昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

一読一感、WiLL5月号の巻

2009年03月29日 | Weblog
 私はといえば、買いましたですよう、読みましたですよう『WiLL5月号』を、・・・・で、・・・・今回はその44ページを抜粋引用させていただこう。これは、渡辺昇一氏と西尾幹二氏の対談における一説でありますが、今後我々日本人が探求すべき現代史の指針が提起されている重要事項には違いないと私は思います。


 渡辺 中国が尖閣諸島に攻めてきた場合に、アメリカは日米安保を発動させるかとの問いに、モンデール駐日米大使は否としました。あの頃から既に分かっていたことです。

 田母神俊雄前空幕長が、NATOにおいてはアメリカとの核シェアリングがなされていて、核を撃つ必要がある時はアメリカと共に撃てるということを一般に知らせてくれました。
 しかし、まだ日本はアメリカと核シェアリングができていない。これについては誰も言わなかったし、田母神氏も空爆長の職から離れるまで言えなかった。田母神氏をクビにしたおかげで、ようやく分かったことです。これはものすごく重要なことですよ。

 西尾 田母神氏も何度も言われてますね。

 渡部 日本との核シェアリングをアメリカが認めないということは、アメリカが日本を信用していないということです。日本が核シェアリングを要求し、アメリカがそれを断った時、では自前で核を持つということのできる胆力のある政治家がいるか。それがとわれています。

 西尾 最近、フライングタイガーのことを調べていたのですが、アメリカ人は日本よりも中国の方が好きだったということが良く分かります。パールハーバーでやられた直後、それより前からアメリカ人のプライドを守っていたのが中国戦線であったことに彼らは気がつきました。ですから、アメリカ人と中国人は今でも戦友会をやっているといいます。そこにパパ・ブッシュや江沢民が主席し、いかに日本をやっつけたという話をしている。

 アメリカと中国は一度も戦争をしたことがないし、味方でもあったわけです。ですから戦後、60年経つと共産主義が崩壊したこともあり、旧敵国と連合軍という見方が復活して、アメリカと中国が接近しているのも頷けます。

 ・・・・以下46ページ

 西尾 我々はそれ(=つまりプロレスはレフリーの見ていないところでアンフェアなことをどんどんやりますが、表向きは絶対正しいような顔をする。アメリカという国はそういう国)を知らないで生真面目にアメリカと付き合ってきましたが、戦後、「従僕」としてアメリカを見てきた日本は、だんだんとアメリカのそういう特性が分かってきました。しかし、いかんせん日本人は極端に臆病になっていませんか?。

 渡部 そうです。それはやはり占領軍のプレスコードに端を発しているのですよ。占領軍の悪口を言ってはいけない。など『30項目』の禁止事項によって、どんどんと日本人は骨抜きにされました。すぐに公職追放になるのですから、怯えます。その後、日本人の口からは、「そんなことを言ってもいいんですか?」という言葉をよく聞くようになりました。・・・・・(以上引用)


 ・・・・この渡部昇一氏と西尾幹二氏の対談『敗北史観に陥った言論界』は、私にとって今後の現代史探求の指南ダイジェストでありますが、占領軍による「プレス・コード」(実は私にとって初耳)なるものが市民権を得た言葉なんだろうかと広辞苑を開いてみると、それは存在しているのである。・・・・まさに、抹殺された戦後史の孤児だったことに愕然とする。


 プレス・コード(press code):1945年9月、GHQが日本の新聞に対し、主として占領政策への批判の取り締りを目的として命じた規制。これに基づき49年まで検閲が実施された。52年講和とともに失効。(広辞苑)・・・・しかし、敗戦後60余年経過した今でも、「GHQによるプレス・コード」なるものが日本のメディアには色濃く残っていると思う。特に、某紙など共産支那の言論統制を100%受け入れて居るのではないかと疑われる。

 
 「GHQによる30項目の禁止事項」とは何だったのか?、その内容が知りたい。・・・・・『現代の馬鹿日本人の縁起』がおそらくそこに眠っているはずである。是非とも突き止めねばならんだろう。

共産支那語も読めない朝日新聞

2009年03月29日 | Weblog
チベット「解放」中国が祝賀大会 統治権宣言50年(朝日新聞) - goo ニュース

 春先になると、おお~~やだやだ、共産支那の鶯嬢が俄かに色めき立ち、「法~、法華経」と宣伝を始める。害毒はさながら、黄砂に乗って飛んで来るらしい。ヤダヤダヤダヤダ。

 『チベット「解放」中国が祝賀会、統治権宣言50年』・・・だってさ。

 不過、共産支那では「解放」といえば、独立国チベットを軍事侵略・占領した挙句統治権を略奪したということですぞ。朝日新聞はその辺のところを理解しているのだろうか。

 仮に、共産支那が「日本解放」などと言い出すことがあれば、それは、まず役立たずの朝日新聞を皆殺しにし、しかる後、日本国の三権を奪取することを言う。その際彼らによって流される日本人の血は夥しいものとなるだろう。

 もう一つおまけに、共産支那のいう「平和」とは、彼らが国際社会を欺いて、軍事侵略している状態を言い、それは共産支那建国以来恒常的なものである。

 朝日新聞の発行部数は自称800万部だという。その読者は、とても日本人とは思えないが、朝日新聞と共にチベット侵略50周年を熱烈歓迎してあげてください。

 大風呂敷、悠久5000年のイカサマ言語を操る「イカガワシイ民族」のペテンにいつまでも付き合っていればええというもんでもなかろう。


 大疑問:朝日新聞の不思議=胡錦濤をわざわざフーチンタオ、温家宝をわざわざウェンジアバオと読ませるのであるが、それならなぜ中国をチョンコウと読ませないのだろうか?、実に不思議な現象である。
 

米国製PAC3が玩具か試す好機

2009年03月28日 | Weblog
 アメリカ製のミサイル防衛システムとやらが屁のつっぱりぐらいに機能するかどうか実験するのは丁度良い機会である。弾道ミサイルであっても人工衛星であっても断固迎撃すると、日本政府は国際社会に宣言しておくべきだろう。

 ・・・・で、迎撃ミサイルPAC3が標的を外したら、これはもう高い対価を払ってインチキ兵器を押し売りされたことになる。(巷ではアメリカの迎撃ミサイルなどその程度のもんだろうと噂されている)・・・・・しかる後に、日本人がなんぼアホでも「攻撃こそ最大の防御」と思い知らされることだろう。専守防衛など創価のナンミョウと同程度のものである。

 
 今日は、石原慎太郎都知事の発言を書き取っておこう。

  迎撃しなければ政府が責任問われる  日テレニュース24 3月27日

 北朝鮮がミサイルの発射準備を進めている問題について、石原東京都知事は27日の定例会見で、地方自治体の限界を認めた上で、「これだけ準備をしていて、来たら落とすぞということだ。そういう操作をするために税金を積んできたんだから、やらなかったら政府の責任が問われると思いますよ」と述べ、政府の対応に注文をつけた。

 東京都は週明けに、各区市町村の防災担当者を集めて、緊急の防災会議を開き、対応を協議する方針。


 「間近に落ちた方が国民に緊張感」=北朝鮮ミサイルで―石原都知事 時事通信 3月27日

 東京都の石原慎太郎都知事は27日の定例記者会見で、北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備をしていることに関連し、「こんな事言うと怒られるかもしれないが、日本人は危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」と述べた。

 その上で、「日本人は、まあ大丈夫だ、まあ大丈夫だという意識で来たわけだから」と話した。外国から攻撃などに対する国民の危機感の薄さを指摘したとみられるが、批判も出そうだ。(以上引用)


 通常日本人の防災意識とは、「地震」に対するものばかりである。今回、の北朝鮮の弾道ミサイル危機に対して『緊急の防災会議』を招集するというのは、本邦初の試みなんでしょう。他府県にも波及していくと良いですねえ。

 
 それと時事通信の「批判も出そうだ」とは、余計なお世話だろう。最悪を想定して対策を練るのが施政者の使命である。日本本土にミサイルが落ちることもあり得るんだから、国民がいつまでも能天気で居るべきではないと警鐘を鳴らすのは当然のことだと思います。・・・・・それとも、日本の言霊信仰を時事通信はまともに信じているんだろうか???。

 まあ~~、こういう発言に突っ掛かってくるのは、反日サヨクの福島瑞穂や朝日・毎日あたりだろうか。・・・・・彼らは本当に、還暦過ぎの幼児脳には違いありません。

情けなや、だんまりという満場一致

2009年03月27日 | Weblog
小沢氏、続投に理解求める=民主参院総会、意見なし(時事通信) - goo ニュース

 おそらく大多数の国民は、「問題は政治資金規正法違反というより、常習的に談合を主催し、見返りとして賄賂を要求していたのではないか!?」・・・・・その報酬を受領するために、迂回献金を偽装した挙句、秘書に罪を擦り付けてわれ関せずで涼しい顔をしていてええのですかい。・・・・極論を言えばこういう疑念をもっているのだろう。

 日本では江戸時代から「談合してはならず」という厳然とした掟が在りましたですよねえ。

 しかし、民主党は何を考えているのかさっぱり分からない。だんまりを決め込むということは小沢一郎党首のこのいかがわしくて姑息なパーソナリティーに市民権を与えたということである。

 これは、国際社会で共産支那人や朝鮮人に浸け込まれる能無し日本人の体質そのものである。こんな連中が政権を奪取したとして、まともな外交ができるのかしらねえ。

 彼らは頭から尻尾まで腐りきっているようだ。

 それとも何かい?、オザワの一チャンがとても上手に泣きべそをかいたので、全会一致で、心より同情し言葉も出なかったとですか?!。(総国民が腹を抱えて大笑い)

NTTは馬鹿か!

2009年03月25日 | Weblog
静岡知事、会見で辞職表明…時期は「話し合いで決める」(読売新聞) - goo ニュース

 NTTというのは朝日、毎日、NHKを凌ぐ低脳ぶりだと思います。この読売新聞記事の見出しに「石川知事、辞めるから木を切って」・・・ですと。まったく保育園児もおったまげるほどに我々ユーザーを見縊っているのである。こいつらこそ詐欺商法に胡坐をかいて、俺らをおちょっくってんじゃないのかい。

 石川嘉信静岡県知事のプロフィールとは、おそらく、掛川西高等学校の英雄なんだろうと思います。私は藤枝東の卒業生だから部外者でありますが、石川嘉延静岡県知事のプロフィールとは、現在68歳、旧大東町出身、掛川西高・・東大。昭和39年に旧自治省入省。大臣秘書官などを経て、同55年から県教育次長、同59年から県教育次長、同59年から県総務部長、平成4年から同省公務員部長、県知事の初当選は平成5年。

 同じくこの日、件のオザワはシミッタレタ涙を流し、『続投居座り宣言』・・・・見苦しいことこの上なしである。およそ日本人の美的センスからかけ離れた愚行である。まあねえ、情けないことに民主党も、『政治屋周旋業オザワ』と無理心中する道を選択したらしい。

 名残雪さえ降るときを弁えているというのにねえ。・・・・・

Yes we are The Winner

2009年03月24日 | Weblog
侍ジャパンWBC連覇、延長の死闘制す…韓国に5-3(読売新聞) - goo ニュース

 Yes we are the Winner, We won US., We won South Korea. 

 延長10回を制したもの。

 ・・・・だが10回、日本は2死2,3塁でイチローが中前に、この試合4安打目となる決勝の2点適時打。日本代表初、采配の原辰徳監督(巨人)が率いる侍日本が頂点に立った。

 日本の出場選手全てが千両役者であることは間違いないにしても、やはりイチローはここ一番の人だねえ。彼は本当に英雄だと思います。・・・・侍に恵まれ、若くして監督冥利をプレゼントされた原辰徳監督は本当に強運な人だと思います。

 「南高麗人よ!、見たか我が日本の『野球』を、アンタ等でもUSのベースボールには勝てるかもしれない。しかし、我が日本の『野球』を制するにはあと100年の歳月を要するだろう」・・・・・ああ~、今日は、日本人として、とてもすっきりしました。

 原辰徳と侍日本の選手諸君!、大きな感動をありがとう。

選挙の前に桜散りぬ

2009年03月23日 | Weblog
小沢氏秘書を24日起訴 違法献金認識と判断 東京地検(朝日新聞) - goo ニュース

 今後小沢一郎さんの違法献金問題がどう進展するか知ったことではありませんが、「彼は既に過去の人」に成り果てましたな。複数メディアの報道によれば、大久保公設第一秘書は24日起訴されるらしい。

 「居座る」もしみったれて見苦しいのであるが、「居座らす」民主も不甲斐ない。鳩山由紀夫さんなんぞ、所詮オザワのパシリでしかなっかた。イラ菅なんぞもメンス上がりの更年期、山教組の山賊輿石東さんなど、次の標的なんだから諏訪神社の祟りでも心配してクビを洗って清潔にして置くだけですな。

 どっちにしても、『カネの切れ目が縁の切れ目』、そのカネ集めの遣り口が大衆の目に晒された現在、彼は只の人に成り果ててしまいました。「材料出尽くし」=暴落=手仕舞い・・・・そうなってからでは手遅れであるが、これを『株屋の性根』という。

 だから、「民主党さんよ、お成りなさいな、『賢い株屋』に!」・・・・現在そういう局面なのですぞ。

旧吉田邸が全焼・・・放火か

2009年03月22日 | Weblog
大磯の旧吉田茂邸が全焼、24時間警備体制で火の気なく(読売新聞) - goo ニュース

 故吉田茂氏の孫である麻生太郎首相の政権下で旧吉田茂邸炎上それも放火の疑いが濃厚という。大部分の国民が、24時間体制で警備されていた状況下の火災であるから、何かしら政治的な意志を持つセクトの仕業ではないかと憂慮するような事件ではある。放火だとして、その犯人の意図は麻生首相への脅迫か?!。・・・・そういう憶測を喚起させるのが目的か。

 しかし、神奈川県は物騒である。

 神奈川県内では、3月15日に重用文化財「旧住友家俣野別邸」(横浜市戸塚区)が全焼したばかり。また昭和初期の洋館「旧モーガン邸」(藤沢市大鋸)でも07年5月と08年1月本棟と別棟をそれぞれ全焼する火災があった。

 こういう事件(放火とすれば)が全国的に伝播しないことを祈るばかりである。日本の伝統的文化財を破壊してしまおうとする勢力が潜伏していないことを祈ろう。



 話は変わって、今日は弥生の空に春雨である。まことに、否応なしに雑草は生えてくる。天気さえ良ければ除草剤でも散布しようと思っていたのですが、それも叶わず。

 それで、カルビーさんがコメントくださった中に台湾語のニュースがあったので、何が書かれているのか、辞書片手に悪戦苦闘してみました。辞書を引くだけでも大変な言語であります。


 台湾教科書 南京淡化に国民党不満

 張永泰 台北 2007年2月13日

 台湾の新版高等学校教育、歴史教科書において、南京大事件の記述が薄くなってきている。野党国民党はこの状況に相当不満で批評を提起した。

 1937年の南京大事件に関して、台湾では今年、多くの種類の高等学校歴史教科書において、この記述が薄れる現象が出てきた。

 翰林版の教科書を例にとれば、本文中に南京大という記述は見当たらない。只、巻末の大年表にようやく「日軍が入城やりたい放題の殺戮をした」との漢字15文字に行き当たるに過ぎない。

 その他の教科書に至っては、三民版では図も記述もなし、南一龍騰版では図に加えて簡単な記述あり、康喜版では記述あって図なしである。


 学生は政治的配慮を疑う

 その高校生張姓さんの質疑とは:民進党政府は高等学校学習課程から、中国化する歴史教科書を排斥するつもりである。また、中国的歴史認識を薄め、しかる後に台湾史の部分の学習を増やすことは、政治的配慮ではないのか?、ということです。

 そうは言え、台湾教育部の説明によれば、教育課程網要に照らし、日本の侵華戦争に関して、8年抗日戦等については、小、中9年の課程の間に一貫して教材中に記述しているので、高校課程で更にしつこく書く必要もない。だから、学生に対して、重複学習の負担を軽減しているのである。ということです。

 しかし、相変わらず、いくらかの教師たちは、南京大は重要な歴史的事件であり、記述することが淡化してはならない、と苦言を呈している。高校歴史教師の荘徳仁氏は「ナチスがユダヤ人をしたのと同様にそれは、人類にとって非理性的行為であり、反対に我々が中国史に対して重要な事件にも拘わらず、記述が少なすぎるということは、学生にとっても一種の損失である」と語った。


 その後、陳水偏民進党政権から馬永九政権に交代した現在、親中派の国民党政権は、お中国様の意のままに、台湾を赤化させていくことだろう。


 言っても始まらん話ではあるが、「台湾の皆さん、我々は共に大東亜戦争を戦った仲なんだぜ!」。

これって典型的世論誘導記事

2009年03月22日 | Weblog
「民主に失望」拡大60%、政権交代容認なお58%(読売新聞) - goo ニュース

 なるほど、なるほど。共同通信の世論調査など胡散臭いと国民が感じ出したから、今度は早稲田大学と「面接方式」で『共同世論調査』を実施したとですか。どういう方法でサンプルを抽出したのか説明がないところが片手落ちです。

 しかし、ナベツネあたりがこうありたいと目論むデータが理想的な形で出ていることに感心するものであります。その結論とは、「小沢がクロでも、国民は尚民主党に期待している」・・・・冗談過ぎであるが、読売新聞はくそ真面目です。笑っちゃいますね。

 でもねえ、大隈重信公は大久保利通公とは対極にあった人だよね。まあ、時の典型的な反主流派だということ。その反骨精神の血脈は今でも健在なんでしょう。


 民主党の印象 期待している 47%、 失望している60%

 民主党の政権担当能力 ある 45%、 ない 48%

 ここまでは、そこそこの結果なんだろう。


 しかし、ナベツネ読売は、「民主に一度、政権を任せても良いか?」といういつもの殺し文句を発することを絶対に忘れません。「そう思う」と答えた人が58%もあったというのも尋常ではない、驚きである。・・・・「それでは、アンタは朝鮮人か?」と聞き返さなかったところがミソ。

 ホントのところ、これじゃあ『民主党の機関紙』だよね、読売新聞は、!!??。

泥棒がバレちゃったから今日から警察だってさ

2009年03月20日 | Weblog
「政権交代後、検察権力の乱用一掃」 小沢氏、再び捜査批判(産経新聞) - goo ニュース

 小沢氏も鳩山氏との対談で、「企業・団体献金ともに全廃するしかない。いい加減なことでは国民が納得しない」との考えを改めて示した。

 ・・・・昨日まで散々泥棒家業に励みましたが、バレちゃったから警察になるぞ~、我が臣民よ!、こうもりチョっチョとはこういうものである。・・・なに、それでは兵糧不足でミイラになってしまうと心配だと!。心配は要らぬわ、今だけ馬鹿な有権者の目を逸らしておいて『天下』を取ってしまえば、検察など解体してくれようぞ!。そうなりゃ賄賂も談合もこの世に存在しなくなるのだ。それが余の夢である。だから、汝臣民、余と運命をともにいたせ!。・・・・とうとう彼は、真性キム・ジョンイルに羽化したらしい。

 アイドル・オザワがなんぼ吼えようが、啼き喚こうと、「材料出尽くしの彼は、国民を前にして夢を囀ることなど到底できません」。・・・・・老兵は、見苦しい言い訳を語らず、ただ消え去るのみ。・・・・これが古今東西、負け犬の最後のプライドなのだよ。


 以下静岡新聞より。

 「さんざんもらっておいて」

 塩谷文科相小沢氏批判

 塩谷立文部科学相(自民、衆院議員静岡8区)は19日午前の閣議後会見で、民主党の小沢一郎代表が企業・団体献金の全面禁止も視野に政治資金規正法の改正を検討するように指示したことについて、「自分はさんざんもらっておきながら、と言う感じ」と不快感を示した。

 塩谷文科相は「そう思うのなら、なんで初めから献金を受けたのか」とも述べ、同法違反で秘書が逮捕されてからの同代表の一連の対応を「まずは説明責任からだ」と批判した。

 企業・団体献金の禁止自体については「いきなり廃止というわけにもいかない。議員が活動できるような最小限は必要で、議論は永遠の課題だ」とし、各議員の献金実態把握が最優先であるとの認識を示した。(以上)


 そうだよねえ、小沢さんの権力なんぞ、「一事が万事、わけの分からんカネ集めが、とても上手だったから、民主党というガラクタ政党に、まさに、金蔓だけで君臨できたんでしょうに、それを自ら放棄するんですと、・・・・ホント、共産支那界隈のアイドルには余裕があるから大したもんですぜ」。 

バカ言ってるから、蛾にも脱皮できない

2009年03月17日 | Weblog
「来週、私の考え申し上げる」小沢代表が進退判断へ(読売新聞) - goo ニュース

 しかしですな、民主党のベテランって真性の馬鹿なんだろう。今や、彼は平均台を踏み外せば『刑事被告人』にもなろうというお方なんですぜ。「田中角栄よもう一度!」とはそれこそ「宜しく望郷酒場」なんだろう。

 「小沢氏でないと党内はまとまらない」ですと!!。いつから民主党は「朝鮮労働党になったんだい!!??」。・・・・・ここは、「身を捨てさせてこそ、あんたも浮かぶ瀬もあれ」と言う局面でしょうにねえ。

  
 以下、静岡新聞が報じる次から次へのアイドル・オザワの罪状。

 大手ゼネコン 各社に献金指示か

 元支店幹部「小沢氏側の意向」


 西松建設の巨額献金事件で、東北地方の談合を仕切っていたとされる大手ゼネコンの元支店幹部が「小沢一郎民主党代表側の意向」として、落札業者を調整する一方、小沢代表側への献金を各社に指示し、金額を割り振っていた疑いのあることが16日業界関係者の話で分かった。

 東京地検特捜部は、東北地方での公共工事受注をめぐり、この大手ゼネコンを中心に小沢代表側への献金システムが確立していたとみて、各社の営業担当者らから事情聴取。受注調整の過程や具体的な割り振り内容など実態解明を進める。

 小沢代表の事務所は「受注業者について事務所の意向が反映されているという事実はない」とコメントしている。

 業界関係者によると、ゼネコン各社が「談合決別宣言」をした2005年末ごろまで、東北地方の公共事業では、この大手ゼネコンが仕切り役となって受注業者を決める談合が常態化していた。

 中心的な役割を果たしたのは大手ゼネコンの元支店幹部とみられ、「小沢代表側の意向」を持ち出して落札業者を決め、各社に工事名を電話で連絡。受注した業者ごとに小沢代表側への献金を割り振っていたという。

 別の大手ゼネコン関係者は「岩手、秋田両県での工事受注には小沢代表側の意向が必要だったが、元支店幹部からは結果を知らされるだけで、決定過程は分からなかった」と話している。

 かつて東北地方で営業基盤が弱かった西松建設の関係者が、特捜部に「大きな影響力を持つ小沢代表側と友好的関係を維持したかった」と供述していることが、同社関係者の話で既に判明。

 西松建設を含むゼネコン数社が受注額や利益に応じ、下請け企業などを通じて小沢代表側へ”迂回献金”していたことも業界関係者の話で分かっている。

 仕切り役とされる大手ゼネコンは「捜査にかかわるのでコメントを控えたい」としている。(以上引用)


 毎日、毎日、アイドル・オザワの膿が次から次へと出てきて、これでもかこれでもかといった具合である。

 しかし、情けないのが民主党である。その長老たちは、これでも尚、「小沢代表ででないと党内はまとまらない」と発言することを憚らない。

 そういうことは、民主党が小沢代表の下で恙無く天下を取った暁には「日本国中でこの種の大談合が天下御免の勢いで蔓延することになっただろう」。・・・・こうなりゃ、一刻も早くご本尊が官憲にパクられてしまうことが世のため人のためですわい。

 東京地検特捜部のハッスルに期待したい。

今日も英語のお勉強

2009年03月16日 | Weblog
 これもまた、私事の範疇の話ではありますが、実は私、「日本は侵略国家ではない」渡辺昇一、田母神俊雄共著、海竜社刊を買ったのでありますよ。

 国士であるお二方の共著であるからには、然程物珍しい内容でもありませんが、最近この老骨も英語も勉強せにゃアカンと言うことで、同書61ページを使って英語の勉強をしたいと思います。

 
 米国上院軍事外交委員会に於けるマッカーサー証言(=私は、これを敗戦史における敗戦史観から脱皮するためのハイライトだと思っているのですが・・・・・)の原文を書き留めておきたいと思います。英語を勉強している高校生などは、こぞってその『日本語訳』を競い合ってほしいと思います。

 
 STRATEGY AGAINST JAPAN IN WORLD WAR TWO

Senator HICKENLOOPER. Question No.5: Isn't your proposal for sea and air blockade of Red China the same strategy by which Americans achieved victory over the Japanese in the Pacific?.

General MACARTHUR. Yes, sir. In the Pacific we by-passed them. We closed in. You must understand that Japan had an enormous population of nearly 80 million people, crowded into 4 islands. It was about half a farm population. The other half was engaged in industry.

Potentially the labor pool in Japan, both in quantity and quality, is as good as anything that I have ever known. Some place down the line they have discovered what you might call the dignity of labor, that men are happier when they are working and constructing than they are idling.

This enormous capacity for work meant that they had to have something to work on. They built the factories, they had the labor, but they didn't have the basic materials.

There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm. They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack a great many other things, all of which was in the Asiatic basin.

They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan. Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.


 第二次世界大戦における対日戦略

 ヒッケンルーパー上院議員。質問5:共産支那に対して、海と空の封鎖をするというあなたの提案はアメリカが太平洋で日本人に対して勝利したのと同じ戦略なのですか?。

 マッカーサー将軍。はいそうです。我々は最初彼らを迂回しました。そして、迫りました。あなたは、日本には約8000万人もの巨大な人口が4つの島に詰め込まれていたことを理解しなければなりません。その半分が農業人口、残り半分が工業に従事する人口でした。

 日本の潜在的労働力は、その量、質ともにたいへん優れており、私がこれまでに知ったいかなるものにも引けを取らないものです。彼らは、その歴史の中で、労働の威厳と呼んでも良いものを発見し、怠けているより働いている時のほうが幸福であることを知ったのです。

 仕事をする巨大な労働力は、彼らが活動するための資源を確保する必要があったことを意味します。彼らは工場を造り、労働力はありましたが、基本的な素材は持っていませんでした。

 カイコを除いて、日本に固有な資源は実際何もありません。彼らには、綿も、羊毛も、石油も、錫も、ゴムもありませんし、他の多くの資源もありません。しかし、その全てがアジアの領域にはありました。

 彼らは、原料の供給が止まってしまえば、1000~1200万人もの失業者が発生することを恐れていました。したがって、日本が戦争に打って出た目的とは、主に安全保障(=国民の生活)のためでした。


 年甲斐もなく、今更「英語のお勉強」も白けた話でありますが、金3970円で購入した翻訳ソフトがどれ程のものか興味があって、試してみたのですが、意外と期待はずれでした。補語となる文節が、主語にかかるのか、述語にかかるのか、目的語にかかるのか判然としません。尚一層の改良に期待しよう。しかし、各々の単語の意味はそこそこの精度で出てくるようである。

 
 それでは、同書の中の模範的翻訳(=東大の名誉教授、小堀桂一郎氏による )を写し取っておこう。


 第二次世界大戦における対日戦略

 ヒッケンルーパー上院議員  では5番目の質問です。中共(原語は赤化支那)に対し、海と空から封鎖してしまえという貴官の提案は、アメリカが太平洋おいて、日本に対する勝利を収めたそれと同じ戦略なのではありませんか。


 マッカーサー将軍 その通りです。太平洋において我々は迂回しました。我々は包囲したのです。日本は8000万に近い人口を抱え、それが4つの島の中にひしめいているのだということを理解していただかなくてはなりません。その半分近くが農業人口で、あとの半分が工業生産に従事していました。

 潜在的に、日本の擁する労働力は、量的にも質的にも、私がこれまでに接したいづれにも劣らぬ優秀なものです。歴史上のどの時点においてか、日本の労働者は、人間は怠けているときよりも、働き、生産しているときのほうがより幸福なのだということ、つまり労働の尊厳と呼んでもいいようなものを発見していたのです。

 これほど巨大な労働能力を持っているということは、彼らには働くための材料が必要だということを意味します。彼らは工場を建設し、労働力を有していました。しかし、彼らは手を加えるべき原料を得ることができませんでした。

 日本は、絹産業以外には、固有の産物がほとんど何もないのです。彼らは綿がない、羊毛がない、石油の産出がない、錫がない、ゴムがない。その他実に多くの原料が欠如している。そして、それら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。

 もしこれらの原料の供給を断ち切られたら、1000万から1200万の失業者が発生するであろうことを彼らは恐れていました。したがって、彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです。(以上)


 敵将マッカサーが目にした日本の姿とは、資源を持たない貧乏人の日本人が自存自衛のために資源獲得に乗り出したとしても、「それは、生きとし生ける者の当然の権利、すなわち安全保障のため」であったということらしい。『亡国サヨク』が大好きな侵略戦争などという言葉は敵将の口からは出てきません。


この期に及んで尚馬鹿丸出し

2009年03月14日 | Weblog
北ミサイル、迎撃できるのか 首相の政治決断急務 技術、法的な壁(産経新聞) - goo ニュース

 こんなことやってたんじゃあ、我が日本国はいつ滅亡させられても不思議はない。「よくもこれ程馬鹿でいられるものである。射程1000キロまでのミサイルしか迎撃できないとか、アメリカに向かうミサイルは「あ~ッ、アメリカのほうに飛んで行ったから良かった~」とか言って興奮していられるのだろうか。・・・・それに、非常時において射程1000キロのミサイルか2000キロのミサイルであるか識別する術があるとでも言うんだろうか。・・・・まったく、子供のテレビゲームとの違いも分からんのだろうか。

 「我々は、ほとんど馬鹿に仕立て上げられて、国際社会では全く通用しない民族に虐げられてしまっていると今時気づいても遅いくらいであるが、気付こうともしないのだから処置なしである」。

 それに、新聞に掲載されている危険区域というのがふるっている。危険区域は青森県沖130キロの日本海、小沢さんの地元の東北地方上空を侵犯して太平洋上2200キロ離れた太平洋上だという。・・・・仮に北朝鮮側が故意に照準を間違ったり、燃料切れでも起こせば日本本土を直撃する危うさである。・・・・何ら『対処方法』も発案できない日本政府は空襲警報でも発令して、東北の人たちを疎開でもさせるんですな!。

 「発射したら、有無を言わず日本国民の生命と財産を守るために即座に迎撃する」・・・・はったりでもこのぐらいのことが言えなくては国のリーダーとは言えまい。



 首相 ミサイル通過認めず

 麻生太郎首相は13日夕、官邸で共同通信のインタビューに応じ、北朝鮮が「人工衛星」打ち上げ名目で弾道ミサイルを発射した場合、米韓両国と連携し、国連安全保障理事会で北朝鮮制裁決議の採択を目指す考えを表明した。同時に「日本の上を弾道ミサイルが通過するような話うぃ、とてもじゃないが認めることはできない」とも述べ、北朝鮮が発射を中止するよう強く要求した。

 ・・・・もし、迎撃もせず日本の東北地方にでも着弾してそれ相応の被害や死者が出て、しかる後に「国連で制裁を決議」して頂いて、北朝鮮をせいぜい経済的に制裁したとして、それが一体何になるのだろうか。・・・・「我々日本人は、それほど愚かでええのだろうか!!!」。

 アフリカの土人でさえ、これ程、程度の低い民族はいないだろう。民族としての生存権の放棄であります。「馬鹿が寄って集って民族の生存権の放棄を競い合う。それが日本国の国会である」。

英語のお勉強

2009年03月14日 | Weblog
 WiLL別冊4月号「歴史通」の176ページの日本に対する先制爆撃計画「JB-355」を承認したルーズベルト大統領サイン入り文書の内容を知りたいと思い、先日買い込んだ翻訳ソフトにかけてみましたが、相当な悪文なんだろう。チンプンカンプンな翻訳文しか出てこない。

 そこで、今日は学生気分で、英語のお勉強でもやってみよう。


WAR AND NAVY DEPARTMENTS WASHINGTON JUL 18 1941

The President,

The White House.

Dear Mr. President

At the request of Mr.Lauchlin Currie, Administrative Assistant to the President, The Joint Board has made recommendations for furnishing aircraft to the Chinese Government under the Lend-Lease Act. These recommendations are contained in the Joint Planning Committee report of July 9, 1941, J.B. No.355 (Serial. 691), which The Joint Board approved, and which is transmitted herewith for your consideration.

In connection with this matter, may we point out that the accomplishment of The Joint Board's proposals to furnish aircraft equipment to China in accordance with Mr. Currie's Short Term Requirements for China, equires the collaboration of Great Britain in diversion of allocations already made to them; however, it is our belief that the suggested diversions present no insurmountable difficulty nor occasion any great handicap.

We have approved this report and in forwarding it to you, recommend your approval.


                   Acting
Secretary of War.


Secretary of Navy.




 軍事海軍省 ワシントン    1941年7月18日

 大統領、ホワイトハウス

 拝啓大統領閣下:

 大統領政策補佐官、ロークリン・カーリー氏の要請により、「合同会議」は『レンド-リース作戦』に基づいて、支那政府に対して必要とされる航空機を供給することを勧告致します。

 この勧告は、1941年7月9日付、J.B.No.355(シリアル.691)の「合同作戦協議会」の報告書に含まれております。「合同会議」は既にそれを承認しており、大統領閣下の判断の参考になりますよう、その資料を添付いたしておきます。

 この事案について、カーリー氏の支那向け短期必要物品、すなわち航空機を貸与するという「合同会議」の提案の遂行を指摘することにやぶさかではではありませんが、それについては、既に彼らに行った作戦を転換させるという点において、大英帝国側の協力が必要になります。しかしながら、提案された転換が克服できないほど難しいものでないばかりか、何らかのハンデキャップを生じさせるものでもありません。

 我々は既にこの報告書を承認しており、閣下におかれましても、前向きにご承認されますようお勧め申し上げます。


 発動人    

       軍事長官:


       海軍長官:


 1941年7月23日 OK フランクリン・ルーズベルト




 何とも酷い話である。日米開戦の5ヶ月前にアメリカ合衆国と支那は支那大陸から日本本土を空爆する共同謀議を行い時のルーズベルト大統領はその作戦にゴーサインを出していたんだってさ、日支戦争は支那が起し、アメリカを日米戦に引きずり込んだのも支那、奴らはナチス・ドイツとも繋がっていたとは、「日本こそ支那の被害者である」。

零戦紀69年にして・・・

2009年03月13日 | Weblog
 WiLL4月号別冊『歴史通』を興味深く読ませてもらいました。

 零式感情戦闘機が大東亜の大空に華々しく時めいたあの時から敗戦を余儀なくさせられ、民族の歴史まで自ら封殺して「世界の良い子ちゃんシンドローム」に酔いしれた御目出度い季節もようやく終焉を迎えつつあるようだ。時に零戦紀69年の歳月が流れた。これから、我々日本血族にどれほどの苦難が伸し掛かるか想像もつきませんが、正気でそのときを迎え、克服して行きたいものです。それには、民族として正しい歴史認識を持つことが肝要だと思います。


 私など、「歴史とは民族としての主観であってよい」と思っていますが、本誌において、櫻井よしこ氏がとても良いエッセイを書かれているので、少し抜粋させていただこう。


 「民族の物語としての歴史」  ジャーナリスト 櫻井よしこ

 ジャーナリズムと歴史には明確な共通点がある。現場に立てば、必ず収穫がある点だ。どれほど知っていた積りでも、取材さえすれば、必ずといってよいほど、新しい情報が得られる。それは、時には驚くような事態の展開を促す力となる。

 歴史の探求も同様である。過去に打ち立てられた見方や判断は、新たに発掘され続ける資料によって、震えるほど劇的に、姿を変える。繰り返されるそのプロセスは、好奇心と体力に支えられた挑戦であり、良質の喜びを齎す知的探求の試みに他ならない。

 最近、私を捉えた歴史の新資料は、日中戦争の背後で進行していた国民党とナチス・ドイツの関わりについてのそれである。日独防共協定の裏で、ナチス・ドイツと国民党が蜜な関係を結んでいた。両国は日本を敵と位置づけ、その絆によって大いなる実利を得ていた。この驚きの事実を紹介したのは、昨年10月出版の『日中戦争 戦争を望んだ中国 望まなかった日本』(北村稔、林思雲、PHP研究所)、同じく昨年12月出版の『日中戦争はドイツが仕組んだ』(阿羅健一、小学館)の両書である。

 1920年代後半から蒋介石はドイツ製武器の調達に熱心だったが、ヒトラーが政権を握ると、中独武器貿易は飛躍的に拡大した。37(昭和12)年7月7日、盧溝橋事件が起き、わずか一月余り後の8月13日、中国軍の仕掛けで第二次上海事変となり、日中両国は全面戦争へと突入する。

 林思雲氏は「当時たとえ日本が戦争を拡大したくなくても、中国側は日本と全面戦争をしたであろう」と書き、日中全面戦争の端緒なった「第二次上海事変の戦闘は正しく中国側から仕掛けた」と断じている。中国はなぜ、戦争を挑んだか。中国軍は日本軍に、人数において圧倒し、資源において圧倒し、列強諸国の支持も得ており、勝利を確信していたからだという。「列強の支持」には、無論、ドイツも入っていた。 

 日本一国を敵とせよ

 20年代後半からドイツは国民党に軍事顧問を置いており、その数は多いときには80名を越えた。彼らは、共産党及び日本との戦いで国民党を支え、武器、装備の調達、軍事訓練、軍隊の編成、要塞の建設に至るまで指導し、実戦では最前線で指揮をとった。

 彼らは蒋介石に、ドイツ製武器を用いて国民党軍を近代的軍隊に作り変えよと、熱心に説いた。33年、フォン・ゼークト大将が蒋介石に、「日本一国をだけを敵として、他の国とは親善政策を採ること」を進言したことを、阿羅氏は紹介している。・・・・・(以下、話は延々と続くのであるがここでは割愛させていただく)。


 ・・・・斯様に、世界は腹黒いのである。唯一の同盟国であったと信じて疑わなかったナチス・ドイツ(ヒットラーでさえ、タングステンと日本国を天秤に掛ければ、支那のタングステンのほうが同盟国日本の命運よりも重かったのである)・・・・だから、日本国史に外国の意思などを介入させてはならないのである。

 結論は、大東亜戦争の仕掛け人は日本国の意志というより、「支那の大日本帝国滅亡への願い」が根本的な動機であったと日本民族側の被害者意識に目覚めるべきなのだと思います。

 我々は、有史以来2000余年の支那との対立関係が大東亜戦争を誘発し、支那の欲望の赴くままにアメリカ合衆国との代理戦争に追い込まれたという現実に目覚めるべきなのだ。

 本当に共産支那の『孫子の兵法』はおぞましく恐ろしい。