ドバイにあるファミリー向けのこのホテルは、空港近くに位置し、
ドバイ国際金融センター及びドバイ国際コンベンション&エキシビジョンセンター
から2㎞圏内に、ドバイモール及びブルジュノツファも3㎞圏内にある。
シェイクザイードロードに面した5つ星高級ホテルだ。
客室は400室もある。
到着は夜の11:00過ぎ。圧巻の吹き抜けロビー。
見えるカプセル型エレベーターが10階まで続き、
ラウンジフロアーを過ぎるとさらに吹き抜けが待っている構造。
ゆったりしたロビーに寛いでいるとフレンドリーな従業員が
おもてなしのサービスをしてくれる。ビックなホテルなのに
従業員教育が行き届いていることを感じた。
左側のビルがホテル。ツインの超高層ビルの意匠はシンメトリーに
なっていてとても個性的だ。手前の白い構造物は3Dプリンターで
設計したとの事。アールの曲線がやさしく、バックの鋭角のビルと
相俟って対称的な空間を創り出している。
35階の客室フロアーから撮った写真。吹き抜け部の下の
ラウンジフロアは10階。この下に又吹き抜けが続く2重構造。
全面はアールの総ガラス張り、外の超高層ビル群の眺望そして夜景が
素晴らしい。見えるエレベーターの鋼管鉄骨が迫力がある。
この写真で各フロアーの客室状況がよく分かる。
ここジュメーラ エミレーツ タワーホテルはトラベラーズチョイスで
2017年に受賞されている。ドバイの高級ホテルランキングでは
22位だそうだ。このホテル以上の評価ホテルがまだ
21軒もあるとは、ドバイとはすごい都市だということが改めて言える。
ドバイの治安は良いということで早朝散歩に出た。ホテルを出た早々に
思わぬ鳥と遭遇してビックリ。そうです。孔雀なんです。
しかも10数羽も車道を歩いている。人が近づいても逃げない。
後で聞いた話では、近くの王族の人が朝放し飼いにしているとか。
やはり中東はちょっと違う所だ。
ロビーを抜けていくとワンフロアー下にコンベンションルームがある。
朝から民族服を着た人達が出入りしていてやはり今まで来たホテルとは
風景が違う。中東の民族服はインパクトが強烈だ。
ビュッフェスタイルの朝食レストラン。当ホテルには13件のレストラン、
5軒のバーラウンジ、そしてフィットネスクラブ。ちょっと小さいが
このレストランのガラス越しにプールがある。又地域内、
ビーチには無料シャトルバスも出ている。夕食をやめた場合は
他のジュメイア系ホテルのどこでも使える食事バウチャもあってとても便利だ。
これがいただいたブレックファースト。カフェラテにはドバイならではの
パームツリーが描かれていた。こんな細かい所にも心遣いを感じる。
カフェラテの上に写っているのは味噌汁。最近ジワジワと
味噌汁が世界へ広がっている様な気がする。
ドバイはイスラムの国。アルコールの規制が厳しく相方の人が
どうしても焼酎が恋しくなり、スーパーマーケットなど探したが
アルコールをほとんど扱っていない。そこでホテル内の日本食すし店に
行ってみた。メニューを見ると日本酒は数種あったが、焼酎は無い。
ダメ元で店員に聞いてみたら、あると言う。ラッキー!
出てきたのは「いいちこ」200mlのボトル。日本では見たことの無い小ささだ。
これがなんと3800円。もう価格は2の次と3本も
飲んでお互い天にも登るいい気持に成ってしまった。
この店は日本人はタッチしておらず、寿司を握っているのはインド人。
ウェイターはフィリピン人だったが味はけっこういけた。
ベットはコンフォートベット、他にソファーベットと革張りの
フットレス付1人掛けリクライニングチェアも付いている。
ベットの奥には一段高くなったデスクコーナーがある。
電気関係は斬新なタッチパネル方式でカーテンも電動式になっている。
浴槽も深めで、アメニティグッズも缶入りのおしゃれな
ラインナップで大人好みだ。収納庫も通常の倍位もあり
とてもゆったりできる空間の客室だった。