外交スタンスであるのは当然であるが、中国の目指すものは、日本人民民主共和国の樹立、天皇を戦犯の首魁として処刑する(第三期対日耕作の目標。WILL3月号、中国の「対日政治工作」全文一挙公開!による)こんな文書も公開される昨今である。

 しかし、公明党というのも不可思議な政党である。法輪功が厳しい宗教弾圧を受けていることをどのように評価しているのであろうか。最近ではグーグルも、中国の軍門に下り、法輪功だの自由、人権、民主主義、台湾独立等検索できないようにして、中国に進出するという。ここで原始的疑問があるのだが、「創価学会」は検索できるのであろうか?中国人もマオ主席のお写真には飽きてきたようである。どこぞの宗教団体にお写真を拝ませるのが大好きな方がおられる。いっそのこと、取り替えて頂いたら如何なものか。

 何はともあれ、麻生氏はこの発言により意を決したものと見えたり。今後の武勇に大いなる期待をしたい。きっと、「浮かぶ瀬もある」ことを信じよう。

政局?国民も望むところなり

2006年01月28日 | Weblog
皇室典範改正 広がる慎重論 首相は強硬、反小泉を警戒? (産経新聞) - goo ニュース

 今国会に小泉首相は皇室典範改正(本当は改悪?)案を強行突破し成立させようと目論んでいるらしい。そういえば、織田信長が本能寺であえなく果てたのは、天皇を抹殺しようという目論みに対し、守旧派がならばいっそのこと信長殿にあの世に逝っていただくのが筋であろうと明智光秀を炊きつけて本能寺の変に立ち至ったとかいう話がまことしやかに伝えられているのも歴史の事実であろう。

 日本国においては、とかく天皇のお身の上に対しとやかく手を挙げる者は、歴史から抹殺されるという憂き目をみるのである。それ程天皇家の御血筋は神聖なのである。

 万世一系の天皇とは初代「神武天皇」の御血筋を継承なさる男系の御方でなければならないということは自明の理なのである。

 所謂、我々下々の者はどのようないきさつで女性天皇はいうに及ばず女系天皇の積極的な容認論が小泉首相の諮問機関である「有識者会議」から提示され、それこそが正義であるかの如き多数派の意見とするべく無知な国民の世論形成を煽っている。いったいどなたの思し召しによるものなのであろうか。

 例えば、最近の皇太子妃殿下のお立ち振る舞いなどを目の当たりにして、ひと言ぐらい物申したい国民も多かろう。しかし彼らが表立って口を開かないのは、皇太子さまが神武天皇の御血筋を今に伝えるお方だという事実があるからだと思う。

 

songzhaoのボケ封じ数学講座第7講

2006年01月25日 | Weblog
 今までのおさらい:
 意外にもこのコーナーは地味な人気に支えられて、底堅いものがあるようで素朴に感動している。素数とは何か?素因数分解とは?最大公約数とは?或いは最小公倍数とはどういうものか?といった数学の基礎の基礎を再認識していただけたことと思う。その延長線上で連立方程式を解くという動機づけがなされた教育が行われてきたかということを考えると甚だ疑問である。

 年配者は年配者で、このような整数の美しさを教えられた上で、方程式の解法を学んでいたら、もっと数学が好きになっていたかも知れない、本当は「数学」とは興味深いものであったと大いに再認識してくださっても、或いは柔らかい脳を持ったこれからの少年に「数学への興味を喚起」する一助にでもなれば、それはそれでそれで私としては十分である。

 起源一世紀頃、古代ギリシャの国に「へロン」という数学者だか技術者だか奇術師だか分らぬような人物がいました。そのへロンが残した偉大な三角形の面積を求める公式というのがあります。この公式はイギリスが誇るニュートンが十七世紀になって発見したと大喜びしていたところ、既に起源一世紀にへロンによって発見済みということを知るところとなり、ガッカリしたといういわくつきの公式である。
 この公式というのは、三角形の三辺の長さを測って面積を求めるというものです。「三辺法」とか「へロンの公式」という名称で親しまれています。

 へロンの公式:三角形の辺の長さを使って、その面積を計算する公式。
 三つの辺の長さをa、b、cとし、2s=a+b+cとおけば、面積は、SQR(s(s-a)(s-b)(s-c))デ与えられる。「SQRとはスクウェア・ルート、平方根という意味である」

 今日は、この「へロンの公式」をプログラミングして、今迄このコーナーに付き合ってくださいました方々に感謝したいと思います。

 今までのプログラムは「songzhaoのライブラリー」として、ひとまとめにしたいと思いますので、1000行目から打ち込んでください。

 1000 REM***へロンノコウシキ
 1020 CLEAR:CLS:PRINT”<ヘロン ノ コウシキ>”:INPUT”サンカクケイノスウ”;N
 1030 DIM L(N-1,2),S(2,N-1),T(2,1),H(N,-1),B(N-1)
 1040 INPUT”データPrg. ”;DTP:GOSUB#DTP:FOR J=0 TO N=1:PRINT”*”;
 1050 L=0:A=L(J,0):FOR K=0 TO 2:IF A<L(J,K) THEN A=L(J,K)
 1060 L=L+L(J,K):NEXT K:B(J)=A:IF L-A=<A THEN PRINT J+1;”エラー チェック”:END
 1070 M=L/2:S(0,J)=SQR(M*(MーL(J,0))*(M-L(J,1))*(M-L(J,2)))
 1080 S(1,J)=EXP((LN M+LN(M-L(J,0))+LN(M-L(J,1))+LN(M-L(J,2)))/2)
 1090 H(J)=ROUND(S(0,J)/B(J),-4):S(2,J)=H(J)*B(J)
 1100 FOR K=0 TO 2
 1110 T(K,0)=T(K,0)+INT S(K,J):T(K,1)=T(K,1)+FRAC S(K,J)
 1120 NEXT K,J
 1130 FOR J=0 TO 2
 1140 T(J,0)=T(J,0)+INT T(J,1):T(J,1)=FRAC T(J,1)
 1150 NEXT J
 1200 REM**リスト
 1210 FOR J=0 TO N-1
 1220 CLS:PRINT”No.”;J+1;”(ヘロン キュウセキ)”:PRINT USING”a=###.### b=###.### c=###.###”;L(J,0);L(J,1);L(J,2)
 1230 PRINT USING”(sqr)####.######m2”;S(0,J):PRINT USING”(log)####.######m2”;S(1,J);
 1240 GOSUB 1350:NEXT J
 1250 CLS:PRINT”(ヘロン メンセキ ゴウケイ)”
 1260 PRINT USING”sqr:######.######m2”;T(0,0)+T(0,1)
 1270 PRINT USING”log:######.######m2”;T(1,0)+T(1,1)
 1280 GOSUB 1350
 1300 REM**テイヘン*タカサ メンセキ リスト
 1310 FOR J=0 TO N-1:CLS:PRINT”No.”;J+1;”(サンシャ キュウセキ)”:PRINT USING”テイヘン= ###.###m”;B(J):PRINT USING”タカサ = ###.###m”;2*H(J);
 1320 PRINT USING”メンセキ=####.######m2”;S(2,J);
 1330 GOSUB 1350:NEXT J
 1340 CLS:PRINT”(サンシャ メンセキ ゴウケイ)”:PRINT USING”######.######m2”;T(2,0)+T(2,1):GOSUB 1350:GOTO 1200
 1350 Z$=INKEY$:IF Z$=””THEN 1350
 1360 IF Z$=”Z”THEN 1 ELSE RETURN

 それでは続けて次のようにプログラムを打ち込んで下さい。

 1 CLS:PRINT”<songzhao ノ スウガク アラカルト>”,”ソスウヲモトメル=1: ソインスウ ブンカイ=2”,"コウヤク コウバイスウ=3: ホウテイシキ=4”,”ヘロンノコウシキ=5 ”;
 2 INPUT DT:ON DT GOTO 10,100,300,500,1000

 そして、今迄のプログラムを次のように書き改めてください。

 80 Z$=INKEY$:IF Z$=”” THEN 80 ELSE IF Z$=”Z” THEN 1 ELSE 20

 210 Z$=INKEY$:IF Z$=”” THEN 210 ELSE IF Z$=”Z” THEN 1 ELSE 120

 490 Z$=INKEY$:IF Z$=”” THEN 490 ELSE IF Z$=”Z” THEN 1 ELSE 320

 680 Z$=INKEY$:IF Z$=”” THEN 680 ELSE IF Z$=”Z” THEN 1

 こうしておけば、「Z]以外のキーを押した場合にはそのプログラムを繰り返すし、「Z]を押した場合には最初のメニュー画面に戻ります。

 このへロンの公式のプログラムにおいては、データ入力用のプログラムを本体以外のプログラム・エリアに組むこととします。P0~P9までの間の空いているエリアに次のプログラムを書き込んでください。

 1 DATA 3,4,5
 2 DATA 4,5,6
 3 DATA 10,14,17
 4 DATA 13,16,22
 5 DATA 22,25,28
 6 DATA 18,22,28
 7 DATA 24,28,35
 8 DATA
 9 DATA 
 10 DATA
 11 DATA 
 12 DATA
 13 DATA

 500 REM**ヘロン ノ コウシキ データ
 510 FOR J=0 TO N-1:FOR K=0 TO 2:READ L(J,K):NEXT K,J:RETURN

 これでプログラム自体の書き込みは終了しました。思いどおりに作動するかチェックします。例によって、RUN ENTERとします。

 <songzhao ノ スウガク アラカルト>
 ソスウヲモトメル=1: ソインスウ ブンカイ=2
 コウヤク コウバイスウ=3: ホウテイシキ=4
 ヘロンノコウシキ=5 ?

 このような表示が出力されます。5 ENTERとしてください。

 <へロン ノ コウシキ>
 サンカクケイノスウ? このように聞いてきますので7を入力してください。すると、
 データPrg. ? と聞いてきますので、先ほど作成したデータプログラムの番号を入力してください。

 *印が7個表示され、
 a=  3.000 b=  4.000 c=  5.000
 (sqr)   6.000000m2
 (log)   6.000000m2

 と表示されます。次々に「Z]以外のきーを押していくと、各々7個の三角形の面積と合計が示され、基本的な三角形の面積=底辺*高さ/2の換算値が示されます。

 このプログラムは、プログラム自体をデータの入力方法として使用しています。行番号に続いて、数値データを書き込み(,)コンマで区切って、一行を一個の三角形の辺のデータとしています。何個でも書き込むことができます。表計算のデータの書き込みと同じ感覚で入力できるところがとてもよい。

 さて、それではこのプログラムを何のために使うかといえば、主に土地の面積を測るのに使います土地を三角形の集合体と考えて要領よく区切ります、区切った三角形ごとに面積を求めて全体の面積を測ります。

 土地の面積とは水平投影面積ですので、斜面をそのまま計測しても正しい面積は求められませんが、平地で障害物がない場合には、このプログラムが威力を発揮します。鋼巻尺を使い所定の張力を掛けて測量するのですが、基礎知識を学んでから挑戦してみてください。1万平方メートル未満の測量なら、十分な精度があります。三角形に区切る際には、できるだけ正三角形に近い区切り方をしてください。さもないと誤差が大きくなってしまいます。

 

songzhaoのボケ封じ数学講座第6講

2006年01月24日 | Weblog
 今回の一次方程式を解くプログラムでは、配列変数の特性をフルに活用している。

 N個の未知数に対してA(N-1,N) B(N-1,N) C(N-1)という配列変数を用意している。配列変数A( )には各々の方程式の実数部を入力し、配列変数B( )はA( )のデータを保存します。配列C( )には未知数の答えを入力します。第5講の実数部分のデータは配列変数A( )に次のように収納されます。

 A(0,0)=2 A(0,1)=4 A(0,2)=7
 A(1,0)=3 A(1,1)=5 A(1,2)=9

 ここで、横の列を「行」と呼び、「縦」の列を列と呼ぶことにします。一行目といえば2 4 7、一列目といえば2 3のことです。

 この枡目(マスメ)を使って、改めて解法の手順を考察します。

 まず、一行、一列目の最初の数を見ます。A(0,0)の位置です。2が入っています。もし0なら、二行、一列A(1,0)との間で倍数を探すことができません。このときは、一行目と二行目をそっくり入れ替えます。

 「手順1」:一行、一列の数は0であってはならない。0なら、行の入れ替えをする。

 次は、二行、一列にある数を見ます。3が入っています。もし、0だったら、一行、一列との間で、最小公倍数を探すことができません。しかし、このときには、心配要りません。二行、三列の数を二行、二列の数で割れば、二行、二列の未知数(y)の解が得られます。

 「手順2」:二行、一列の数が0なら、二行、三列の数を二行、二列の数で割って(y)の解を求めます。そして、「手順6」へジャンプします。

 一列目の数が共に0ということは連立方程式ではないということになってしまうので、あり得ません。

 「手順3」:これ以外のときは、一列目の数の最小公倍数を求めて、一行目と二行目の数に各々の倍数を掛けて各々の等式を整えます。

 (2 4 7)*(6/2)=(6 12 21)
 (3 5 9)*(6/3)=(6 10 18)「6は最小公倍数」

 このようにマス目の中の数字を加工します。

 「手順4」:一列目の二数の正負を見ます。異符号のときはそのまま。同符号のときはのときは、二行目にー1(マイナス1)を掛けます。

 (6 12 21)・・・・・・・・・ (6 12 21)
 (6 10 18)*-1・・・・(-6-10-18)

 「手順5」:各列を足し合わせると、(0)(2)(3)となります。この数値を二行目に代入します。

 「手順6」:ここにおいて、二行、三列の数を、二行二列の数で割ります。これが二行、二列の未知数の解となります。

 3/2=1.5 即ち y=1.5ということです。

 「手順1」から「手順6」までで、yの解を得ました。次にxの解を得るには、各行において、一列目と二列目を入れ替えて「手順1」へ戻して同じ作業をすれば、「手順6」で今度はxの回答が得られます。

 4y+2x=7
 5y+3x=9 ・・・・この形にして「手順1」へ戻すということです。

 これが、このプログラムの基本的なアルゴリズムです。

 私は、このような数学に関するプログラムなどを公開したところで、読んでくれる人も無かろうとタカを括っていたのだが、意外にも読者は存在するのである。新鮮な驚きを感じるものである。まあ、このサイトなど片田舎で細々とやっている地味なサイトである。純粋に数学(今のところ基礎の基礎であるが)に興味を持つ層も確実に存在するのであるから、日本もまだまだ捨てたものではない。あなたが、中、高生であるなら、是非理数科目に興味を持ってその道に挑戦していただきたいものだ。

時代の寵児の怪しげな品格

2006年01月23日 | Weblog
ライブドアの堀江社長ら4人を逮捕 東京地検特捜部 (朝日新聞) - goo ニュース

 時代の寵児もあっけない幕切れでお陀仏となるらしい。
 突然、時代の表舞台に鳴り物入りで華々しく登場してきた若者は、こうもあっけなく舞台裏へと葬り去られるのである。刹那に生きる人間は更なる刹那を求めるようになり、善悪の判断がつかないようになる。その巻き添えを食って損失を被った若者達も少なからずいることと思う。バブルの恐ろしさを身をもって体験したことであろう。
 所詮、人気などというものの価値がどれ程バブリーなものか認識を新たにすることが次の慎重な一歩を担保するのである。
 このライブドアー社長の直接の容疑は証券取引法違反と粉飾決算容疑だという。ニュースでは90億円の粉飾などと報じられているが現実にはもっと多額なものであろう。彼らが目指したものは株式の時価総額が会社の価値であるから、株価を吊り上げることが究極の目的なのである。その目的を達成するためには、悪(商道徳、商倫理無視)など意に介せずであった。
 ここに来て、いとも簡単に、猿知恵のメッキが剥がれたのである。しかし、黄金が正真正銘の黄金である為には、経営者たるものダイヤモンドの精神を保持し続けなければならない。

 日本人は、伝統的に額に汗することから始めないと、そのような境地に到達することができないらしい。

 話は変わるのであるが、ヤマハ発動機が、貿管令に違反する高性能無人ヘリコプターを中国に対して無許可で輸出しようとしていたことが発覚したとか、この機種はイラクのサマワで自衛隊基地の無人の偵察業務を担っている優れものであるという。こんなものを不用意に中国などに輸出すれば、すぐにそれをコピーして、軍事目的に転用することであろう。ヤマハの担当者よ記者会見で惚けていられては困りまするぞ!真の日本の国益をお考えなされよ!

せめて普通の国になろうよ!

2006年01月22日 | Weblog
 今日は、読売新聞新聞社説を咀嚼しよう。その記事の題名は:

 「宇宙平和利用 国会決議の政府決議を見直せ」これがそのお題目である。
 平和利用に限るということは非軍事という意味で、純粋に防衛目的の偵察衛星でさえ、開発することならずというのが、政府解釈であるという。

 このようなアホな『お題目』を唱えて、生きてこられたのも、偶然が成し得た不可思議であるが、これくらいのトンチンカン国家は、それこそ「世界にたった一つだけの珍国」即ち日本国だけだという。

 読売新聞の教えるところ、宇宙の平和利用というのは1967年の宇宙条約に盛り込まれた原則で、核兵器などの大量破壊兵器を運ぶ物体を地球の軌道上に打ち上げることを禁じているだけで、純粋に防衛目的の偵察衛星に関しては対象外になっている。日本は当然この条約を批准し「平和の目的」に限るとする国会決議を採択した。

 未だに日本政府は馬鹿を絵に描いたようなものである。『平和の目的=非軍事』の意味で、防衛目的の利用も制限されるという解釈を採り続けているのである。今時、偵察衛星の精度が国運を左右するといわれている時代にあって尚、防衛戦略上利用できる情報は、通信衛星など民生分野で一般化した技術しか利用できない。・・・これが政府見解では、どんなに金を注ぎ込んでミサイル防衛システムを構築したところで、迎撃する前にこちらが「お陀仏」となってしまうだろう。さも有能な宗教家政党など、それぐらいの徳があれば、来世には「安寧」が訪れること必定というかもしれないが、そんなことは大石寺にでも篭ってやってくれればよい。日本侵略の野望を抱いた外国に対し、「足元を見てくれ、我々は靴下どころかズボンも穿いていないのだ」と大見得を切れば、それはそれで、外国はおしなべて、害国に変身するのである。それでも、親切な外国人は、「ところでお前等、パンツぐらいは穿いているだろうな」と心配してくれるかも知れない。

 こういいう馬鹿馬鹿しい絵が出来上がる原因とは、底抜けに間抜けな野党(当時は社会党と呼ばれたそうである)がいて、何が何でも「非軍事」を政府に強要したからだと言う。そのふざけた圧力に屈した自民党も自民党で、日本人の意地というものがなかった。

 こういうドタバタを見透かしている中国や韓国などは、日本を舐め切って、無遠慮に内政干渉を企てること頻りである。

 今回、民主党の前原代表もこの件に対しては、良識を弁えておられるご様子、政府見解の正常化に大きな一石を投じてもらいたいものだ。一般国民は必ずそれなりの評価をするであろう。

Cuando Caliente SHIZUOKA#20

2006年01月21日 | Weblog
 沼津市の特区構想に思う

 沼津市教育委員会は二十日、「同市言語教育特区」の申請を近く国に行うことを同日の市議会文教消防委員会で明らかにした。英語と国語を合わせた言語能力の向上、底上げを目指す特区は認定されれば全国初。三月下旬に国の認可が下り次第、四月から拠点推進校を中心に市立小、中学校で実施する方針。
 計画では、市立高中等部を除く全校に「言語科」を新設。情報を正確に受け取り、自分の言葉で表現する能力を育成する「読解の時間」と、英語を使って相手とコミュニケーションする能力を育成する「英語の時間」を二つの柱とする。
 言語科の時間は生活科や総合学習の時間を削って充てる。授業の進め方については、学識経験者らによる言語教育推進委員会を設置し、独自のカリキュラムの作成や見直し、教材の開発などを進めていく。英語の時間に必要な外国語指導助手の配置も、現在の四人から二十四人に増員する方向で検討していることなども報告された。
 委員からは「教師のレベルでばらつきが出る」「教師の意識の徹底をしなければ効果はない」などの指摘や、「全国に先駆けてやるのに準備が足りないのでは」と懸念する声が相次いだ。工藤達朗教育長は「教員がどのように理解し、前向きに取り組むかにすべてがかかっている。出てきた課題の解決をしながら進めて行きたい」と述べた。(静岡新聞)

 最近、アジア地域において日本の学生の外国語能力(英語能力に限った話)が台湾、シンガポール、韓国、中国あたりと比べて劣っていることが判明し、俄かに何とかしなければならないという脅迫観念が日本国民の間に醸成されつつあるのも確かである。今回の沼津市の特区構想もそういう国民的感情から誘発された一面もあろう。
 
 私など、いい年になってから、中国語などを学んでみると、言語構造が英語によくもこんなに似ているものだと感じ入ること頻りである。一番の特徴は名詞と動詞の形が同じである場合が多い。それに、日本語の発声方法があまりにも単純なため、外国語の発音が識別できないのである。中国の子供たちなどは国語の時間には教師から口移しで発音を覚えさせられる。絶えず教師の発音を復唱して体得するという習慣のなかで育つのである。
 ところが、日本語の話し言葉の発音方法など、小学校に上がるころには体得してしまっているのであるから、先生に日本語の発音を教えていただくという態度が身につかないのであろう。日本の教育界に望まれることは、子供たちに「先生から教えていただかないと分らないのだ」という実感を持たせる教育システムの構築が最重要なことだと思う。

 私の話はいつも本線から反れてしまって大変恐縮するのであるが、沼津市は新しい試みを全国に先駆けて始めるのであるから、「沼津に続け!」という良い前例となるべく頑張っていただきたい。

 
 

いかにも中国人好みの話

2006年01月18日 | Weblog
【こぼれ話】「鄭和が米大陸発見」証明する?地図公開=北京の収集家 (時事通信) - goo ニュース

 中国人が言うには、中国に無いものは無いのである。火薬を発明したのも中国人、印刷機を発明したのも紙を発明したのも羅針盤を発明したのも中国人だと自慢することしきりである。

 これもそうした中華思想の一環なのであろう。1418年の地図を1763年に複写した地図というのがミソである。胡散臭さが満々としている。

 新大陸の存在に最初に気付いたのは、海洋民族バイキングであろうといわれている。コロンブス以前に宣教師が粗末な舟で大陸に渡ったという記録もあると聞いたことがある。

 殊更、コロンブスの新大陸発見がヨーロッパ人にとって、歴史的な意義があったのかといえば、次に繰り広げられる植民地争奪戦の端緒を切り開いたからである。

 中国人もアメリカに日本人に無礼なことを言うように「アメリカは中国人が最初に発見したのであるから中国のものだ」と主張してみたら如何なものか。


 

songzhaoのボケ封じ数学講座第5講

2006年01月18日 | Weblog
 いよいよ、このシリーズのハイライトである連立方程式の解法をプログラムする作業に取り組もう。

 先ず、頭を整理するために未知数が2個の場合の解法を考えてみます。

 2X+4Y=7 ・・・(イ)
 3X+5Y=9 ・・・(ロ)  という方程式があります。

 この連立方程式のYの解を得るには、Xを消してしまえばよい。Xの係数は、2と3だから、最小公倍数は6である。したがって、(イ)の式に3を掛け、(ロ)の式に2を掛けます。

 6X+12Y=21 ・・・(イ’)
 6X+10Y=18 ・・・(ロ’)

 (イ’)から(ロ’)を引くと、2Y=3だから、Y=1.5となります。

 この方程式のXの答えを得るには、Yの係数の最小公倍数を求めて、同じように、Yを消去すればよい。因みにX=0.5である。

 とりあえず、先にプログラムをポケコンに打ち込んでみることにしよう。第4講までのプログラムを消す必要は全くありません。

 500 REM***レンリツ ホウテイシキ
 520 CLEAR:CLS:INPUT”ミチスウ”;N:DIM A(N-1,N),B(N-1,N),C(N-1)
 530 FOR J=0 TO N-1:CLS:PRINT”No.”;J+1:FOR K=0 TO N:PRINT”data”;K+1;
 540 INPUT A(J,K):B(J,K)=A(J,K):NEXT K,J:M=0
 550 FOR K=0 TO N-2:IF A(K,K)=0 THEN GOSUB 700
 560 FOR J=K+1 TO N-1:V=A(K,K):W=A(J,K):IF W=0 THEN 630
 570 I=1:IF ABS V<ABS W THEN X=V:V=W:W=X
 580 IF FRAC(V*I/W)<>0 THEN I=I+1:GOTO 580
 590 H=V*I/W:P=-1*SGN H:H=ABS H
 600 IF ABS A(K,K)>ABS A(J,K)THEN X=H:H=I:I=X
 610 FOR L=0 TO N:A(K,L)=H*A(K,L):A(J,L)=P*I*A(J,L):A(J,L)=A(K,L)+A(J,L):NEXT L
 620 FOR L=K TO N:A(K,L)=A(K,L)/H:NEXT L
 630 NEXT J,K
 640 M=M+1:C(N-M)=A(N-1,N)/A(N-1,N-1):IF M=N THEN 670
 650 FOR J=0 TO Nー1:FOR K=N TO 0 STEP-1:L=K-1:IF K=N THEN L=N ELSEIF K=0 THEN L=N-1
 660 A(J,K)=B(J,L):NEXT K,J:FOR J=0 TO N-1:FOR K=0 TO N:B(J,K)=A(J,K):NEXT K,J:GOTO 550
 670 CLS:PRINT”コタエ”,:FOR J=0 TO N-1:PRINT”(”;J+1;”)= ”;C(J);:NEXT J
 680 Z$=INKEY$:IF Z$=””THEN 680
 690 GOTO 520
 700 Q=K+1:IF A(Q,K)=0 THEN 700
 710 FOR X=0 TO N:A(K,X)=B(Q,X):A(Q,X)=B(K,X):NEXT X:RETURN

 プログラムの書き込みが終わったところで、思惑どおり作動するかテストしてみよう。
 例によって、RUN500ENTERとしてみる。すると、

 ミチスウ?と聞いてきます。2を入力します。すると、
 No.1
 data1 ?と聞いてきます。2を入力します。すると、
 data2 ?と聞いてきます。4を入力します。すると、
 data3 ?ときいてきます。7を入力します。すると、
 No.2
 data1 ?と聞いてきます。3を入力します。すると、
 data2 ?と聞いてきます。5を入力します。すると、
 data3 ?ときいてきます。9を入力します。すると、

 コタエ
 (1)= 0.5 (2)= 1.5 という解答が得られます。(1)を未知数X,(2)を未知数Yと置き換えて解釈してください。

 これが、このコーナーの最初に示した二元一次方程式の入力の仕方と解答例です。(入力する数は、正負は問いませんが、整数の形に調整したものでないとプログラムが対応できませんのでご承知ください)

 今度は、未知数が3個の連立方程式を思いどおりに解けるかテストしてみます。

   X+2Y-Z=10
-2X+5Y+Z=35
  3X-Y+5Z=45 この方程式を入力してみてください。Xとは1Xのこと。-Xとは-1Xのことです。首尾よく入力できていれば、

 (1)= 4 (2)= 7 (3)= 8 即ちX=4 Y=7 Z=8という解答が得られるはずです。ならば、未知数4ならどうであろう?試してくだされ。次回このプログラムの説明と整数のおさらい。それに、日常大変役立つであろうプログラムを一つ紹介してこのコーナーは終了する。

  

通常国会アラカルト

2006年01月16日 | Weblog
 小泉首相にとって任期中最後の国会が20日召集される。改革の総決算の場とご本人は位置づけて居られるらしい。

 通常国会に提出予定の主な法案とは、

 行政改革推進法案:政府系金融機関の統廃合や国家公務員総人件費削減などの基本方針明記

 皇室典範改正案:女性、女系天皇を容認し皇位継承順位を男女問わず第一子優先とする

 防衛庁の「省」昇格関連法案:防衛庁を「省」に昇格、自衛隊の国際平和協力活動を本来業務に格上げ

 医療制度改革関連法案:生活習慣病対策の強化、高齢者の窓口負担引き上げ

 アスベスト健康被害救済法案:労災補償対象外のアスベストによる健康被害者とその遺族を救済

 国民投票法案:憲法改正のための国民投票制度を規定

 国会議員互助年金廃止法案:議員年金を2006年4月に廃止。与党と民主党がそれぞれ提出

 以上が主な法案だという。

 この中で、特に疑問なのは「皇室典範改正案」である。仮にこの法案が原案通りに可決されるとして、将来どのようなことが起こりうるか想像すれば空恐ろしい事態が訪れる可能性が高い。女系を容認(有識者会議の出した結論は畏れ多くも、積極的な導入)である。

 今の今迄、神武天皇の御血筋で皇位を継承されてきたものが、愛子敬宮の次の世代に完全に絶たれてしまうことになる。ずっと先のことであるし、私などあの世に逝ってからのことであるので、物申すこと自体憚られるのであるが、愛子敬宮のおこさまは神武天皇のY染色体どころか、今上陛下のY染色体も皇太子さまのY染色体をもお持ち合わせにならない。配偶者の方のY染色体だという、これが雄の染色体Yの遺伝原理であるという。

 このときを境に、天皇の天皇たる御存在の意義が失われ、敬宮さまの配偶者のY染色体の血統と入れ替わるのである。このような事態に立ち至ることを案じるのは、私だけではあるまい。

 民間の家系と同質となった天皇家を日本国民が御尊敬していられようかという疑問も残ろう。このとき、今女系を積極的に導入すると煽っている連中は、居直って、皇室だけがあのような東京の一等地に広々と住まって居られるのはおかしいではないかとか、一部民間に払い下げたらどうかというふうに手のひらを反しかねない。世論など無責任なものである。

 また、旧宮家には神武天皇の御血筋の方々も居られると報道もされている。その方々に皇族へ復帰していただくとかして、神武の御血筋を絶やすべきではないと思うこと頻りである。

 日本史でも、皇統をめぐって、クーデターなどが起こったという史実もある。従って、皇統を不安定にしてはならないと思います。一日本人として願うことは「神武天皇」の御血筋を末永く継承していただきたいと思います。

 また、武部幹事長の意向として、今国会中に教育基本改正法も今国会中に成立させたいとのことである。まことに結構なことである。これは蛇足であるが、同時に日教組取締り法なるものも同時に成立させたら如何なものか。

 週間ポストの宣伝の見出しでは、「安倍晋三を潰せ」「福田総理」で反小泉同盟が手を結んだ。これを新YKKと呼ぶそうである。言わずと知れた康夫、山崎、加藤グループである。無宗教の戦没者追悼施設建設同盟どころの話ではない。さて、中国に頭の上がらない公明党はどちらに就くのであろうか。上海の日本領事自殺事件がまだ記憶に新しいのであるが、この連想でもの申せば、この人たちは総じて「和製中国人」と呼んでも良いくらいの媚中派である。訪中の際何か後ろめたい証拠の品でも当局に握られているのでは?と心配である。例の宗教団体の構成員とて、現世利益を追求することもっぱらであろう。特に大陸の生き観音のお姿は如何様なものか知りたくもなる。

songzhaoのボケ封じ数学講座第4講

2006年01月15日 | Weblog
 ここでは、N個の正の整数の最大公約数と最小公倍数を表示するプログラムに取り組んでみる。
 
 例えば、12を素因数分解すると:2^2*3(2の2乗掛ける3)     
      16を素因数分解すると:2^4(2の4乗)
 このように表わされます。
 
 さて、ここで最大公約数とは、両方の数が共通に持っている約数2と2^2の内で大きい方であるから、2^2すなわち4である。

 また、最小公倍数とは、両方の数に共通した最も小さい倍数であるから、2^2*3*2^2=48となります。

 今は昔、学校では、このように習ったと思います。しかし、これをそのままプログラムにしようとすると、けっこう難しそうである。そこで、もう少しコンピューターの特性を利用した考え方をしてみる。

 考え方:
 最大公約数を求めるには、二つの数を比較してみて、大きい方を小さい方の数で
割る。そのとき商(答え)が整数なら、小さい数が最大公約数である。例えば6と3という数字があって、6/3=2となるのであるから、3が最大公約数ということになる。整数で割り切れない場合には、小さい数を2、3、4、5・・・と割ってみて、商(答え)が整数になるとき、大きい数をその商で割る。この答えが整数となる最初の商が最大公約数である。
 この最大公約数と次の数とのの間で同じ作業を繰り返していけば、N個の数の共通最大公約数が求まります。フローチャートを描いておけばよいのであるが、私とて些か高齢の身、このサイトでどうして図形を描くことができるのかチンプンカンプンなのである。

 次は、最小公倍数を求める方法を考える:
 考え方:
 共通最小公倍数を求めるには、二数を比較してみて、大きい数を小さい数で割ってみる。商が整数になれば、大きい数が最小公倍数である。割り切れない場合には、大きい数を、2倍、3倍、4倍・・・した積を、小さい数で割った商が整数となる最初の積が共通最小公倍数である。この最小公倍数と、次の数とで同じ作業をしていけば、N個の数の共通最小公倍数が求まります。

 先ずもって、成果が求められる世相である。以下のプログラムをポケコンに打ち込んでくれたまえ。今まで書き込んだプログラムを消す必要はありません。

 300 REM***サイダイコウヤク サイショウコウバイ
 320 CLEAR:CLS:INPUT”データ スウ”;N:DIMA(N-1)
 330 FOR J=0 TO N-1:PRINT”No.”;J+1;:INPUT A(J):IF A(J)=0 THEN 330 ELSE NEXT J
 340 X=A(0)
 350 FOR J=1 TO N-1:Y=A(J):IF X<Y THEN W=X:X=Y:Y=W
 360 G=Y:I=1
 370 IF FRAC(X/G)=0 THEN 400 ELSE I=I+1
 380 IF FRAC(Y/I)<>0 THEN I=I+1:GOTO 380
 390 G=Y/I:GOTO 370
 400 X=G:NEXT J
 410 X=A(0)
 420 FOR J=1 TO N-1:Y=A(J):I=1:IF X<Y
THEN W=X:X=Y:Y=W
 430 IF FRAC(X/Y)=0 THEN 460 ELSE I=I+1
 440 IF FRAC(X*I/Y)<>0 THEN I=I+1:GOTO 440
 450 X=X*I:GOTO 430
 460 L=X:NEXT J
 470 CLS:PRINT”Max コウヤク”;G,”Minコウバイ”;L
 480 PRINT”ヒリツ”;:FOR J=0 TO N-1:PRINT A(J)/G;:NEXT J
 490 Z$=INKEY$:IF Z$=””THEN 490 ELSE 320

 とりあえず、このプログラムをRUNしてみよう。合言葉は、RUN300ENTER(300行目から開始する)としてみよう。

 すると、データ スウ?と何個の数字の公約数と公倍数を求めるのかを聞いてきます。3を入力してENTERキーを押してください。すると、No.1?と聞いてきますので、とりあえず、12を入力してみてください。次にNo.2?と聞いてきますので、15を入力してみてください。更にNo.3?と聞いてきますので、とりあえず、18を入力しますと、

 Maxコウヤク 3 
 Minコウバイ 180
 ヒリツ 4 5 6       と表示します。

 12 15 18の共通最大公約数は3、最小公倍数は180。ということです。そして、4 5 6は12 15 18の共通の最大公約数で割った最も簡略化された「比率」であります。

 プログラムには入れませんでしたが、最小公倍数を各々の数で割ってみると、
 180/12=15、 180/15=12、180/18=10となります。
 これは、とても興味ある数です。というのは、12、 15、 18が物の値段と考えれば、等価交換するときの「比率」とでも言うべきものである。

 簡単な知能テストをしてみましょう。

 太郎は、一個12円のミカンを沢山持っています。
 花子は、一個15円のカキを沢山持っています。
 次郎は、一個18円のリンゴを沢山もっています。

 三人で話し合いをして、一人が同じものを沢山持っていても等価交換しようという話になったのであるが、はて、どうしたらよいものやら?

 この問題を解くのに最小公倍数という考えが必要になります。ミカン15個とカキ12個とリンゴ10個が等価値であるので、この割合で交換していけば良いのである。

 これは、蛇足であるが、数の計算をする上でとても重要な決まりがあります。割り算をするときに気を付けなければならないことですが、A/0とか0/というような0で割る計算をしてはならないことになっています。

 コンピュータープログラムでこの計算がおこなわれますと「数学的エラー」となってしまいますので、注意が必要です。(今日は、風邪で頭がボートしているので、後日このプログラムを検証すべきであるが、一応公表しておくこととする)



Cuando Caliente SHIZUOKA#19

2006年01月14日 | Weblog
 戌年の出番はやはり「犬」か?

 1月13日の静岡新聞には「犬猿の仲”応用”農作物守れ」と洒落(しゃれ)た題名の記事があった。本当に猿と犬はそんなに不仲なのか犬と猿を一緒に飼ったことはないので、私は知らないのであるが・・・記事の内容は:・・・

 静岡市は、農作物を食い荒らす猿被害対策事業として、山間部の飼い犬に特殊な訓練を受けさせて野に放ち、猿を撃退させる「犬猿の仲大作戦 モンキー・ドッグ育成事業」を平成十八年度から実施する方針を固めた。当初予算案に盛り込みたい考えで、担当課が調整を進めている。ということである。

 山間部で、猿の被害が報告された地域の飼い犬たちがモンキー・ドッグの候補者であり、その中の適性のある優秀な「お犬様」が選定されるのであろうが、警察犬訓練所で約三ヶ月間特訓を受け、猿を発見したら追い払う。人に危害を加えない。追い払った後に、自力で飼い主の元へ帰る。というような能力を身に着けさせられるということだ。しかる後に「静岡市の飼い犬条例」の特例を適用して、放し飼いが認められ、その任務に就くという。

 特定の地域の特定の犬にしか認められない「特権(任務)」であろうが、そのようにして飼われる犬は幸せであろう。とにかく一生鎖に繋がれていることから、ある一定期間は解放されるのである。

 これが、静岡市の独創アイデアかというとそうではない。長野県大町市などが既に、同様な事業を展開して、ある程度の成果をあげているのだという。

 このモンキー・ドッグ養成に、一匹あたり十五万円程の費用が掛るという。そのうちの8割を市が負担し、2割が飼い主負担で事業が立ち上げられるようである。

 新聞の伝える処によれば、猿とか猪とかの野生動物の農作物に与える被害も深刻なものがあり。年々8千万円以上の被害があり、とりわけ猿が及ぼすシイタケへの被害は目を覆うものがあるそうだ。

 犬にしても猫にしても、野性の持つ聴覚であるとか臭覚は恐るべき鋭敏さがある。「駄描がいつも寝てばかりいるのであるが、尋常でない物音が耳に入るや、途端に覚醒する」から驚かされる。

 犬も猫も「外敵の侵入」に対しては、24時間体制である。そういう能力を人間のために活用できることは「モンキー・ドック」にとっても、福音に違いない。

 私は、思うのであるが、「モンキー・ドッグ」の調教、訓練などに関しては、動物好きの所謂「高齢者」にも「訓練師」となるべく門戸を開放したら如何なものであろう。ごく限られた人員しか対象にならないであろうが、高齢者が生きがいをもって取り組める職域であろう。


少子化当て子対策

2006年01月13日 | Weblog
出産無料化を検討、少子対策で政府 (読売新聞) - goo ニュース

 私ももはや古い人間に属しているらしい。というのはこの「当子」という意味を今の今まで知らずに通って来たのである。これが「涎掛け(よだれかけ)」の意味とは知らなかった。私は静岡地方に生まれ育ったのであるが「あてこ」といえば破れた衣類に、修繕のためとりあえず布切れを縫い付けることだとばかり思って、信じて疑わなかったのである。

 私の信じていた意味の「類語」に当字(あてじ)という言葉があるが、この意味は国語などを書く場合に語の意味に拘わらず、同音であればあてて用いる漢字。だという。涎掛けとの関連がまったく分らないのである。「広辞苑」は本当に辞書か?
 この歳になって、強気なことを言うのは憚られるのであるが、高齢者優遇策と比較した場合、満足な対策かという疑問は拭えぬものの、無対策よりマシである。

 この対策の柱とは、
 (1)働く女性が出産後も社会復帰しやすい環境作り。
 (2)出産や育児などの経済的負担の軽減。
 だという。しかし、それ以前の問題として、結婚適齢期にある若者達の声に耳を傾けてみたら如何なものであろうか。

 結婚を前提として、付き合っていたり、同棲したりしている「若きカップル」たちが一様に主張することは、「本当は結婚して子供も産み育てたい、しかし、今の給料ではまともな結婚式すらできない」こういうことである。「結婚」即経済破綻だという。
 一方高齢者といえば、朝から晩までやれ「グランド・ゴルフ」だの「ゲート・ボール」だなどと、各々の運動広場に群れ楽しんでいるのである。こういう「光景」を横目に若者たちがどのように「感じる」か政治家も役人も一般人も疑問に思うことはないのであろうか。この高齢者達の言い分というのも振るっていて、「我々は、これまで働いてきた貯金(年金)で遊んでいるのだという。これが現在の日本の実相なのである。

 この調子で推移すれば、権利だけを主張し合い、道徳は益々乱れ一種の無政府状態に陥るのではないかと危惧するものである。

 やれ、グローバル・スタンダードだの国際化だのといって、国内を空洞化してしまった挙句がこの呈である。早急に、せめて日本の若者にまともな働き口を提供する施策を、緊急の国策として、官民挙げて練り直すべきである。日本の学生達はろくに学問もしないで遊び呆けているものが大半である。彼らとて具体的な目標さえ見い出せば、一生懸命になるのであろう。それには、強引に日本を引っ張って行く「強いリーダー」が求められている。