スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

京都の街あれこれ PART16

2023-06-24 06:40:32 | 旅 ~京都

次の予定まで少し時間があったので平安神宮前の岡崎公園で行われていた「平安楽市」に寄ってみた。

この市は毎月1回不定期で行われているもので「いい古都たくさん、京の手づくり市」と称して

なかなか良い品物を展示提供しているのがいくつかのブースを見てわかった。

今年3月に行った北野天満宮の天神市とはちょっと違う

趣味人が手作りのものを売っている魅力的な楽市だった。

残念ながら時間が無く後ろ髪を引かれる思いで次の場所へ移動した。

https://kamigamo-tedukuriichi.com/

平安神宮前で見たこの2人の女性、本当の舞妓ちゃん(?)

着物の着付け方、歩き方、なんとなく本物っぽくないので気になってパチリしてしまった。

失礼!

吉田山の吉田神社を下りるとそこは日本の二大大学、西日本の雄、

京都大学のシンボル時計台のあるキャンパスだ。

あいにくこの時から雨脚が強くなり傘をさしての見学となってしまった。

この日は土曜日ということもあってキャンパス内は人気が無くガランとして早々に立ち去った。

スミダマンの個人的見解を述べると日本の代表する真の大学は京都大学だ。

東京大学は国家的使命を負うまさに官の大学だが、

京都大学は国家中枢の地東京とも距離的に離れ、

自由に何かの縛りも無く学問に向かい合える真のアカデミムズがある。

結果多くのノーベル賞受賞者も輩出し、個性的な文化人も生まれている。

そんな将来のリーダーが見たいとキャンパス内を見たが学生は誰もおらず

その空気を吸うことをできずとても残念であった。

いかにも京都らしい風情がある二寧坂(二年坂)の風景。

この通りには清水焼などを扱う古美術品やギャラリー、

また京都スイーツが堪能できる喫茶、甘味処が多く軒を連ねる。

京都みやげにピッタリなお香や八ツ橋などを販売しているお店もたくさんあり、

清水寺参拝の帰りに立ち寄るのもおすすめ。

風情ある町家を眺めながらの食べ歩きも楽しいもの。

その中でもこの町屋の建物はなんとスターバックスコーヒーだ。

昔入ったことがあるが、スタバでもこんな雰囲気の店は世界広しといえどもここだけと聞いた。

ご二寧坂の途中に今まで見なかった立派で大きな塀と建物を発見。

この建物はなに?

2019年10月30日にオープンしたラグジュアリーゲストハウス「パークハイアット京都」だった。

9室のスイートルームを含む70室の客室があり、

東山の丘で京の雅とパークのエレガンスが融合した雰囲気がこの写真からも伝わってくる。

ちなみに幕末の頃、桂小五郎、井上馨、久坂玄端らが集まり会合を開いたと伝わる

料亭「山荘京大和」とのユニークなコラボの形をとっている。

前回うっかりお参りをし忘れた京都五山のNo2、相国寺にある

藤原定家と足利義政と伊藤若冲のお墓。

時代を超えてその時代の巨頭3名が並んでいるお墓を見ると日本の大きな歴史の流れを感じてしまう。

伊藤若冲の本当のお墓は石峰寺にあるが

このお墓は50代の若冲が生前墓を相国寺に決めその銘文を大典禅師に頼んだ。

この3人のお墓のすぐそばには禁門変で殉難した長州藩士の戦亡霊塔があった。

まるでこのわずかの広さの中に日本の歴史が展開しているような不思議な時が流れていた。

寺町通りにある一千年の歴史を持つ革堂行願寺。

蓮の花が美しい西国第19番礼所の寺院だ。

西国三十三所で唯一の尼寺で本尊真言は「おんばざらたらまきりくそわか」。

境内には都七福神のひとつである寿老神が祀られている。

最後に八坂神社西楼門石段下で見た着物とも洋服ともつかないユニークなファッションに

身を包んだ若い女性の後ろ姿がとても気になって…。

番傘がまたいいですネー。

京都は保守と革新が入り混ざったものがとても似合っている。

 

 


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