スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編221~

2018-11-14 06:52:19 | 食~番外編(都内)

とうふ屋 うかい

東京都港区芝公園4-4-13

TEL 03-3436-1028

定休日 月2回 月曜日

https://www.ukai.co.jp/

東京タワーのお膝元に構える広大な敷地に、江戸の風情が息づく

「東京芝とうふ屋うかい」がある。ここは日本の粋とおもてなしの世界が

包み込む非日常のひとときがゆっくり楽しめる素晴らしい所だ。

「うかい」の長屋門からやや急な坂を2~3分登り切ると

そこは東京タワー。まさに東京タワーをひとりじめした様な風景を

満喫することが出来るロケーションだ。

長屋門をくぐり、石畳の階段を抜ければ古きよき日本の風情が目の前に。

喧騒から一歩踏み入るとそこには粋な江戸情緒が。

日常から非日常の世界へのイントロダクションが始まるエリアだ。

当店は昭和39年八王子市高尾に誕生した「うかい鳥山」

(2012-6-14付ブログ参照)が経営している。

現在レストランは15店舗、洋菓子店3店舗、他にあの

箱根のガラスの森美術館も経営している。

企業の基本理念は「利は人の喜びの陰にあり』、店舗理念は「100年続く店づくり」だそうだ。

移築されてきた蔵など和の建築美の世界に身をゆだね、

凛とした和の空間美が広がる。しかし、このエリアは以前

ボーリング場があった所で、8年前にいったん更地にし、

木々を植え庭園を整えて店舗にしたとの事。

うかいさんは本当にたいした志のある企業だ。

日本庭園を整えた広々とした店内は洗練された

落ち着いた雰囲気がある。その庭の目の前には東京タワーが。

食前・食後にはこの庭園を散策すると更に豊かな気持ちに成れること請け合いだ。

店内の装飾も伝統美を融合させたうかい様式が随所に。

このススキのディスプレーも半端じゃない。

ゆったりした数寄屋造りの個室が続く。「うかい」さんは

一店ごとの明確なコンセプトに基づき、歴史的な背景のある

建物を移築し、日本の建築美と西洋の美術品の伝統美を

融合させた物語のある食空間を演出している。

この建物は山形県米沢市の造り酒屋の建物を移築したとのこと。

ここには200年の伝承の安らぎとおもてなしの空間がある。

アールヌーヴォ大正ロマンが交差する寛ぎのバーラウンジ

「吉祥庵」。和と洋で奏でる調和の空間、懐かしくも

深いやすらぎの時を刻む贅沢な大人の時間が楽しめる。

 

玄関を出た所にあるお土産処。できたての味が味わえるとうふをはじめ

うかいならではの手土産が買えるちょとしたワンダーランドだ。

ふと見上げると情緒豊かな、江戸の粋を感じさせる天井が広がっている。

「お名残惜しさのなごり月 めぐり逢う日の待月夜」

蓮むし

ほうれん草白和え 滑子おろし 鯖寿司 子持ち鮎有馬煮

あげ田楽

お造り

芝錦秋煮

名物豆水とうふ

きのこご飯

南瓜ぜんざい

四季折々の食材と豆腐を使用した懐石料理。豆腐の旨みを

極めた名物豆水とうふ。素晴らしい料理でした。

心あたたまるおもてなしをしてくれた仲居の皆さん。

和の服装ががおしゃれでした。