スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編238~

2019-02-28 06:31:13 | 食~番外編(都内)

深大寺そば 矢田部茶屋

調布市深大寺元町5-14-3

TEL 042-484-2518

定休日 月曜日 駐車場大型バス5台可能

http://tnk.plala.jp/yatabe/

数多くある深大寺そば屋さんの中で矢田部茶屋さんの

最大の特色は団体客に十分対応できる部屋、席と駐車場

(大型バス5台も駐車可能)があることだとか。

これは味とは反比例する要素なので心配だ。

店構えもアピールするものが少ない。

店に入るとみやげもの売場コーナーがあった。

さすが団体客が多いという店ならでわだ。店の規模も大きい。

1階はテーブル席36名、お座敷席48名、2階は2部屋あり、

大部屋が80人(舞台カラオケ有)、小部屋が32名、

全部で約200人も入れる。これはそば屋さんとしては大変な規模だ。

こちらは厨房内の風景。生そばをおいしくゆでる方法は

(1)大きな鍋を使う(2)熱湯を大量に使う(3)常に強火で

(4)一度にゆですぎないことだそうだ。

名物生そば〇人前とはいかにもそば専門店の表現だ。

そばつゆの料金が書いてあるのも珍しい。

参考にざるそば700円、大盛そば750円だ。

そば定食は団体に人気があるそうだ。4段階あるコースの中で

この定食は2,100円コース。天ぷら、煮物、和え物、焼魚、

炊き込みご飯に名物のざるそば。当店はつゆと粉にこだわりそばの

コシが出ているとの事だが、今一その姿勢が伝わってこない。

自分的には団体受け入れの店は味に限界があると思っている。

深大寺そばの由緒は江戸時代、土地が米の生産に

向かなかった為小作人が蕎麦を作って、蕎麦粉を献上し、

寺側が自坊で打って来客をもてなしたのがはじまりと

言われている。深大寺の総本山である上野寛永寺の

門主第五世公弁法親王はこの蕎麦を非常に気に入っており、

献上蕎麦でもあった。又、徳川第三代将軍徳川家光は

鷹狩りの際に深大寺に立ち寄って蕎麦を食べ、

褒めたとされている。江戸名所図鑑「當寺の名産として味ひもっとも佳なり」

深大寺を囲む様に蕎麦専門店が30軒もあり、ビックリだ。

そばで大事な要素に水がある。深大寺は湧水の多い国分寺崖線の

崖面に抱かれるように立地しており、水に恵まれたのも広がる

要素になっている。そして蕎麦の栽培、そば打ち、釜茹で晒しに

湧水が利用され、さらに昔は水車を利用してそばの製粉も行なわれた。

その内の何軒かを紹介しましょう。庫裡東門近くにある「雀のお宿」。

ここの人気は天ざるや天丼、そして自慢のコーヒー、

あんみつ、くず餅らしい。残念ながら駐車場が無い。

参道の入口にある「鬼太郎茶屋」。建物の外装になぜか

ゲゲゲの鬼太郎の漫画が描かれてあり、屋根瓦の上には

大きな下駄がディスプレーされている。駐車してある車にも

ぐるりゲゲゲの鬼太郎の妖怪漫画が。ナンバープレートを見ると

原作者水木しげるの育った鳥取の車だ。

やはり参道入口にある「鈴や」。お茶屋さん風の造りになっていて

参道の景色を眺めながらそばを楽しむことが出来る。


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