スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編392~

2022-06-04 07:10:18 | 食~番外編(都内)

料亭 幸本

東京都新宿区神楽坂4-7

TEL 03-3260-1576

定休日 日、祝日

http://www.kagurazakayukimoto.jp/

神楽坂の路地(兵庫横丁)を下って石畳、腕木門を潜り料亭幸本(ゆきもと)の玄関へ。

ここは神楽坂通りから1歩路地を入ると薄明かりに照らされた石畳が広がり、

由緒ある古き良き瞬間に会える。

ちなみに兵庫横丁は戦国時代に牛込城の武器庫(兵庫)があったことからの由来だそうだ。

料亭幸本さんは創業70年の歴史ある料亭で、今の女将は3代目だそうだ。

優雅なひとときと粋なおもてなしで定評がある。

玄関ではいかにも料亭の雰囲気が漂う坪庭が迎えてくれた。

横には誰かわからないが侍のブロンズ像がデンと置かれていた。

ここ神楽坂は東京が誇る五花街の1つ。

因みに他には新橋、赤坂、浅草、芳町+向島がある。

料亭ならではの京壁(ハート型に見える)をくり抜いたようなニッチの中に

由緒正しく見える花瓶のしつらえが・・・。

これも粋なおもてなし。

実は本席を設けたのは浦和東ロータリークラブの伝統ある

邦楽同好会の「お浚い会」がこちらで開かれ、

日本の伝統芸能「長唄」をお座敷で楽しむという

最高の時を過ごすためである。

本料亭は10名前後の個室から最大40名まで利用できるお席(本席)まで

特徴ある大小8部屋の数寄屋造りのお部屋がある。

現在コロナ禍の中で全室完全個室1日1組のみの予約制をとっている。

それではその風景をご紹介しましょう。

この日の発表番組は1、末広将 2、外記猿 3、娘道成寺

4、勧進帳 5、供奴 6、新曲浦島の6つ。

そして三味線、唄の先生は東音会(東京芸術大学卒)の皆様。

先生方は東京芸大で長唄唄方の人間国宝「宮田哲男」先生の門下生の方々です。

いつも感じるのは凛々しく決められた着物姿と日本髪。

威厳のある存在感。

あー、日本に生まれてきて良かったと思う瞬間である。

 

ここからは旬、なごりの御料理を

最高のタイミングで召し上がれる御献立をご紹介しましょう。

由緒ある料亭で修業を重ねた料理人が日本料理の美と心を形にした逸品の品々です。

先附 子持ち昆布、土佐漬、菊菜

お椀 鯛唐揚、白子真丈、蕨、花柚子

造り 勘八、鮪、帆立貝

焚物 竹の子、蛸柔煮、菜の花

焼物 鰆味噌幽庵焼、甘味、酢取茗荷

食事 鴨御飯

水菓子 抹茶ムース、苺

 


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