スミダマンのほのぼの奮戦記

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リュブリャナ旧市街 その2(スロベニアの旅)

2019-08-14 07:10:21 | 旅 ~海外

 

後半はリュブリャニツァ川に架かる3本の有名な橋の1つ竜の橋からスタート。

竜はリュブリャナのシンボルである。

1901年 開橋、祝賀橋と命名されたが4頭の竜の彫刻によって

装飾されていることから竜の橋と呼ばれるようになった。

因みにこの橋はリュブリャナ初の鉄筋コンクリートの橋。

竜の橋のたもとにものすごく目立った存在感のある

カッコイイバイクを発見。こんなすごいバイクは初めて見た。

よく見るとHONDA製、ナンバープレートを見るとフランスから来たようだ。

リュブリャナ城へ登るケーブルカーの乗り場の前に

操り人形(マリオネット)を公演しているとても美しい劇場がある。

駐車場にはマリオネットの写真が描かれた車が置いてあった。

いよいよこれから小高い山の頂に建っている

リュブリャナ城へ向かってケーブルカー(フニクラーレという名)に乗る。

ご覧の様に全面ガラス張りのリフトといった造りだ。

リュブリャナ城は市街を見下す山の上に建っていて

街のランドマークになっている。

この城は1144年に建設された歴史のあるお城。

1335年からはハプスブルク家に継承され、

一時は刑務所としても利用された時期もあった。

現在は1階に人気のカフェ、2階にはウエディングホール

又展望塔、バーチャルミュージアムなどもある。

塔内にある教会。天井には鮮やかなフレスコ画が。

そして壁にハプスブルク家のマリアテレジアの紋章も描かれている。

小さな教会だが素晴しい空間だ。

これがお城の模型図。

左下2本線がケーブルカー。

ブロンズ製の模型はなかなか味がある。

それにしてもこの日の城は真夏の日差しが照りつけて

サングラスをしなければ目が開けられない程の晴天だった。

城の展望台から見たリュブリャナの市街地風景。

旧市街地の屋根はオレンジ色の瓦で統一され、景観的に美しい。

遠くにはスイスやイタリアのアルプスから続く

ユリアン・アルプス2000m級の山々が見え、まさに絶景だ。

前述したケーブルカー(フニクラーレ)のアップ写真。

全面ガラス箱で、人の姿からコンパクトなケーブルカー

だということがわかると思う。

市庁舎前の広場に立つミニオベリスクの様な石柱塔。

どんな意味の塔なのかはわからない。

あまり大きくないが立派な市庁舎の建物。

中に入ると中庭があり、柱とアーチ状の壁を見ると

イスラムの影響を受けた感じがする。

市庁舎の奥の角にはギリシャ神話に登場する美少年

ナルキッソスが水面に映る自らの姿に恋をしたという

エピソードをモチーフとした像がある。

この神話からナルシズム、ナルシストという言葉が生まれた。

因みにナルシストとは自己愛、自己陶酔、

うぬぼれといった意味で使われる。

ここはリュブリャナで有名なチョコレート屋だそうだ。

色々試食をしてみたが、ここの売りは塩チョコ。

甘いチョコレートがしょっぱい複雑な味でけっこういけた。

旧市街地の真ん中に堂々と停車していたチューチュートレイン。

まだ真新しく、ユニークなバス(?)だ。

デザインもお洒落で中世の街に未来が飛び込んできた様だ。

片やこちらは電気自動車か?

こちらもグリーンで環境を考えた輸送手段なのでは。

又、中心部の三本橋エリアに戻ってきた。

リュブリャニツァ川を走る遊覧船と三本橋とは

対照的な近代的ブリッジ(木製とガラスでできた)のコントラストが

うまく撮れた一枚になった。

古い街並と三本橋の中をゆったりと走る遊覧船は

この町にとっても似合っている。

やはりこの船もグリーンを採用していた。

この川の両川沿いにズラリ出店している露天商。

小物のおみあげを取り扱っていて、

観光都市の風情を作り上げている。

ガイドさん曰く、この通りは典型的なユーゴ時代の通りだと。

ちょっと近代的だがもう古くさい通りに成っている感じ。

このビルはユーゴ時代、ユーゴスラビアで一番の高層ビルだったそうだ。

その時代、全国からこのビルを見に大勢の

人が来たというから、時代は変わってしまうものだ。


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