スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

小豆島物語

2021-12-17 06:28:34 | 旅 ~国内

小豆島国際ホテルのブログでもちょっと触れましたが、

エンジェルロードは小豆島の大きな観光スポット。

小豆島の前島から沖に浮かぶ中余島を経て

大余島(総称・余島)へと続く約500mの細長い砂州の道。

「天使の散歩道」とも呼ばれ、潮の干満により道があらわれたり

海に消えたりする(タイダル・アイランド)。

このため1日に2回、干潮の時のみ渡ることができる。

このロードはスミダマンの宿泊した小豆島国際ホテルの

プライベートビーチで見えるため、このホテルは人気が高いとか。

ここは元々は潮干狩りなどに利用されていたが、

「道の真ん中で手をつないだカップルは結ばれる」と口コミで噂が広がり、

恋人の聖地、縁結びスポットとして小豆島のパンフレットにも載る観光地となった。

一番手前の前島は約束の丘展望台と呼ばれ、

ご覧のような帆立貝の形をした絵馬が並んでいる。

ここには若い人の熱い思いが書かれているのだろう。

スミダマンにとっては遠い昔話だ。

NHKドラマ10「八日目の蝉」の小豆島ロケ地MAP。

①沢田製麺②福田港③天使の散歩道(エンジェルロード)④笠ヶ滝

⑤肥土山虫送り⑥醤の郷⑦二十四の瞳映画村

二十四の瞳映画村の入口前は海で二十四の瞳・オリーブ・ナビの渡し舟が運行している。

この日は穏やかな天気。

海の湾は凪っていて本当にのどかな風景だ。

バスガイドさんの話によると二十四の瞳の若い女性の先生は

この湾のような海沿いの道を島の中で目立った洋服で

颯爽と自転車に乗って通学していたという。

その姿がこの風景を見ていると浮かぶようだ。

小豆島の名産といえばオリーブが真っ先に思い浮かぶ人が多いくらい、

世間では「小豆島=オリーブ」のイメージが定着している。

小豆島ではオリーブの樹が群生する「小豆島オリーブ公園」や

「小豆島オリーブ園」といった観光スポットをはじめ、

町を歩けば桜並木ならぬオリーブ並木を目にすることができる。

日本のオリーブの歴史は文久2年、徳川将軍の待医であった林洞海が

フランスから持ち込んだオリーブを薬用にと育てたのが初の栽培と伝えられている。

小豆島にオリーブが根付いたのは、

1908年に香川県の小豆島がオリーブ栽培試験地に指定された以降のこと。

同年には三重県、鹿児島県も栽培試験地として名を連ねたが、

オリーブの結実に成功したのは小豆島だけでした。

小豆島を代表する歌といえば小豆島国際ホテルのブログでも紹介した「オリーブの歌」。

土庄港(とのしょう)の観光案内所の近く、

オリーブの木が植えられている公園の中にオリーブの歌の歌碑がある。

歌詞・河西新太郎、作曲・服部良一、歌手・二葉あき子。

小豆島バスが歌の制作を企画して昭和26年に発表された。

ここにはギネスブックに認定されたすごい所がある。

香川県小豆郡土庄町の小豆島と前島の間にある土渕海峡(とぶちかいきょう)。

ここは世界で最も幅の狭い海峡だ。

全長約2.5キロ、最大幅がなんと約400m、最狭幅は9.93mだ。

ランチは土庄港そばのOHKIDO HOTEL。

小豆島はそうめんの産地でもある。

名産品の「手延べそうめん」は製麺時に小豆島の名産品でもある

ごま油を練り込むことで他の地域のそうめんと違った風味が生まれることが特徴だ。

また、小豆島の特産品でもあるオリーブオイルや醤油を隠し味に使った

手延べそうめんも小豆島の魅力だ。

ホテルの中には昭和初期のそうめん機も展示してあった。

この道具で麺のばし、箸分け、天日干しの作業を行ったそうだ。

土庄港の案内板。

この港からは岡山行、高松行、宇野・豊島行のフェリー、高速艇が出ている。

小豆島にはこの港以外に赤穂に行く大部港、姫路に行く福田港、

神戸に行く坂手港、高松に行く池田港の4港がある。

今度は「島めぐりの小さな旅・・・ぐるり散策小豆島」の写真付ガイド看板。

これを見ると小豆島の観光スポットがわかる。

1、土淵海峡 2、重岩 3、エンジェルロード

4、中山千枚田 5、二十四の瞳映画村 6、小豆島オリーブ公園

7、銚子渓・蛭子池 8、寒霞渓 9、大阪城残石記念公演

10、肥土山農村歌舞伎 11、豊島美術館 12、壇山展望台 など。

度々繰り返すが、小豆島といったら最初にイメージするのが

「二十四の瞳」だと思う。

この土庄港の一番奥まった緑地公園にも二十四の瞳平和の群像があり、

島に到着した人々を迎えてくれる。

この群像の揮毫は内閣総理大臣・鳩山一郎だ。

小豆島のもう一つの名産品がマルキン醤油記念館のブログでも紹介した醤油である。

このポスターにも16の醤油メーカーが記されている。

そして最後の止めがこの一枚だ。

小豆島に来る前にガイドさんが言っていたことが翌日納得できた。

「港に到着する前頃から風向きによってはゴマ油のよい香りがする港です」と。

土庄港の入口の所にはごま油の大手メーカー「かどや製油」の工場があった。


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