「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

がまん

2010年03月01日 | 今日のお仕事 
この仕事をしていると「待つことも仕事のうち」と思う瞬間がけっこうあります。

特に国語は他の教科よりも暗記の要素が少ないので
生徒が読み終わるのを待ったり、書き終わるのを待ったりする場面が多いです。

記述問題では、書けない(書きたくない)生徒との
根比べになることもありますが、時間が許す限り待ちます。
さっさと解答例を教えてくれ~!と思っている生徒にとっては
嫌なセンセーなんでしょうけど…。
解答例をさっさと書いてしまう方がコチラも楽だけど
お金を払って来てもらっている以上、書く力を付けてもらわないと。

選択問題にしても同じことがいえるんですが
このヒントをひとこと言ったら、すぐに答えがわかるだろうな~
と思っても、言わない、というのがなかなか苦痛です。
本番は誰もヒントを言ってくれないわけだし
自力で正解にたどり着く喜びを奪ってはいけないと思うし
いろいろ考えて頑張って黙ってるんだから
「ソレを早く言ってよ~。ケチ!」なんて言わないでほしいわ。