昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

真実は嘘というだけ

2006年05月31日 | Weblog
耐震構造どころか… 中国で竹筋コンクリート 高層分譲住宅で露見 (西日本新聞) - goo ニュース

 不運にも、インドネシアが現在地震禍に喘いでいる。被災者の方々には心よりお見舞いを申し上げると共に同情を寄せるものである。最近大地震の震源地が南方に移りつつあるようだ。
 よそさまの心配など、余計なことであろうが、中国には地震は発生しないなどとタカを括っていて良いものやら。確かに上海など、高層ビルの高さだけを比べれば、東京も見劣りするくらいの発展を成し遂げたのは誠に結構なことである。しかし、見えない部分である基礎工事にどれぐらいの金をかけているのだろう。或いは、耐震計算をしているのであろうか。地震が絶対無いという前提なら耐震もへったくれもないであろうが、しかし、この世に絶対ということは無い。

 グラッと来たら、あの高層ビル群が将棋倒しになったり、空中分解したのでは、どれ程の惨事になるのやら。その被害のスケールはこの世のものではあるまい。誠にクワバラである。

靖国などどうでも良い輩

2006年05月31日 | Weblog
 いまだに靖国などというささやかな国内問題を突かれ、臆病風に酔い痴れている日本国国会議員のご面々、奴等はこのような実益を狙っているのだ。

 産経新聞、平成18年3月30日の記事に注目したい。以前だったら、国務大臣の専任事項などとおだてられ言い包められていたであろうが今回はニュースとして表沙汰にしたのは評価すべきであろう。

 その記事とは:

 軍事転用懸念リスト 中国、14社削減を要求 経産相に今年2度:

 製品や技術を核兵器開発などに転用される懸念があるとして、政府が輸出を規制している外国企業の一覧表「外国ユーザーリスト」をめぐり、中国が14社の自国企業の掲載を削除するよう求めていることが29日分った。ただ、リストは欧米諸国との情報交換を経て作成しており、日本単独で中国「懸念無し」とみなすことはできない。日本の安全保障政策の根幹にもかかわるだけに、所管する経済産業省は中国の要求に応じない方針だ。

 経産省によると、中国の簿商務相が今年二月、北京で二階経産相と会談した際に要求を伝えた。今月27日に京都迎賓館で行なわれた会談でも、簿商務相は「是非ユーザーリストから削除して欲しい」と再び強く要請。このときは、両国の担当部局が意見交換を継続することで合意した。

 外国ユーザーリストは貿易管理の新制度「キャッチオール規制」とともに、平成14年に導入された。対共産圏輸出調整委員会規制など従来の輸出管理制度は軍事転用の懸念される品目を規制してきたが、キャッチオール規制では懸念される企業をリストに挙げ、輸出する際には経産省の審査を受けることになっている。

 これまでも、イスラエルなどが日本の関係当局に自国企業の削除を求めてきた経緯はあるが、貿易管理の専門家は「閣僚同士の会談で正式議題に持ち込まれたのは初めてではないか」と指摘。そのうえで、「中国に核関連技術が渡ればパキスタンや北朝鮮に流出する可能性が極めて高い」と警告する。

 二度に渡る中国の要求に対し、経産省幹部は「交渉事項にはあたらない」として受け入れない構えだが、貿易管理にあたっては協力関係も欠かせないことから、対話は続けていくとしている。(抜粋)

 こういうときに、日本人の欠点が出ないことを切に希望したい。要は『甘い顔を見せない』ことである。
 彼らは、いつも戦時体制にある。少なくともそういう自覚で、正面から挑戦して駄目だとなれば、横から攻め、後ろから攻め、ありとあらゆる汚い手を使って『盗み出そう」とするであろう。公人私人を問わず脇を固めることが肝要である。
 
 関東の経済同友会など、この前の靖国提言以上に空気を入れられ、『御禁制破りを奨励する提言』などをヌケヌケとやってのけるかもしれない。そして、言うのだ、「中国、14社を削除すれば我が皇帝は日本の首相と首脳会談する用意がある」と。こんな風に、随分人を喰った話が出てくる可能性もあろう。

 しかし、漫画的風情とはこんなものだ。・・・・中国の皇帝は乱反射する鏡を覗き込んで「鏡よ鏡、世界中で一番ハンサムなのは、だーれ?」とナルシズムに酔い痴れている。ところが、歯痒いことに、正直な日本人は「世界で一番醜いのはお前だ!」と腹で思っても、小心さ故に本当のことを言い出せないでいるのだ。
 これを「日本ハンデキャップ国家論」満々であると言うそうである。

 (拙者些か酔ったかな)

スネモノども歌い続けよ阿保な替歌を

2006年05月30日 | Weblog
「君が代」替え歌流布 ネット上「慰安婦」主題? (産経新聞) - goo ニュース

 これは『アホンダラ教職員組合』への正当な判決である。まあ、その内容を知ろうではないか。平成18年5月30日、静岡新聞夕刊より:

 「君が代」反対で卒業式妨害 元板橋高教諭に罰金 東京地裁判決

 東京都板橋高校(板橋区)の卒業式で「君が代」斉唱の強制に反対し、生徒らに不起立を呼びかけ、威力業務妨害罪に問われた同校の元教諭藤田勝久被告(65)に対し、東京地裁は30日、罰金20万円(求刑懲役8月)の判決を言い渡した。藤田被告は直ちに控訴した。
 村瀬均裁判長は「式の遂行が一時停滞したことを考慮すると、非難は免れない。ただ被告は短時間で、式がほぼ支障なく実施されたことなどから懲役刑は相当でない」と判決理由を述べた。
 判決によると、藤田被告は2004年3月11日、同校の卒業式場で保護者席に向って「今日は異常な卒業式で、国家斉唱の時に、教職員は必ず立って歌わないと、戒告処分で、三十代なら二百万円の減収です。処分されます。できたら着席をお願いします」と呼びかけた。
 校長や教頭に退場を求めれれると「触るんじゃない」などと怒号し、開式を約2分間遅らせた。
 公判で弁護側は「大声は出してはいない。式を混乱させてはおらず、遅延も僅か。処罰が必要な違法行為ではない。起訴は言論弾圧だ」として無罪か公訴棄却を求めた。(全文)

 ここで、明らかになったことは、これが「国家に対する侮辱の罪」云々については、訴えるほうも問えないという不合理である。今日本の教育教育に求められていることは、敢て「愛国心」といわずとも、少なくとも『日本人としてのアイデンティティー』を持とうではないかということに尽きると思う。それを否定してしまってこの『アホ・ブランド・ナンバーワン』の組合員はどこの国民であるのか。こんな馬鹿者にはいわゆる年金など支払う必要も無かろう。何故なら、彼は日本人のための教育に貢献してはいまい。(しかし、ミスター土下座元首相でさえ文化勲章を頂いていたとは、なんとも惨めな被害者たる日本国民よ!)何故なら彼にとって、否定して止まない「日本国民」であることがそもそも不名誉の極みであるはずである。
 こんな男は自己の名誉に掛けて北朝鮮へでも出向き、拉致被害者との身柄交換を自ら、金正日に申し出でよ。『さぞかし反日冥利に尽きる』朝鮮人であることか!。早速の実行を期待する。それに、こんな人物の弁護を買って出る弁護士は果たして日本人か!。

 我が日本国も、真摯に何故、『愛国心=日本国民たるアイデンティティー』が求められているか先進国「ユナイテッド・キングダム=英国」に教えを請うべきである。

 英国版の「愛国心論議」(産経新聞記事より):

 日本で教育基本法改正案の「愛国心」をめぐる論議が活発化する中、英政府は、イングランド地方の学校で11歳から16歳の全生徒を対象に「英国が共有すべき価値観」を今後6ヶ月間かけて検討する方針を明らかにした。
 英国育ちでも価値観を共有できない若いイスラム教徒らの姿が目立った昨年7月のロンドン同時テロを受けた対策の一環。
 教育・技能省のラメル閣外相らによると、検討期間中に実験校で、英国で民主主義や表現の自由などが発達してきた歴史や、英国の文化、伝統などを教える。授業では英国の「多文化社会」が共有すべき不可欠な価値観についても論議。生徒が英国人として自覚を持つことができるかどうかを検証する。

 このように、その国家の国民は自国に対しての誇り所謂「アイデンティティー」を持っていなければ、来るべき移民受け入れ社会にさらされた時、国家自体が無国籍などといっておっては、国の存続自体が危うい。
 今や日本も今までの小宇宙における「スネモノ教育者」を蔓延らせておく時間的、経済的余裕はないのであるから、殊更、愛国心を前面に出した教育基本法の制定が急務である。
 事ここに至り、与党野党対立軸などと悠長なことを言って、時間を浪費している時では無いはずだ。『国会議員よ今こそ大儀に団結いたせ!』。
  

アナンはアカン(他已経壊了)

2006年05月28日 | Weblog
 ネタ元が共同の記事なので、元来「自虐然」としていても不思議ではないのだが、それにしても、国連における日本の地位など殆ど無きに等しいということか。

 「日本人は働き蜂以上であってはならぬ。ただ黙って金だけ出せ!」と要求されるだけの「存在」だと当の日本人が早く気付くべきなのだ。アナン事務総長は「日本人は物申してはならぬ、お中国さまに対して失礼ではないか」と暗に日本人をお嗜めになるのだ。決して「小さな親切、大きなお世話」であるというような日本人に対する気遣いはお出来にならないのだ。無礼千万である。

 劣等国(中国やロシア)が我が物顔で闊歩するいびつな「世界のステージ」において『常任理事国』になろうとするなら、「一刻も早く貴国においても核武装するに限る」ぐらいのアドバイスして下さる誠意が求められる。このままではインドに先を越され、北朝鮮と競争しても『無核』のハンデキャップは大きい。

 あ!、そういえば、そうそう現在日本で一番時の人であられる女性のお父君小和田恒元国連大使(現国際司法裁判所判事)は「日本ハンデキャップ論」を唱えられたという。「日本はハンディーを背負っているのだから一人前の行動や発言をしてはならない」といったチンプンカンプンを言ってのけたそうである。「家族ハンデキャップ論」とお読み替えなされば、それはそれでたいそう現実性を帯びると思し召すのである。やはり日本国という小宇宙は言霊に支配されていることをゆめゆめ忘れるべきではないのだ。

 彼の劣等国は、金は自国の軍備拡張に使うだけ、僅か2パーセントの国連拠出金で、例の如くガタガタと自国の権利の主張だけを専らとする国であることを百も承知の上で、中国に諂うとは、「ハニートラップされた上に人民元でも積まれて、自己の置かれている立場も忘れたかにお見受けする」ものである。従って、彼の今回の来日が恰も中国の特命大使の如きものであったことは当然のことだ。

 参考までに平成18年5月26日の静岡新聞記事を書き留めておく:

 国連分担率引き上げ 「中国名指し」再考を アナン事務総長日本側に助言

 国連分担率の見直し交渉で、米国に次いで二番目に多い分担金を負担している日本が中国やロシアの分担率引き上げを求めていることについて、アジア歴訪中のアナン国連事務総長が日本滞在中の十七日、中国を狙い撃ちにするような主張は得策ではないとの見解を示していたことが二十五日分った。複数の関係筋が明らかにした。
 分担率19.5%の日本は三月、安全安全保障理事会常任理事国の中国2.1%やロシア1.1%を念頭に、常任理事国に3%または5%の下限分担率設定するよう提案したが中ロの反発受けたため、さいこうを促した形。小泉純一郎首相の靖国神社参拝で悪化した日中関係が国連の多国間外交にも悪影響を及ぼし始めたとの懸念もあると見られる。日本は常任理事国入りが実現していないことを背景に、207~2009年の分担率見直し交渉で「加盟国の地位と責任」を適切に考慮した「より公平かつ公正」な分担率を求めている。
 複数の関係筋によると、事務総長は訪日二日目の十七日に開かれた国会議員有志との昼食会の席上、日本の主張を踏まえて分担率見直しにまず理解を示した上で、日本側への「助言」として「自国が名指しされていると中国に受け取られよう」議論を進める必要があると述べた。
 見直しは、今秋から国連総会第五委員会で実質交渉に入る。(全文)

 中国という国、元来プライドなどという上等な言葉はない。アナン事務総長に対しては、「被害者たる可愛そうな僕たち」という演技に徹しているのだ。これは、日本の『左翼陣営』の常套手段でもあるのだ。彼らは「僕らはいつも被害者、だから義務は免除の上、何倍もの権利が欲しい」と主張し、学校においても無垢な子供たちをその理論をもって扇動するのに余念が無い。この馬鹿どもに六十年も付き合わされた挙げ句が『犯罪天国』に成り下がった原因である。

 この際、日本の政治家も「小和田氏の息のかかった者を国連に駐在させてはいけない」と認識すべきである。早く国連における日本の主権を取り戻せ!。

韓国人留学生よ有難う

2006年05月28日 | Weblog
韓国人留学生が女性救出 01年と同じ、新大久保駅で (共同通信) - goo ニュース

 この申さんという韓国人留学生の勇気を讃えると共に、そのときホームにいた20人あまりの日本人はただ見ていただけだったとは、なんとも情けない限りである。災難に遭った人を救出しようとする意識すら沸き起こらないとは、異常な事態である。戦後のうらぶれた自暴自棄教育によって育てられた人間社会とはこのようなものなのだ。
 同じような、転落事故が二度繰り返されるとは、新大久保駅には基本的かつ構造的欠陥でもあるのか。

 この韓国人青年のとっさの判断力と行動によって人命は救われた、素直に「有難う」と言おう。

songzhaoのボケ封じ数学講座第15講

2006年05月27日 | Weblog
 レオナルド・ダ・ビンチといえば万能の天才と誉れ高きイタリアーノである。奇しくも「ダビンチ・コード」で、今や時の人である。ルネサンス再来といったところか。
 
 今日は化学界に偉大な足跡を残したイタリア人「アボガドロ」(1776~1856)を話題としたい。このアボガドロという人物一風変わった経歴の持ち主である。彼は最初法律家として身を立てたのであるが、24歳になって、数学や物理学、化学に興味を持ち勉強を始めたという。
 大方の大学者といわれる人たちはその年齢までに偉大な発見とか発明とかを成し遂げているのに、そこが出発点で以後勉学に励み、化学史に残る発見を成し遂げたのであるから、いささか遅咲きの大器というべきだろう。

 彼は35歳の時、「同一体積のすべての気体は同温同圧のもとで同数の分子を含み単体の気体は分子から構成され、分子は原子からなっているという仮説を発表した」。
 しかし、この仮説が実証されたのは、彼の死後においてである。しかも彼が思いもつかなかった「アボガドロ数」というおまけまで付けて貰って。
 実際に、「アボガドロ数」なるものを算出したのはオーストリア人「ロシュミット」という学者である。彼の算出したアボガドロ数は6.022045*10^23/molである。命名された本人が知らないという「化学定数」というのも、めったにないだろう。


 アボガドロの法則とアボガドロ数:

 0度C,一気圧、22.4リットルの気体がその中に含む分子の数は約6*10^23(6かける10の23乗)で、これは「アボガドロ数」に等しい。

 日本では原子の重さ(Atomic Weight)を「原子量」と訳しているので、数量という先入感を生むのであるが、「原子量」とは重量であると再認識すべきである。
 自然界にありふれた質量数12の炭素C、12グラムの中に含まれる原子の数がアボガドロ数に一致し、この炭素が燃焼(酸素と化合して)CO2(二酸化炭素)という気体に変化したときには、0度C、一気圧時換算で22.4リットルの二酸化炭素という分子(気体)が生成される。また、このCO2という組成式は12グラムの炭素を燃焼させるには原子量16の酸素が2mol必要になるということを説明している。mol(モル)とはアボガドロ数と同数のある元素の集団をグラム単位で示した数値のことをいい、その元素の原子量と定義する。

 この「アボガドロの法則」と「アボガドロ数=定数」を媒介として、気体を等価としての原子量に換算することができるようになったのである。22.4リットルの気体は1モルと等価であるという結論を導き出したことは、化学をどれだけ発展させる礎となったか思いを馳せたい。数学的に喩えるなら、固体の世界を実数、気体の世界を虚数とすれば双方を行き来するパスポートを手にしたくらいの価値あることである。

 また、以前このコーナーで最小公倍数において、等価交換の比率について触れたことがあったが、実にこのアボガドロ数はある意味では、原子どうしを数量的に等価交換するときの「指標となる数」と定義されていることを「イメージ」できるかどうかが化学の勉強が「好き」になるか「嫌い」になるかの境目である。

究極のサイクルは実現するか第二弾

2006年05月26日 | Weblog
 以前私は「産経新聞」の記事をもとに『究極のサイクルは実現するか』という日記を書いた覚えがある。そのとき産経の記者に化学的素養があるのか疑わしいという意味合いのことを書いた覚えがある。

 しかし、5月15日の特集記事は汚名挽回度120%である。執筆日野雅子、グラフィック北島由紀子両氏の価値ある記事である。私はこの種の記事には非常に興味があるので書きとめて置くこととする。

 石油や天然ガスをこのまま使い続ければ、いずれは、使い切ってしまう。炭素や炭化水素を燃やすことで発生する二酸化炭素は、地球温暖化の原因にもなっている。化石燃料からの脱却は、21世紀の人類が直面する大きなテーマだ。
 東工大統合研究院地球開拓部門の矢部孝教授は、海水に豊富に含まれるマグネシウムを炭素の代わりに置き換えて、循環型エネルギーの担い手にしようと提唱している。「最初は誰も信用しませんでした。単純すぎて、呆気にとられてしまうんでしょうね」
 基本となるのは酸化・還元反応。まずは、エネルギー(熱)を生み出す酸化反応から。
 「マグネシウムは常温では固体で安定した金属ですが、過熱すると水と反応して水素を出し、酸化マグネシウムに変化します」。このときに出る熱エネルギーは同じ重量の石炭の約50%。発生する水素も、空気中の酸素と反応(燃焼)して熱を出すので、全体では石炭比で約83%のエネルギーが得られる。

 一般家庭で1ヶ月に消費する電力は約300キロワット時で、35センチ角のマグネシウム(73キログラム)でまかなえる。現在、工業用に海水から精錬されるマグネシウム1キロあたり100円ほど。燃焼後に残るのは酸化マグネシウムと水だけで、二酸化炭素は発生しない。温暖化防止効果を考えれば、海水からほぼ無尽蔵に取り出せるマグネシウムは有望なエネルギー資源となりそうだ。
 ただし、海水からマグネシウムを精錬する際にエネルギーを消費するので、このままではエネルギー収支はあまり良くはならない。
 矢部さんらは、燃焼後に回収した酸化マグネシウムを還元して、再度燃料として使えるマグネシウムに戻すことで、この問題を解決しようと考えた。還元するために必要なエネルギーを太陽光で賄うことで、新たに地球資源を消費せずに、酸化・還元を繰り返すエネルギー循環が完成する。
 太陽光をレンズで集めて、単一波長のレーザー光を発生させる「太陽光励起レーザー」に目をつけた。40年ほど前から研究されている技術だが、返還効率が悪く、研究は停滞していた。
 共同研究者の内田成明・東工大特任教授が、セラミックにクロムを混ぜた触媒を使うと、太陽光を効率よくレーザーに変換できることを見い出し、突破口を開いた。
 「クロムが太陽光に多い波長を吸収して効率が上がった」と内田さん。実験室の擬似太陽光では変換効率40%近くを達成し、実用化への展望が大きく開けた。

 一方、マグネシウムを燃やしてエネルギーを取り出すエンジン装置の開発は、基礎実験から実証実験に進む段階に入った。
 マグネシウムエンジンの一号機では、最大100キロワットの出力を確認。開発中の2号機では、「マグネシウムの連続投入と、エネルギー変換効率の測定をしたい」(矢部さん)と意気込む。
 燃焼時に発生する水素を、燃料電池に供給することも可能。エンジンが実用化されれば、非常時用の発電機として使える。
 「エネルギーの循環システムの完成までには10年はかかるが、個々の技術を先に走らせるのは数年でできる」
 今夏、モンゴル化学技術大と共同で太陽光励起レーザーの実験を進める予定。夢のような構想を21世紀の地球を救う実現可能なテクノロジーに持ち上げようと、研究に熱がこもる。

 なんとも素晴らしい研究である。日本人の開発した技術が人類と地球を救う・・・・かくあって欲しいものである。

 ところで、青色発光ダイオード・チームの太陽光による水の水素と酸素への分解技術はその後進展したのであろうか。この際、切磋琢磨して目標達成に邁進してもらいたいものである。

 この研究においても、『キーポイント』は太陽光を効率よく励起レーザーに変換する『触媒の開発』であるらしい。とても夢のある着想と研究に心うたれる。
 

靖国阻止パープリンどもこれが侵略だ!

2006年05月25日 | Weblog
 中国に折有らば朝貢して日本国被属国化に日々貢献している売国奴ども、諸君のお中国さまへの忠孝の精華とはこのようなものだ:

 『中国、台湾との交流抗議 島根県は「内政干渉」と反発』(平成18年5月25日産経新聞より)

 台湾との交流を積極的に進める鳥取県に対し、中国の大阪総領事が「如何なる形の政府レベルの往来もすべきでない」と抗議していたことが二十四日までに分った。片山善博知事は「内政干渉だ」と反発している。
 県によると、中国側から四月「一つの中国」の原則堅持を求め、交流自粛を要請する文書が届いた。五月十七日には羅田広大阪総領事が県庁を訪れ、知事に申し入れた。
 片山知事は「地方自治体は中央政府の一部ではなく、どこと交流しようと法律上の問題は無い。外交問題は政府間で議論すべきだ」としている。
 鳥取県は平成十二年から経済や観光で台湾と交流。十四年九月、片山知事が陳水篇総統と会議して関係発展で合意した。
 中国大阪総領事館は「台湾交流を政治利用している。地方自治体も日本の一部で、外交上は一つのはずだ」と主張。
 日本で台湾の窓口になっている亜東関係協会は「石原慎太郎東京都知事もよく訪台するが、中国は抗議しない。島根県への干渉はおかしい」としている。

 亡国の朝貢議員団や経済同友会(関西は別)の売国商人が日本人であることも忘れ、漫画国皇帝の前に跪き「お手」をしたうえに、更にのぼせ上がって「皇帝の薄汚れた手」まで舐めずり回った挙げ句「ケツ穴」まで舐めさせて頂く栄誉に与りたいぐらいの「態度」を表明して返って来るものだから、このように「ワンワン」の手下どもにさえ「日本人のプライド」が蔑ろにされるのである。(軽薄な朝貢議員と売国商人どもは、その底脳さゆえの愚行がどれ程国益を損ねるか猛省いたせ!)。
 
 靖国で譲歩すれば、次は箸の上げ下げが悪いだの、お前等は糞をしてはならぬそのような無礼なことまで言い出す恥知らずな連中であることを認識するべきである。それに、中国こそ「軍事力こそ正義」と信じて止まない国である。軍事力も整ってきたし、ぼちぼち戦争放棄を至上の美徳などと夢見る日本はおいしい獲物であると涎が溢れて止まらなくなって来たらしい。

 これはもはや日本への「内政干渉」などという生温いものではない正真正銘の「侵略」である。日本人たる者、物心両面の祖国防衛が今こそ求められているのだ。


中共は自己の歴史を人民に晒せ!

2006年05月24日 | Weblog
中国外相 靖国参拝、改めて自粛を要請 日中外相会談 (朝日新聞) - goo ニュース

 2~3日前の産経の記事にこんなのがあった。甚く感動し書き留めておくことにする。

 「中国は過去を甘受すべきだ」

 英誌エコノミスト最新号(5月20~26日号)は中国が文化大革命を開始して40年が経過したのを機に、過去を反省しようとしない中国政府を批判した。
 同誌は社説で「中国は過去を甘受すべきだ」などの見出しを掲げ、文化大革命を「二十世紀最大の蛮行の一つ」と決め付け、「文革についての説明を求める国民の思いを見くびってはならない。中国の共産主義者たちは勇気を持って対応しておけば良かったと思うことになるかも知れない」と指摘した。
 文革で密告や裏切りを通じて、誰も信じられなくなった世代が今も残る一方、中国政府はその悲劇を反省しようとしないし、「過去に直面できないことが中国共産党の最大の弱点の一つ」と論じた。
 その上で「健全な未来には過去の過ちを理解することが必要で事実に向き合わずして理解はありえない」と指摘した。
 教科書をめぐる日中間の論争も取り上げ「中国での日本の残虐行為を小さく書いている教科書を、日本が採用することへの中国側の怒り」に言及しながらも、「歴史をめぐる中国教科書のいびつな宣伝」も「恥ずべきだ」と主張した。
 そして、「中国の近隣諸国は」自分自身について正直になれない(中国)政府を信用するのは難しいと感じている」と指摘した。

 流石に代数学者であり大物理学者アイザック・ニュートンを輩出したお国柄である。「事の真相」は既にお見透視である。
 それに引き換え、日本リエンシアン(連想)チャイナの北城代表幹事のアッパラパーぶりにもお返しする言葉も無い。その尊いお言葉とはこのようなものである:

 経済同友会の北城挌太郎代表幹事は二十三日の記者会見で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝中止を要望する同友会の提言について「いろいろな意見があり真摯に耳を傾けているが、提言の内容が変わるわけではない」と述べ、今後も日中関係改善のため靖国参拝中止を求め続ける考えを示した。北城氏は十七日の首相と財界人の懇談で、小泉首相に「お騒がせしていますと伝えた」ことを明らかにしたが「提言は同友会の幹事会で決定した。方針を変えたわけではない」と強調した。

 日本政府もアメリカに倣って、「日本リエンシアン製品」を機密防衛を徹底する為に政府関係機関での利用を差し止めるべきである『もっともそんな実績も無いか』。・・・・・小泉首相はきっとこのようにお応えになる・・・・「人さまざま、考えも各人各様、貴殿に言い返さないのも私の自由、しかし、そんな寝言を聞き入れない自由も私は持っている。それが人生いろいろの本質である。・・・・お中国さまにお伝えいたせ!我が日本は『自由主義の国である』。夢は寝て見るものである・・・・行過ぎたおせっかいは制裁の対象となることを覚悟いたせ!」

 安倍官房長官の経済同友会への不快感も書いておこう:

 安倍信三官房長官は二十三日午後の記者会見で、経済同友会の北城代表幹事が小泉純一郎首相に靖国参拝注視を重ねて求めたことについて「首相は何回も参拝する気持ちを述べている。同友会側も首相の意志を深く考えてもらいたい」と不快感を示した。
 首相は同日夜、北城しの発言に対し「賛成の人も反対の人もいる。さまざまな意見があるからいい。北城さんは私の立場を理解してくれている」と記者団に述べた。また、首相は日中関係に関し「友好は拡大しており、そんなに心配することではない」と強調した。

 今や、良識的な経済人は日中友好などという言うことより『中国バブルが何時はじけるか』ということのほうが余程現実みをもった関心事だという。その観点から人物評をするとき、この北城氏は本当に『経済人』なのか?。いづれにしても近い将来白黒ははっきりするだろう。『中国熱』の特効薬は早期退却に越したことは無い。
 

毒を盛られて尚自主性?

2006年05月23日 | Weblog
 自業自得の原則というのは、世界に名だたる宗教は自業自得をこのように説明する。

 キリスト教:
 叩けさらば開かれん=これは物理学で言う作用反作用を言う。ドアを強く押した者にはそれに対応した強い反応が得られる。

 イスラム教:
 目には目を歯には歯を=これは犯罪に対する戒めを説いている。手が万引きをしたらその悪さをした手を切り取れということで因果応報の鉄則を説くのであるがその手法は甚だ乱暴である。

 仏教:
 死して後その生前の生き様(どれだけ得を積んだかによって死後の行き先が決まる)を律する道徳律である。江戸時代を通じて寺院の信者に対する現世における啓蒙活動は殆ど行なわれなくなり現在では、葬式仏教などと揶揄されているにも拘らず、現世の有り様を諭そうなどという勢力は無いに等しい。
 宗教団体か営利団体或いは政治団体か判然としない領域にOX学会というものが有るが、訳の分らない無国籍教流布に余念が無い。彼らがどうして「宗教法人格」を取得できたのか知る由もないが、実体は営利団体そのものなのではないのか。しかし、税務処理上は宗教法人と聞いている。これぞ日本国現世の最大矛盾と言うそうな。

 ところで、性善説を唱える「日本国日教組諸君!子供の自主性を尊重する教育」を施すとは「わがまま放題に育てた見返りに、彼らに毒を盛られて『教師』が殺されると言うことなのかい!」

 今日は、「読売新聞」の記事を書き留めておこう。

 札幌市内の中学校で、女子生徒4人が担任男性教諭の給食に薬物を混ぜていた問題で、同市教委は22日、別の市立中学2校でも、生徒が給食に異物を混ぜた事例が計3件あったと明らかにした。
 市教委によると、4人は17日40歳代の男性教諭の給食に理科の実験で使う酢酸カーミン溶液二滴と他の生徒から譲り受けた睡眠薬3錠を混ぜたという。
 酢酸カーミン溶液は、顕微鏡観察の際に細胞核を染色する薬剤で毒性はないという。17日の授業中、女子生徒らが担任から注意を受けていたことが原因とみられる。
 このほか、2月15日には別の中学で、1年生の男子生徒4人が理科の実験で使った石英の粉を、他の生徒1人と担当教諭の米飯に混ぜた。いずれも食べている途中で気が付き2人の体調に変化はなかった。
 さらに、別の中学で同月16日、1年の女子生徒2人がスープに香水を数滴混入。食べた生徒9人が気分が悪いと訴え、保健室で休んだ。3月2日には同校1年の男子が、担任のラーメンに理科の授業中に持ち出した沸騰石を数粒入れた。体調に変化はなかったという。

 今や学校は教師に対する生態実験室と化しているようである。これが栄えある「日教組」が日々努力して築き上げた「理想の学校」の精華とは嘆かわしい。
 幸いにして給食に混入され飲まされた薬品にさほど毒性が無かったから救われたもののそれが劇薬だったら、教師たるものいくつ命があっても足りたものではない。この惨状も認識できずに「教育基本法改悪反対!」などとシュプレキコールを上げている馬鹿どもは『己が育てたモンスター』の餌食となって三途の川でも渡るがよかろう。

songzhaoのボケ封じ数学講座第14講

2006年05月22日 | Weblog
 科学技術(数学も含む)を研究する学者のあいだには、シンクロ二ズム(SYNCHRONISM=同時性)が厳として存在すると思う。
 
 誰が言ったか覚えてはいないが、ある小島である猿が、海水で芋を洗って食べることを覚え、その習慣は広く島中の猿たちに広まり100匹の猿がイモを洗って食べるようになったという。すると、今度はまったく縁もゆかりも無い所に棲息する猿にも「芋を洗って食べる」という現象が伝播したという。その101匹目の猿に注目して『101匹目の猿』という伝説が出来上がったらしい。この話は、心理学者ユングあたりの共振する潜在意識を説明するうってつけの材料となっている。

 数学会においても、ニュートンとライプニッツがほぼ時を同じくして微積分の理論を完成させ「我こそは微積分の元祖なり」と論功を争い合ったのは、有名な話である。

 化学界においても、このシンクロリズムは発現していた。
 大部分の高校生が見ただけで頭の痛くなるものに元素の「周期表」なるものがある。しかし、周期表のルーツを辿るとこんなことらしい:

 1850年頃には、元素を原子量の順に並べると、同じような特性を持った元素が等間隔で現れるらしいことに漠然と気付いていた化学者たちがいた。最初に気が付いたのはフランス人ドン・シャンクールであった。また、イギリス人ニューランズは、1865年音階律表という最初の周期表を考案したのだが、時のイギリスの学会は、事の重要性を認識できずに一笑に付してしまったという。

 しかし、時は熟し天才の出現を待っていたのだ!
 
 天才はロシアに現れた。その人の名は、「メンデレーエフ」である。彼は1869年3月、ロシア物理科学会の席上で、周期表についての最初の論文を発表し、翌4月には、ロシア物理学会誌に掲載され、彼の論文の要点はその年のうちにドイツ語にも、翻訳されたという。

 要点というのは:

 (1)諸元素を原子量の大きさの順に並べると種種の性質の周期性がはっきりと現れる。
 (2)化学的挙動の似た元素(Os,Ir,Ptなど)は互いに原子量が近いか、または、一様に原子量が増加している(K,Rb,Csなど)。
 (3)原子量増加の順に元素を配列すると、いわゆる原子価に対応し、ある程度までそれらの化学的特性の差異に対応するが、このことはLi,Be,B,C,N,O,Fの系列でみられ、つぎの周期においても繰り返される。
 (4)自然界に広く分布している元素は、原子量が小さく、典型的な元素が多い。

 この論文に刺激されたのが、ドイツ人の化学者マイヤーでした。彼はメンデレーエフの説を知るやいなや、1870年に論文を書き、メンデレーエフの欠点を補完している。このマイヤーの論文に刺激されたメンデレーエフも次の論文を書いたりしている、ロシア・ドイツのデッドヒート(切磋琢磨)の果実として、元素の『周期表』は完成されて行きました。

 何故、ことさら「メンデレーエフ」の名ばかりが強調されるかといえば、当時としてはまだ未発見であった元素について、『周期表の根本原理』に基づき、具体的な、原子量、原子容、比重に至るまで、驚くばかりの精度で予言した洞察力の深さが尋常ではなかったからです。それらの元素とは、1875年フランスのド・ボアボードランが発見したガリウム、これは彼が予言したエカ・アルミニウムに相当する金属元素であることをメンデレーエフ自身が証明しました。また、1879年にはスカンジュウムが予言通りに、1886年にはゲルマニウムが発見されました。

 それでは、彼の輝かしい業績のほんの一部を紹介しておこう。これは彼がエカケイ素としてその存在を予言した元素、後に発見されたゲルマニウムに関するつまびらかな予想データである。数学的に帰納し将来発見されるであろう元素を演繹した「数学的センス」とはこのようなものである。

 メンデレーエフのエカ珪素に対する予言:

           エカ珪素       ゲルマニウム
 原子量       72         72.60
 原子価       4          4
 比重        5.5        5.469
 原子容       13.0       13.2
 色         灰色         灰色
 融点        高          958度C
 酸化物       EkaSiO2    GeO2
 塩化物の比重    1.9        1.887
 塩化物の沸点    90度C       83度C
 エチル化合物比重  0.96       1.00
 エチル化合物沸点  160度C      160度C

 ゲルマニウムといえば、私たちの若かりし時代の鉱石(ゲルマニウム)ラジオの最も重要な構成要素であったし、現在ではSi(シリコン)はコンピューターの心臓部の細胞組織そのものである。偉大なるセミコンダクター(半導体)元素である。
 
 本当は、最も身近で日常なくてはならない 周期表の話をしようと思っていたのであるが、今宵の私は「メンデレーエフ」に魅了されてしまった。(日本大百科を参照させて頂いたことをお断りしておく)。    
 

話は聞いてみるもの

2006年05月21日 | Weblog
 小学校における英語教育導入の是非については百花繚乱然として優劣つけがたいのであるが、推進派にとっては、は同じアジアの中国や韓国、台湾などの学生と比較してその能力が相当劣ることが発覚し、「テスト結果」に耐え難い、いわば沽券にかかわる日本の英語教育の「プライド」の問題なのだ。

 対する反対派は、「英語教育」以前の問題として、日本語能力とて満足ではないのだから、そんな話はもってのほかで、日本語能力を涵養するのが先、と主張して両者譲らないのであるが、それでも人材不在のまま「小学校英語教育」は開始されるのだ。

 平成18年5月16日の産経新聞に興味深い記事が掲載されているので書き留めておこう。

 新・赤ちゃん学 複数言語の知覚、獲得 大人の外国語学習にヒント:

 オーストラリア・西シドニー大学ミルペラ聴覚研究センター赤ちゃん学研究室は、複数言語に囲まれた赤ちゃんの言語知覚、獲得を主要なテーマとしている。
 豪州は1970年代後半から、移民政策と多文化主義を理念に掲げてきた影響もあり、驚くほど多くの人種、言語が飛び交う。非母国語の子音判別テストなどを行なっているキャサリン・ベスト教授自身、約三年前に米国から移住してきた。
 そのため、研究に協力くれる赤ちゃんを募集すると多様な母国語話者が集まってくる。「バイリンガルを容易に探すことができる」とベスト教授。
 バイリンガルに至る過程は今も解明されていない。しかし、幼児が同時に二つの異なる言語に晒された場合、次の三点が想定されるという。
 『(1)大きな言語システムを確立し、すべての音を一つのシステム内で考えるので混乱してしまう (2)二つのシステムを確立することで言葉を識別する (3)二つの言語システムを確立して理解するが、システムの一部分がダブっている』
 ベスト教育は「シドニーのバイリンガル環境は(3)に近い。混乱があってもそれは非常に早い時期に起こり、長く続くことはないのでは」と指摘する。
 豪州でも親たちは、わが子の外国語習得への関心が高い。シドニー近郊に住むミッシェル・フレッチャーさんは、生後四ヶ月の長女、タニーシェリーちゃんをつれて実験に参加した。「ビジネスに有利な日本語を学ばせたいので、言葉をどうやって学ぶのかを知ることは有意義」と話す。
 ベスト教授は自然な言語環境が一番、と前置きしたうえで、「日本で早くから英語を学ばせたいというのであれば、週に数時間でもネイティブの英語を定期的に聞かせることが現実的」と提案する。一方、大人の語学学習については、「大人は特定の音の発音や認識が阻害されてしまうこともある。しかし、大人は語彙を早く拡張できる。大人の方が子供より学習が困難だということにはならない」と語った。
 乳幼児がどのように外国語を音声処理し、知覚し、学習していくのか・・。ベスト教授らは、その過程に大人の外国語学習のヒントも含まれていると注目している。

 この記事は実に示唆に富んでいると思う。感情論で「小学校英語教育」開始に漕ぎ付けた勢力も、どうして教育したものやらと思い悩んでいるのが実態なのではないか。腕力で「決定」した実績がすべてではないのである。教える人材をどのように育成、確保することが「最重要事項」なのだから、日本の教育界も言語習得のメカニズムをABCから研究してみたら如何なものか。形だけ整えたところで、実も無いという結果に終わるのが危惧される。

麻生氏は正義の伝道者たれ!

2006年05月20日 | Weblog
靖国問題が保守分断 「中国利する」と麻生外相 (共同通信) - goo ニュース

 私が甚く危惧するところは、中国側の代弁者が星の数ほどいて、正論を弁じる者が皆無であるところに日本国の危うさがある(中国が脅威と感じる知識人、政界人、財界人は一致団結して、国民が理解できる言葉でその危険性を大いに語るべきである。彼らにとって友好、友好などという親愛の言葉は飽くなき侵略の小手先の手段であることを日本国民に諭せ)。

 「NHK即刻国有化」は持論であるが、相も変わらぬニュースの冒頭の一説「小泉首相の靖国参拝で中断している日中首脳会談云々・・・」国を案ずる者にとってこれ程の『屈辱』のこもったイントロで始まる日本国民に対するメッセージもNHKをおいて地球上の如何なる国家においてもないだろう。「奴等は中国共産党のための日本国民懐柔のための報道機関そのものである」。本来日本の公共放送を自負する組織なら、「小泉首相が広く心を開いて日中、日韓の首脳会談を呼びかけているいるにも拘らず靖国参拝という日本の国内問題に干渉し続け拘泥する中韓は云々・・」というイントロでニュースの口火を切るべきなのである。
 
 幸運にも視聴料の納付を国民に義務ずけるべく法改正の手続きが進行中だという。考えるに左巻きのパーチクリンどもというのは視聴料も払わずに「ゴマンダラ」の外国の権利だけを主張する輩である。これが暴言だと言って異議を申し立てる者は反論して自己主張いたせ!。

 そのような輩から義務=『税金』という形の視聴料を徴収し、NHKの流すニュースについては国家が適不適を一言一句検閲すべきである。左巻きどもは間違いなく国家権力による報道統制などといって百曼陀羅の抗議をするに違いない。しかし、ならば「民間のニュースを視聴すればよいではないか。何故ならそこに政府は一切関与していない」と開き直ればよいのである。とにかく現在のNHKのありようは日本国の正常な細胞を蝕む「悪性新生物」すなわち、私の父親の命を奪った敵である。

 日中友好の障害となる「小泉首相の靖国参拝」が続く限り日中首脳会談はないなどといって日本国民の世論を分断する工作に余念が無い中国とは侵略という戦時体制下にある国だという認識を国民一人一人が持つことが求められているのであるし、その手の内を200パーセント知っている『麻生太郎外務大臣』は事の深刻さをあらゆる方法で国民に周知さすべきである。今後、益々の活躍に期待したい。 
 真実を知れば国民は目を醒ますと確信している。

自惚れる前に後進国ぶりを嘆け

2006年05月19日 | Weblog
 数日前の日本経済新聞の記事を書きとめておこう。

 数学論文数日本は6位:2000年以来変わらず

 日本の数学研究者の論文数は2000年に中国に抜かれてから、世界6位にとどまっていることが十七日、文部科学省科学技術政策研究所の調査で分った。研究費や博士取得者数も欧米に比べて少なく、研究資金の拡充など数学研究に対する政府の支援が必要と指摘している。
 2003年に発表された数学論文数の世界シェアは米国が31%でトップ。次いでフランス、ドイツ、中国、英国と続き、日本は6%で2000年以降6位にとどまっていた。
 日本で一年間に投入される数学研究費を推定したところ、20~40億円で、米国の約440億円やフランスの約190億円などと比べて低かった。
 全分野に対する数学博士取得者の割合も減少傾向にある。
 研究者などへのアンケート調査では、ライフ・サイエンス、情報工学、ナノ・テクノロジー(超微細技術)など科学分野の研究者が研究発展には数学の必要性を感じていることも判明。同研究所は数学研究を振興していく必要があると主張している。

 中国などという後進国に先を越されたとあっては、『国家の一大事』である。即刻手を打つべきである。こんなことで、技術立国を目指すなどと叫んだところで、足元を見れば砂の上に立っているに過ぎないのであるから、将来に想いを致さばすなわち暗しということになろう。

 これもまた交戦権という国益を放棄した日本国憲法の神髄を具現している(実は世界中の笑いものとなっているのだが、日本という小宇宙の住民は平和は向こうからやって来るものと信じ込まされている。なんと御目出度い民族であることやら)。技術開発費などは営利企業が拠出すればそれで事足りることであろうが、「数学における研究費」などは、国力の骨格となるべきものだから国家が「国策」として拠出すべきものであろう。

 話は変わって、今回国連のアナン事務総長が来日し日本の不甲斐なさを遺憾なく自覚させられたのであるが、僅か2~3パーセントしか分担金を拠出しているに過ぎない独裁軍事大国の立場に立って、核もミサイルも交戦権も剥奪されている障害者たる我国に対し「靖国参拝叶わず」などと赤恥をかかされているにも拘らず「ごもっとも」と迎合するような『進歩的国会議員』の恥晒しぶりも見るに忍びないのであるが、「我国は既に戦争放棄してしまって、軍事的脅威はまったく無い。内政問題として国内で誰が靖国に参拝しようとも何人にも、とやかく言われる筋合いは無い。つまらぬ寝言をいうなら今後中国並みに、お付き合い程度の分担金にさせて頂く」このぐらいの至極当たり前のことを発言できる『国会議員』が一人もいないのだから情けない。
 
 そして、「アナンさんよあんたも国連という平和の使者の代表なら中国へ行ったついでに日本を射程とする核ミサイルが何基あるか数えて来てくれまいか」とお願いするぐらいの見識を見込まれての『国会議員』であるというアイデンティティーが求められているのだ。

日本遺族会は英霊に恥じよ!

2006年05月19日 | Weblog
古賀誠氏 対中関係改善を争点化 A級戦犯分祀検討を提言 (西日本新聞) - goo ニュース

 私とて遺族の末裔であることは、この慎ましきサイトを通じて申し述べて久しいのであるが。まったく遺族会の上層部というのは末端の自由意志を尊重しているのか。このチンプンカンプン野郎を会長の座につけろなどと意思表明したことは「まったくもってない」このような馬鹿三昧はしかるべき立場を解任した後、古賀個人の責任でアホ舞を舞わせよ!。返す返すも英霊の意に反する糸の切れたアホ三昧である。貴様は浜松の蛸合戦を見た事があるのか。