スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編359~

2021-10-18 06:24:16 | 食~番外編(都内)

レストラン ゴリノス

東京都北区滝野川2-2-1

TEL 03-3949-3859

定休日 無休

王子の飛鳥山から明治通りをちょこっと行った右側にある一見ただの喫茶店に見えるが、

実はその見方は裏切られる穴場のレストランであった。

入口の所では乱雑に貼られたメニューが迎えてくれる。

店内に入っても年季を感じる雰囲気が漂っていて、

何かすごく落ち着く空気が流れていた。

前に先客が一組、後からテニス帰りだと思われる中年カップルが一組。

皆なんとなく常連客のようだ。

写真には撮っていないが、店を采配している年配の女性と、

こちらのシェフの2人でやっているようだ。

最初は夫婦でやっていると思ったが、おかみさんに聞いてみると、

シェフは先代から技を教授された弟子だそうだ。

出てきた料理をいただいて、かなりのすご腕シェフだとわかった。

メニューを見ると洋食屋さんとして一通りのメニューがありオーソドックスだ。

価格も都内としては安く、良心的だ。

さらにメニューをよく見てみるとなんとラーメン(塩・味噌・正油)600円があるではないか。

他にパスタ、ミラネーゼ、肉料理でカチャトラ、

ご飯類でリゾット・オ・セーブなど意外にもお洒落なメニューもある。

当店の夜は居酒屋風に変身するのか、おつまみ類に素敵なメニューがある。

菜の花とベーコンオリーブオイル焼き、エスカルゴのニンニクバター焼き、

しめじホイル焼き、もちのグラタン、あじの唐揚げなど。

本日のおすすめがまた良い。

どれもオーダーしたくなるのが並んでいる。

こういう店、いいんだよナー!

イカバター、砂肝きのこのガーリック炒め、春巻き、パリパリ鳥皮ギョーザ、

大根のシャキシャキサラダ、ミラノ風なすのチーズ焼き。

メイン料理以外にパリパリ鳥皮ギョーザ(380円)という

名前に惹かれてサブメニューをオーダー。

鉄板鍋の中に5個もあり、これで380円とは安いですよネー。

見た目もとても餃子には見えない超優れもの。

しかもパリパリの皮で旨い!

これは素晴らしいメニューだ。

次にお店の人に勧められて本日のランチ・自家製ハヤシライス

(スープ、フルーツ付。フルーツはみかん1個だ)720円(税込)を注文。

これも肉がいっぱい。

彩りにミニトマト、ゆで玉子に香草。

この3点があるだけで見た目の美しさが全然違う。

味の方といえば、これは旨いに決まっています。

これを食して、このレストラン、すっかり気に入った。

隣りの青いみかんも素朴でなんとも雰囲気があるでしょう。

そして当店イチオシと看板に書かれたハンバーグセット

(ライス、スープ、サラダ付)1,230円+消費税。

見た目は普通といえば普通だが、目玉焼き、野菜の付け合わせの

配置バランスを見ると余裕の美を感じてしまう。

肝心のハンバーグももちろん絶品でした。

以上の料理をシェアしていただき、より満足感が数倍に増して

とてもハッピーな気分になった。

サラダとスープ。

スープが少しボケてしまいました。

水菜のスープは歯ざわりがいい食材ですよネー。

このジンジャエールも気のせいかお洒落に見えてしまうから

人間って不思議な動物です。

NHK大河のドラマ館が王子飛鳥山にでき、

しかもここ北区が東京23区で初とは知らなかったなー!

ややマイナーな北区の区民は他区を退けて、

ヤッターという気分ではないですかね。

飛鳥山には紙の博物館がある。

王子駅の東口には前の王子製紙(株)が創業した。

これも渋沢栄一が深く関わった。

「何より先に西洋紙の製造をやらなければなるまい」

これで近代製紙業が王子ではじまった。

王子は洋紙発祥の地だ。

このポスターに使われている渋沢栄一の写真は

明治5年~6年頃のもので初めて見た。