スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア隠れた名店シリーズ ~その22~

2021-11-29 06:24:52 | 地元企業

京都 八百一

さいたま市浦和区高砂1-16-12(アトレ浦和South Area)

TEL 048-883-0203

営業時間 AM10:00~PM9:00

2015年11月25日オープンしたアトレ浦和。

そのサウスエリアに出店してからちょうど6年が経った。

八百一さんは1974年に設立、1992年に「八百一」ブランドを立ち上げた。

京都府内に4ヶ所、そして北海道に農場を持ち、埼玉にはアトレ浦和が初出店となった。

こちらが八百一全体の店舗風景。

「野菜のことをもっと知ってほしい。

昔ながらの八百屋さんの良き心意気と雰囲気を大切にしながら

「八百一に来れば何かある」「お買物が楽しい」と

思ってもらえるようなお店づくりに心掛けている。」

本当にここにはワクワク感を感じさせてくれるものがある。

ここはスミダマンの好きな八百屋さんだ。

店の壁の所には野菜についてや食べることについてのメッセージが書かれている。

「野菜は身体、身体は野菜・・・

変わらずにいること、進化していくこと、

京都八百一はこのふたつを基本にお客様と寄り添っていきたいと考えています。」

いかにも京都らしい和の季節の案内が店内に飾ってあった。

「十月の旬」

旬を求めて毎月表示されているのか?

店はいくつかにゾーニングされている。

入口右サイドエリアの左側の棚には、きのこコーナー。

きのこの種類も多く用意されている。

しめじ1つにしても違う種類、違う産地など、見るだけでワクワクがある。

きのこ等が売られている棚の反対側、

右サイドから入った壁の冷蔵棚ラインは

葉物を中心に珍しいものも混在して沢山の品種が並んでいる。

例えばベルギーエシャロット、もろきゅうり、稲穂、エディブルフラワー、

ベルローズ、紅たて、笹、緑南天の葉、もみじの葉など、

京都の食文化を感じさせるもの。

ローズマリー、デイル、チャービル、タイム、オレガノ、セージ、

レモングラス、レモンバームなどの香草類。

プロが仕入れたくなるような食材が並んでいる。

そしてもやしの種類の多さにも驚いた。

こちらは銀杏のコーナー。

銀杏にブランドがあるのは知りませんでした。

代表的なのが「藤九郎」。

外の硬い皮が薄く、中の実も大粒で食べ応えがあるそうです。

売られているのは静岡県産の銀杏でした。

小かぶら 1束198円(税込213円)。

この価格表示の札にその野菜についてのワンコメントが書かれているのが素晴らしい。

例えばこの小かぶ「さまざまな料理用途がありますが、

漬物として栄養たっぷりの葉も一緒に漬けてみてはいかがですか?」のように。

サニーレタスやグリーンリーフなどの葉物コーナー、

れんこん、玉葱、さつまいもなどの根菜コーナー、

サラダホウレン草、紅芯大根、にんじん菜、イタリアンパセリ、

エシャレット、ベビーコーンなどのマイナーな野菜棚。

当店の陳列ディスプレーは、ただ並べるだけではなく、

素敵な売場空間造りをしていてワクワク感を感じさせる。

こちらは果物の売場コーナー。

手前では箱売りをしているが、奥に入ると棚を3段にして

ディスプレー方法を変えて変化をつけている。

これが全体の売場風景。

フロアーも木目調のフローリング。

部分的に柄模様を入れてアクセントを付けてお洒落感を出している。

この日の目的は明日アップ予定の「山形バージョンのいも煮」を

作るための里芋を買うのが主な買い物。

今が盛りの里芋も生産地が色々な各種里芋が売られており、

どれにしようか迷ってしまった。

その中で京都産の大きな里芋と網袋に入った小さめの里芋との

食べ比べを思いついて2種類買ってみた。

このコーナーは本日中にお召し上がりくださいと書かれた

たぶん訳ありの残り物コーナー。

裏返せばお買得コーナーだ。

この日は種類も多く、柿、いちご、キウイ、みかんなどの果物も安く売っていた。

 

 

八百一さんは京都の会社とご紹介しましたが、

その特色としてこの日も多くの京野菜が売られていて、

これがスミダマンにとってたまらない魅力になっている。

そこで目に付いた京野菜をアップしてみましょう。

価格はすべて税別です。

ゼブラ茄子 298円。

見た目のインパクト強いですネ。

油と相性がよいというなす 298円。

胡瓜まで京都から 1袋298円。

イカやエビと炒めたり煮るのも美味しくいただけるとコメント。

京風の料理か?

赤軸ほうれん草 1袋198円。

軸が極端に赤いのが特徴。

大黒しめじ 1パック980円。

これは料亭等でしかお目にかかれないしめじとか。

本しめじ 1パック298円。

「香り松茸、味しめじ」と言われ、汁の実、しめじ御飯、鍋物に向いている。

京野菜の代表選手の1つ、九条葱。

他の葱では変えられない料理がある。

これも京の伝統野菜、京みず菜(壬生菜と切水菜) 1袋298円。

先ほど紹介した里芋 798円。

何という里芋かよく読めない。

京都の里芋といったら、えびいもが有名。

もう1つの有名な京野菜、万願寺とうがらし 798円。

京都府舞鶴市万願寺付近で唐辛子の交雑種から生まれたと言われる。

もう1つは甘長とうがらし 1パック598円。

枝豆(黒大豆) 1袋598円。

丹波の黒大豆と同じ種。

実に張りがあり、歯ごたえが良く味にも深みがある。

葉付ミニキャロット 1袋198円。

他に京の伝統野菜としては、京うど、京せり、すぐき菜、

賀茂なす、鹿ヶ谷かぼちゃ、京たけのこ、聖護院だいこん、

堀川ごぼう、金時にんじん、丹波くりなどがある。

野菜、果物売りコーナーの向かいには沢山のお惣菜コーナーがある。

これは八百一の系列会社、クック1/2が運営している。

小さなパックに京のおばんざい風のものが並び、ついつい衝動買いしてしまう。

この各種お惣菜はショーケースの後ろの、この厨房で作られている。

 

 


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