スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

エクシブ箱根離宮

2021-05-27 06:17:10 | ホテル・旅館

リゾートトラスト(株)が経営する会員制リゾートホテル「エクシブ箱根離宮」。

リゾート業界トップを誇るエクシブシリーズの20番目の施設だ。

「ノーブル&ラグジュアリアス」をコンセプトに

この地に2010年(平成22年)3月22日、新たな歴史を刻んだ。

雄大な箱根連山、清らかな早川の流れを望むこの地は、

かつて貴族と政財界の方々が滞在した歴史ある宮ノ下の温泉地だ。

この地は江戸中期から2001年までの歴史を刻んだ箱根の老舗旅館

「奈良屋旅館」跡地という好立地に建つ。

(神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下112-2)

玄関エントランスはシンプルでさりげないが重厚で迫力のある雰囲気が漂っている。

ドアボーイは日本語が達者なカナダ人。

なんとなく欧米人に弱い日本人の心をくすぐっているようだ。

ロビー内はかなり抑えめの渋い中に重厚さだけは続いている。

なんと言っても目に迫ってくるこの木彫アートは推定樹齢500年を誇るチーク古木の根。

インドネシアのジャワ島で100年前に伐採され、

アーティスト西島靖和さんの新たな感性が生命感溢れる美しい樹木として蘇らせた。

このフロントを見るだけでも古き良き時の流れに

新たな贅の歴史を刻もうとしている意図が伝わってくる。

全体的に石を基調とした仕上げ仕様。

大人の匂いがする廊下とラウンジだ。

ラウンジの大窓から見た箱根の山々。

目の前に大自然の風景が広がり、とても癒される。

当ホテルは会員制のリゾートホテルだけに

会員用のオーナーズレセプションルームが用意されている。

エクシブはフロアシェア・棟シェアがあり、ならではの豊富なルームバリエーションで

記念日や家族の団らんなど、ご利用シーンに合わせてお部屋のタイプが選べる。

そういえば今まで知人友人の紹介で何度も入会の勧誘を

かなり強烈に受けたことをこの部屋を見て思い出した。

最近このようなホテル内のディスプレー装飾が気になって今回も思わずパチリしてしまった。

同じものをこのように連続して並べるとまた違った空間が出来上がる。

こちらは贅を尽くした完全個室の4部屋で本格イタリア料理をご賞味できる

イタリアンレストラン「Tana(ターナ)」。

格調高い隠れ家のような空間が、大切な方とのプライベートディナーを優雅に演出する。

こちらが今回お世話になった部屋。

大きく3つのゾーンになっていて、リビングエリア、和室エリア、ベッドエリア。

それぞれがゆとりある広いスペースを割いている。

全体の雰囲気はとてもシックで落ち着いていて大人っぽい。

特に置き畳の間は独特の雰囲気を醸し出している。

ミニバーもお洒落。

客室のタイプはスーパースイートグレード、スイートグレード、

ラージグレード、スタンダードグレードと4タイプあり客室数187室ある。

こちらはバスルームでバスタブと洗面所。

全体的に白黒のモノトーンカラーになっている。

最近の木の流行からすると一時代前のイメージが拭えない。

こちらがザ・スパの「三日月の湯」。

ナトリウム塩化物温泉と単純温泉の2種類の泉質がある。

露天風呂は壮大な箱根連山を眼下に望む大パノラマが広がり、

四季の自然や星空を眺める至福の時が過ごせる。

ショップの「アデッソ」。

この贅沢で華やかなショップには箱根ならではの名産品を豊富に取り揃えてある。

インポートブランドを集めたブティックコーナーやスーベニアコンビニコーナーもある。

3つの棟の間を囲むように種々の木々や草花の中を歩ける遊歩道があり、

そこからこのゴージャスな箱根離宮の建物を堪能した。


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